『給料について話を伺いたい』


この言葉に、明細書を手渡してきた課長は経理部長を務める社長夫人の元へと向かった。


少し話したら僕の方へ戻り、

『今から来客があるから30分後にもう一度来て下さい。と言っている』と言う………。

仕方ないので30分時間を潰し、13時30分ピッタシに再び会社を訪れた🏢


同じ事務所内のパーテーションで区切られた場所へ案内され、経理部長が対面に座る。

僕は給料明細書を経理部長の前に差し出し、

『スミマセンが、給料について伺わせて下さい』

そう言うと『どうぞ』と返ってきました。

『給料についてなのですが1日12000円、5勤1休の月25日で30万円これは間違いありませんか❓』

『はい、間違いありません』

『そうすると計算が全然合わない明細書になります。確認すると皆勤手当という項目が無くなっているのですが、この手当は本来の日給月給とは別に付いている手当ですか⁉️

色々な手当(皆勤、無事故、家族、住宅、通勤=55500円)項目がありますが、それら手当を抜いた金額が1日の日当になるのですか❓』

『いえ、1日12000円の計算です。

この皆勤には要勤務日数と言うのがあり、これを下回った場合の日当は11090円となります』

『そんな話一度も聞かされていませんけど、面接時に言われましたか❓

何も聞かされていないものを「うちはこう言う決まりですから」と今聞かされても到底納得出来ません‼️』


ここで暫く沈黙がありました上差し


『これは30という数字をベースに各項目に割り振っているだけですよね❓

こういう明細はココだけじゃなく、他所の会社でもたまにあるんですが、本当の手当は働いた分に上乗せして付くものじゃないでしょうか❓

これでは名目上でしかない手当であって、これから差し引くという事は給料カットになるんじゃないですか⁉️』


経理部長は何も言えなくなったのか黙ってしまいました。

たたみ掛けって訳じゃないけど、流れを変える為に今度は疑問と僅か4ヶ月で溜まった不満もぶちまける事にした‼️