今日は、最近読んだ本を
勝手にご紹介!!
今回は…
「愛と死」武者小路実篤
昭和14年(1939)、雑誌「日本評論」
に発表され、同年、青年書房から出版
された中篇小説。
あらすじ…
友人野々村の妹夏子は、逆立ちと宙がえりが得意な、活発で、美しい容貌の持主。小説家の村岡は、野々村の誕生会の余興の席で窮地を救ってもらって以来、彼女に強く惹かれ、二人は彼の洋行後に結婚を誓う仲となった。ところが、村岡が無事洋行を終えて帰国する船中に届いたのは、あろうことか、夏子急死の報せであった……。至純で崇高な愛の感情を謳う、不朽の恋愛小説である。(本書の背表紙より)
ということで、今回は誰もが一度は
学校の授業などで聞いたことのある
人物、武者小路実篤さんの本を読んで
みました~
武者小路実篤さんと言えば、白樺派を
代表する小説家の一人で、中でも
『友情』は近代日本文学の代表作の
一つとして知られています。
そして、この本もその代表作の一つ。
タイトル通り、テーマは愛と死について
書かれているのですが、これがまた
すごいんです!!
特に感じたのは、熱すぎるほどの愛。
この作品を通し、人と人が愛すると
いうのはこういうものなのかと改めて
思いました。
また、そんな愛の後に、待っているの
は死ですから、これはもう悲しさやら
空しさが溢れて、思わず涙が出てきま
した。
ぜひ、皆さんも読んでみてはいかがで
しょうか?
現代においても、この作品が広く
読まれる理由が身に染みてわかった、
そんな一日でした。
では、また明日~
Android携帯からの投稿