毎年この時期になると書くのですが、法律事務所への就活についてです。
おそらく、上位ロースクールの成績上位者はいわゆる大手や中堅の事務所への就活を始めているものと思います(もっとも、実際には、在学中からサマクラなどで就活は始まっているのですが)。
一言アドバイスしたいのは、選択肢を狭めないでほしいということです。上記のような人達の間では、当たり前のように上記のような事務所への就活が行われているものと思いますが、本当に自分に合っている道なのかということを自分自身に問いかけてみて下さい。
少なくとも私自身は、当時ものすごい違和感を感じながら就活を続けていました。どう考えてもこの事務所には馴染めない、と思ってもそれを継続する。理由はただ単に周りがそうしているから。
今思えば、本当に視野が狭かったです。
せっかく「自律」を実現できる職業につくチャンスを頑張って勝ちとったのに、自分でそのチャンスを潰していたワケです。
もちろん、自分に合っていると感じているのならば、それは素晴らしい選択だと思います。
しかし、かつての私のような方は、もう一度よく考えてみてください。自分に合わなくても頑張ってその事務所で続ける、というのはありうる選択肢ですが、他にもたくさんの選択肢があるハズです。その可能性を検討してみてからでも遅くはないでしょう。例えば、友達同士で事務所を起こす、そういう選択肢もあることでしょう。もしかすると、弁護士業務と関連する分野で新しいビジネスを立ち上げることができるかもしれません。
とにかく、まだまだ可能性は無限にあると思うので、ぜひ色々な選択肢を検討してみてほしいものです。
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