今日は、
人は【分からないもの】に対して、
攻撃的になる傾向がある。
というお話をしたいと思います。
と、その前に・・・。
みなさんは今テレビで放映されている
「王様ランキング」というアニメをご存知でしょうか?
Amazonプライムvideoで見放題独占配信をしています。
わたしはAmazonプライムに登録しているので、
時々、Amazonプライムvideoを見ているのですが、
毎週、視聴ランキングの上位に
「王様ランキング」が入っているんですね。
最初は興味がなかったのですが、
いったいどんなアニメなんだろう?
と、
昨日、ふと、夜12時に観てみたら、
第一話から感動で涙があふれてきて、
途中で止められなくなりました! 
今朝の午後3時までかけて、
一気にアップされている全7話を観ました!
めちゃくちゃ心がふるえるアニメです! ! !
まだ観ておられない方がおられたら、
超おススメです! ! !
「王様ランキング」公式ホームページ → こちら
主人公のボッジは、第一王子として生まれました。
ところがボッジは、生まれつき耳が聞こえず、
言葉がうまく話せず、
まともに剣すら振れぬほど非力であり、
家臣はもちろん民衆からも
「とても王の器ではない」と蔑まれていた。
そんなボッジにできた初めての友達「カゲ」。
カゲとの出会い、そして小さな勇気によって、
ボッジの人生は大きく動きだす、
というストーリーです。
ボッジの天使のような美しい心は、
耳が聴こえず、言葉がうまくしゃべれないことにより、
家臣や民衆には伝わりずらく、
理解してもらえないのです。
ボッジは耳は聴こえないけれど、
相手の言葉はすべて理解しています。
蔑む声も口の動きで
ちゃんと分かっているのです。
いつも天使のような笑顔のボッジですが、
部屋で一人になった時、
こらえきれず涙を流すシーンがあって、
わたしは涙が止まらなくなりました。
また、ボッジにはじめてできた友達の「カゲ」は、
みんなから忌み嫌われ、邪険に扱われるのですが、
本当は愛にあふれたやさしい存在なのです。
「カゲ」の人生を振り返るシーンも、
わたしは涙が止まらなくなりました。
「王様ランキング」はとても深いお話で、
敵役に思われていた存在もまた、
こんなあたたかい心をもっていたのか・・・、
と気づくシーンがたくさん出てきます。
人って、
「人と違うもの」
「よく分からないもの」
「理解できないもの」
に対して攻撃性を発揮する生き物です。
自分の中の「攻撃性」のスイッチが
ONになるんですね。
それを知っていることが大切だと
わたしは思います。
例えば、昨日アップしたこちらの記事の中で、↓
カフェでわたしの席の隣に座った年配のグループが、
あまりに大きな声でしゃべるので、
わたしはイライラしました。
わたしは「騒がしい環境」がとても苦手で、
感情が揺れやすく、
視野が狭くなるのだと
なんでも仙人に教えてもらいました。
苦手な環境の中で、
なにをしゃべっているか聴き取りにくい
「シャガ―」の声に対して、
わたしの中の攻撃性が発動したわけです。
イライラしたから、
相手を観察することも、
理解しようとすることも、
相手の背景について想像することも、
やめてしまいました。
これは、
「王様ランキング」で言えば、
耳が聴こえず、
言葉がうまくしゃべれないボッジを蔑む、
家臣や民衆の行為と同じなのです。
だけど、
なんでも仙人はそんな未熟なわたしに対して、
責めるのではなく、
変えようとするのでもなく、
まず先に自分を許してあげなさい、
と言ってくれました。
そしたら、
わたしの中の「愛」とつながり、
やさしい気持ちが
自然とあふれてきたのです。
今度、このようなシチュエーションになったら、
「相手のことを観察してみよう」
「この方の人生のドラマを想像してみよう」
と思えました。
「王様ランキング」が伝えていることって、
「ありのまま観ること」
「愛」
がテーマなんじゃないかな?
ってわたしは感じました。
人は「分からないもの」に対して、
攻撃的になる傾向がある。
まず、それを知っていることが大切で、
そのうえで、
「分からないものを、知ろうとする勇気」
をもつことが大切だと
わたしは感じました。
「王様人キング」がこれほど人気があり、
たくさんの方が観ておられるということは、
人類が、
見えている部分だけを見て、
「この人はこういう人だ」
と、決めつけてしまう段階を卒業し、
より深く
「ありのままのその人を観る」
という段階に入ったからなのかもしれませんね。
みなさんはなにを感じましたか?
分からないものを
知ろうとする勇気をもとう。
なんでも仙人オンラインサロン
販売中のセミナー動画・音声のお知らせ
みやがわみちこ個人セッションのお知らせ
みやがわみちこ書籍 ＆ グッズ
