東京の皆さんには、記事を分けました。

 

まずは中受残念組の皆さん。

 

今回の仇は大学入試で討つとして、ご縁がなかったんだと割り切ることです。

神さまが、共学の公立中学と都立高校で、異性についてきっちり学べというお諭しをくださったのです。恋愛しろということではありません。

 

男子校、女子校とも、青春の一番大事な時期に異性の目がないという特殊な環境は、人間形成の上ではやはり難しいことがあるものです。

 

のこりの、当たり前のように公立中学に進学することにしたみなさんも、中学受験したけど、公立中学に行こうと決めたみなさん。

 

もう少しでみなさんの門出を桜が送迎してくれるはずです。

 

進路決定、おめでとうございました

 

 

さて、いずれの方も、3年後の高校進学と、6年後の高校卒業時の進路を考えてほしいと思います。

 

東京では、旧帝大に行こうと思うと、私立一貫校で高校募集している学校は、開成だけになってしまいました。旧帝大を目指す女子生徒が進む私立高校は、実質的になくなりました。

 

早慶やG-MARCHに進学希望なら、そこへの道はたくさんありますが、東京大学や京都大学、そのほかの旧帝大に進みたければ、残された選択肢は、

 

筑波大学付属駒場高校・開成高校・筑波大付属高校・お茶の水女子大付属高校・そして一応学芸大附属高校もここに加えておきます。

 

あとは、都立自校作成校

 

共通問題校最上位でも、片手に入っていれば旧帝の可能性はあります。

 

それから、灘校や西大和学園などの、全国に散在する下宿OKの地方受験校も万一のためにいまからリストアップしておきましょう。

 

東京の皆さんに、必ず点検していただきたいのは、次の資料です。

 

 

 

概論を把握したうえで、最下部にある「別添 中学校等別評定割合(個表)PDF(PDF:1,930KB)」を確認しましょう。

 

あなたが住んでいる自治体の中学が全校掲載されているようなら、どの学校がお子さんの学校かを推定して、進学先の中学が、評定がきつい学校か甘い学校かを見分けましょう

 

評定がきつい学校の場合は、PTA役員に立候補して、先生から情報を取れるようにしておくことをお勧めします。

 

東京の内申は、中3の12月末日締めで作成されますが、一発勝負で内申はそろいません。

中1の一学期からコツコツと積み上げた結果が中3の12月に花開くと思ってください。

 

各科目とも、一学期に上がる評定は+1だけです。だから、中3の12月にオール5に持ち込みたければ、中1の一学期中間試験から手抜きせずに頑張ってもらわないといけません。

 

あと、国立・都立のみならず、早慶系列やG-MARCH附属は難関校なのはご存知の通りです。補欠合格になってしまうと、何日も一喜一憂させられるので、勉強させて一発で仕留められるように、中1から頑張りましょう。

 

ご自身の経験で的確に指導できる自信がないご家庭なら、経済的に可能な限りは最初から進学塾に通わせることをお勧めします。

 

 

 

下の記事に、東京の学校と大阪の学校を、駿台偏差値で抜いて書き出してあります。

東京は中学生の母数が多いだけに、早慶付属でもとんでもない成績を要求されるのです。

 

関西在住で東京へ転勤する可能性がある方は、よくよく考えてください。

 

※夫君は、都立〇、私立武蔵✖、早稲田高等学院✖、慶應志木〇、佼成学園〇で、都立に行きました。当時は私立武蔵も募集していたし、桜陰も募集していた大昔です。同級生の女の子は桜陰に行ったそうです。東大の保健学科(=看護師)を経てどこかの医学部に入ってお医者さんされてるそうです。もちろん関東在住。

 

 

 

それから、中学で通信簿が「3」の予定の方

※模試偏差値45あたり。

 

男子だったら、大学行かないほうがいい就職ができます。

工科高校から学校斡旋で一流企業に就職してください。

BFランクの大学では絶対に入社できない会社に入れます。

 

近隣の工科高校の進路実績を確認しましょう。

 

女子は専門高校に加えて女子大&短大という進路も検討しましょう。

※短大については、かならず進路状況を確認してください。

※女子高や女子大は、偏差値に女子校ディスカウントが働いています。有名校でもびっくりするレベル。

※津田塾があの偏差値。。。。。というのは、昔のことを思うと衝撃的だそうです。