恨みや憎しみを、自分から好んで抱えている(と思っている)人はいない。
できることなら、そんな荷物はとっとと下ろしてしまいたい
・・・はずなのに、なぜか大事そうに抱えている人がたくさんいるのだ。
「恨み」について注目すべきは、ありとあらゆる点で、
「自分は絶対に正しい」という思い込みがつきまとっていることです。
これを信じるあまり、そこに固執したまま身動きが取れなくなってしまいます。
そこで自分の怒りや攻撃を正当化するために、だれかを悪者に仕立てあげるのです。
恨みや憎しみを抱えている人は、皆、
「だってあの人が…」「むこうが先に…」といい、
「私はちゃんとやっているのに…」「私はすべて分かっている…」と思っているのだ。
恨みの奥には、かならず罪悪感が隠れています。
だれかを恨んでいるときは、
自分の持っているその罪悪感を相手に投影しているのです。
この秘密が真実だと理解するのに、もっとも強力な方法があります。
それは、相手があなたをふみにじったと思うことについて、
あなたのほうから謝ってみることです。
そのとたん、ふみにじっていたのはじつは自分のほうだった、
ということに気がつくはずです。
低いハードルではないかもしれない…。
でも、そのハードルを越えれば、
肩の上の重たい荷物を今度こそ下ろせるかもしれない…。
今日は、あなたが正しさを主張している点を振り返り、それを手放しましょう。
※著書からの引用は、色文字にしています。