今更だが、この話題を取り上げる。なぜならとても大事だから。

 

以前、こういう話を書いた。

 

 

特に、このくだり。

 

>教室長、本人に「一貫校に入る子は非常に少ない。個人的には数えるほどしかいない。その後を見ても、個人的には全くお勧めしない。北野を受けるべきだ。」と言ってきた。

 

それから、こういう記事も書いた。アメンバ限定だけど。

 

 

ここの要点は、

  • 阪大までの累積合格率を見ると、一貫校B(高入のみ)も北野も大差ない。
  • 東大京大まででみると、一貫校Bが圧勝。
  • 東京志向の違いがおおきい。
というもの。
 
この二つを並べてみると、馬渕は府立文理への合格者を増やしたいがために情報を捻じ曲げているともとれる。
 
 
来年度以降も高校募集を継続する一貫校を列挙する。
※大阪府下から受験という基準ね。
※「みんこう」序列なので、正確さはよくわからないけど、こんなもの?
 
灘高等学校
大阪星光学院高等学校
西大和学園高等学校
洛南高等学校
四天王寺高等学校
清風南海高等学校
関西大倉高等学校
清教学園高等学校
帝塚山高等学校
桃山学院高等学校
同志社高等学校
立命館高等学校
近畿大学附属高等学校
清風高等学校
奈良学園高等学校
明星高等学校
開智高等学校
大阪桐蔭高等学校
同志社国際高等学校
京都女子高等学校
追手門学院高等学校
 
あらためて皆さんご自身で調べていただきたいのだけども、灘については高入でも実績が出ているというのは周知の事実。大阪星光についても、今回の受験でいろいろ話を聞いたけど、大学で京大以上へ行けるかは本人次第と言っていい。
 
ただし、西大和から下になってくると、どうなんだろう?
 
とりわけ、中学入学者と高校入学者を全く混ぜない学校。
 
何処とは言わないけど、有名女子校でも高入はいまいちといううわさも聞く。
 
※ちなみに、「中学入学者と高校入学者を全く混ぜない学校」は個人的に合わないと思ったから検討しなかった。
※洛南は、大阪星光を受けさせると決心した時期が10月末だったので、物理的に受けられないので説明会には一切行かなかった。
 
そうすると、
 
馬渕の一般論は、一般論として正しい。
自分達の志望校がどうかは、自らの足で調べるしかない。
 
こういうことになってしまう。
 
私立高校の選択肢がどんどん減っているけど、先日書かせてもらった
 
「評定と偏差値を対照させたときの、併願校実力への疑問」
 
も踏まえると、正鵠を得ているのかもしれないと思った。
 
※とにかく自分で調べてほしい。本当に行かせてもいいかを本気で研究するんだから、この気持ちを受け止めるべき学校が答をぼやかすとすれば、それはよくないと思う。親も子も後悔しないようにね。