こんなに急いでいいのだろうか
田植えする人々の上を
時速270キロで通り過ぎ
私には彼らの手が見えない
心を思いやる暇がない
この速度は早過ぎて間が抜けている
苦しみも怒りも不公平も絶望も
すべて流れゆく風景
こんなに急いでいいのだろうか
私の体は速達小包
私の心は消印された切手
しかもなお間に合わない
急いでも急いでも間に合わない
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打つ人も打たるる人も もろともに
ただひとときの夢のたわむれ
打つ人と打たれる人、憎む人と憎まれる人の
不思議にして悲しい出会いだが、ただひとときの
土用波のようなものだ。たわいない根もないこと
だ。愛憎の波浪の底には、愛憎もどうすることも
できない、ほんとうの人間の「こころ」があるのだ
から、お互いに早く目覚めようではないか。
どこかの偉い人の言葉です。
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道 遠くして日は傾けり
独り草原に坐して
火雲の乱舞を見る
理想の社会を実現させようと努めるけれど
その道ははるか遠く、いつしか日は暮れかかり
自分はひとり草原にすわって夕空に乱れ飛ぶ
赤い夕焼けを雲を見上げる。
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今日から作業を誰かと組むことなく一人で
できるようになりました。
先輩達から完全に離れることができます。
誰の監視もなく一人で作業ができるのです。
月末にはステップアップの研修を受けることが
できます。研修後は後輩達の指導にも
あたるようになります。
自分が受けた苦しみを後輩達には与えません。
精一杯個性を伸ばしてもらいたいと思っています。
それで叱られるようならオイラの責任です。
萎縮した状態では実力は発揮できないでしょ。
伸び伸びとして、しかも成果をあげてもらえるよう
お手伝いできたらと思っています。
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