今日は、最近読んだ本を
勝手にご紹介!!
今回は…
「1973年のピンボール」 村上春樹
デビュー作『風の歌を聴け 』から
9ヵ月後、文芸誌 『群像』、
1980年3月号に発表された作品。
第83回 芥川賞候補作。
「僕と鼠もの」シリーズの第2作。
あらすじ…
1973年、大学を卒業し 翻訳で生計を立てていた 「僕」は、ふとしたことから双子の女の子と共同生活を始めることになる。そんなある日、「僕」の心をピンボールが捉え、1970年のジェイズ・バーで「鼠」が好んでプレイし、その後「僕」も夢中になったスリーフリッパーのピンボール台 「スペースシップ」を捜し始める……
一方、鼠は1970年に大学を辞めて以来、故郷の街のジェイズ・バーに通ってバーテンのジェイを相手に現実感のない日々を送っていたが……
この作品は〈僕〉と〈鼠〉の物語が、
平行し展開する話になっているので、
一冊で2つの物語が楽しめる、
そんな感覚になる小説でしたねー
また、これは「Pinball, 1973」の
タイトルで英訳版も発行されている
そうなんです!
実は、この「1973年のピンボール」
というタイトルは、大江健三郎の
『万延元年のフットボール 』の
パロディだとか。
物語に出てくるピンボールですが、
僕自身は、実際に、
やったことがないんですよ…
もしどこかで見つけたら、
ぜひやってみたいものです!!
ビール片手に、ピンボール、
格好いいなと思った、
そんな一日でした。
では、また明日~
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