【おもてなし】バターチキンカレー スパイスの専門家が教える本格派の味 | アッコさん家の彩りレシピ~簡単プチリッチな食卓~

 

 

 

 

皆様、こんばんは。

 

料理家&クリエイター、

スパイス香辛料アドバイザーの豊田亜紀子です。

 

はい!本日は本格スパイスレシピ行きますよ。

 

レシピを書くのが長くなって面倒だし、

ネット上に本格レシピを書くと

無言でパクられるので(笑)

実はあまり書かないようにしている・・・

というのが本当のところの私の実情。

 

もちろん、いろいろ知ってるんですよ。(笑)

パーニヤリ

 

それでも、これからも

たま~にしか書かないと思う。照れ

 

だって、レンチンレシピとか

短いレシピを書いていた方が

正直言ってラクだし、

まあ、皆さんに対する

実用性という意味での貢献度も

高いと思うんですよね。

 

でも、

それだけしか書かないとなると

私の専門性を疑われることになる・・・

 

その部分だけを穴埋めする程度の

頻度でしか今までもレシピをアップしてないし、

これからもそうするつもり。(笑)

 

今日ご紹介するレシピは

バターチキンカレーです。

 

バターチキンカレーというのは、

もちろん、インドのカレーの一種ですが

バターの風味とチキンの旨味、

そして、トマトの酸味が効いた

わりと日本人の舌にしっくり来る

マイルドなカレーのこと。

 

キーマカレーには

とろみはありませんが、

バターチキンカレーは

とろみのあるカレー。

 

しかし、そのとろみは

日本のカレーのように

薄力粉を使用して作っている

ものではありません。

 

何を使用していると思いますか?

 

カシューナッツなんです!!

 

インドもそうですが、海外のお料理って

ありとあらゆる所にナッツを使用する

癖付けが出来ているので

本当にヘルシーなレシピが多いんですよ。

 

日本の場合、

せいぜい胡麻を擦るくらいでしょ?(笑)

 

バターチキンカレーは

ナッツを使用したヘルシーレシピでもありますので

ぜひ覚えて下さいね。

 

 

黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花黄色い花

 

 

バターチキンカレー

 

 

 

<材料4~5人分>

 

●鶏もも肉 2枚(520g程度)

●トマト 3個

(※または、トマト缶1缶)

~鶏肉の漬け置き調味液~

●にんにくの擦りおろし 1かけ分

●しょうがの擦りおろし 1かけ分

●塩 小さじ1/2

●黒こしょう 強めに少々

●カレー粉 小さじ2

●プレーンヨーグルト 1/2カップ

~カシューナッツ液~

●カシューナッツ 60g

●水 1カップ

~炒め玉ねぎ~

●玉ねぎ 1個

●バター 30g

●クミン(シード) 小さじ1/2

●コリアンダー(シード) 20粒程度

●クローブ 3個

~煮込み味付け用~

●ガラムマサラ 大さじ2

●カレー粉 大さじ2

●はちみつ 大さじ1

●塩 小さじ1

 

<下準備>

 

①鶏もも肉はひと口大の大きさにカットします。

②トマトはよく洗ってからヘタを取り除いて8等分にカットします。

③鶏肉の漬け置き調味液の材料(にんにくの擦りおろし、しょうがの擦りおろし、塩、黒こしょう、カレー粉、プレーンヨーグルト)はあらかじめボールの中で混ぜ合わせておきます。

④玉ねぎは皮をむいてから半分にカットして薄くスライスします。

 

<作り方>

 

1.下準備①を下準備③に投入してよく混ぜ合わせて40分ほど常温で漬けておきます。

 

2.鍋に水とカシューナッツを投入して中火にかけて沸騰させて5分ほど煮込んだら火を止めて蓋をして冷まします。

 

3.フライパンを中火で熱し、バターを投入して溶かし、クミン(シード)、コリアンダー(シード)、クローブを加えて1分ほど揚げ焼きしてから下準備④の玉ねぎを加えて薄っすら焼き色が付くまで炒めて火を止めます。

 

4.下準備②のトマトをミキサーに入れてスイッチを押して攪拌し、液状にしたら、半量だけを鍋に移します。

 

5.4の残りの半量のトマト液の中に2と3を投入して、再度スイッチを押して攪拌してすべてを細かく粉砕します。

 

6.5を4の鍋に投入して中火にかけて沸騰させます。

 

7.6に1の鶏もも肉をひとつずつ投入して火を通します。残りの調味液も加えて下さい。

 

8.7に煮込み味付け用のガラムマサラ、カレー粉、はちみつ、塩を投入して5~10分煮込んだら出来上がりです。

 

 

 

 

<ポイント>

 

(※1)酸味が強いのが特徴のカレーです。

ごはんよりもナンの方が相性が良いと思います。

 

(※2)お好みで仕上げに生クリームを少量回しかけると(分量外)見た目のオシャレ度が増します。(笑)

下矢印

 

 

 

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専門スパイスレシピだと

けっこう工程も長く、複雑で

理解しにくいと思いましたので

極力、わかりやすく、

パート、パートにわけて説明するように

尽力しました。

 

複雑な工程も分解すると

グッとわかりやすくなります。

 

カシューナッツを水から煮込んで

それを粉砕することで

とろみをつけるという考え方は

本当に感嘆しますよね。

 

日本のように鎖国をすることなく、

激動の時代の中で

スパイス争奪戦を潜り抜けてきた国々は

私たち日本人よりもはるかに

食の先進国なんです。

 

ナッツの活かし方を

私たちよりも数倍知っているわけです。

 

こんなヘルシーなカレーの作り方、

ぜひ私たちも取り入れていきたいものですよね。

 

今日はレシピが長くなりましたので

この辺でおしまいにします。

 

おやすみなさい。