本当に子供のアートは素晴らしいと思う。
色使いとか、バランスのおもしろさとか、
なんか絵から、その子のそのものの素のエネルギーを感じて、理屈なしに素敵。
先日動物をテーマにした英語のクラスをやった時に、
豹柄
象の皮膚みたいな柄
キリン柄
シマウマ柄
のそれぞれの折り紙を適当に
頭っぽい形
首っぽい形
しっぽっぽい形
足っぽい形
耳みたいな形
にハサミで切ってバラバラにテーブルの上に広げました。
そこでそれぞれのパーツを子供たちが勝手に選んで、子供らしい、想像上の動物を画用紙に貼って作ってもらいたかったのですが・・・・
目が三つくっついてたり、象の柄の子猫とか、普段元気いっぱいの子供たちが
勝手に作ったらどんな元気いっぱいの面白い動物ができるだろう・・・って楽しみにしていました。
ところが、幼稚園年長になると、
豹柄って決めたら忠実に豹をつくろうとしていました。
2-3歳の子供たちはあんまりそんなのこだわらないのですが、
同席してる保護者の方が、
最初に豹柄と決めたら、子供が別の柄で足やしっぽを貼ろうとしても、豹柄に変えてしまっていました。
見ていると子供に豹はこうだよー象はこうだよーって教えてあげたくて、そうやってるみたいでした。
ついこの前までニューヨークに住んでいた女の子だけが、
すごくユニークな象みたいなキリンみたいなシマウマみたいな動物を作ってくれました。
私の勝手な感想ですが、
ちいさな幼稚園児が実際の動物を忠実に模写しよう!って最初に思いつくところが、
なんていうかすごく日本らしいなーって思いました。
日本の、みんなの物に対する価値観の幅が一定のところにある、
って日本らしくてそれはそれでクオリティーがぶれない良いところ。
またもう片方では、ユニークな動物を周りも気にしないでどんどん作っていくところが、
アメリカらしいなーって思う。
ユニークな価値観を良しとして受け入れようとする良いところ。
この英語のクラスでは
単に語学としての英語を学んでもらうのではなく、
ユニークなそれぞれの考えを受け入れてみんなで楽しむ・・・みたいな感性もありなんだ!って感じてもらえるといいなーって思います。
学校とか友達どうしでは感じない、いろんな考え方が世界にはいろいろあるんだーって
子供たちが思ってもらいたいな。
それにしても、美術の先生が”自由に!とらわれずに!”って言われてたのが今よくわかります。
アートはやはりその人そのものを表現するものが、見る者の心に響いてくるように思います。
テクニックでその人の素に仮面をつけて見えないようになるのはやっぱり残念。
化粧したらやっぱりきれいに見えるけど、素顔が見たい!!・・・みたいな感じ?![]()
子供たちが少しでも長い期間その常識にとらわれず自由に表現できる機会をもらえますように・・・