今日、告示か。
私は沖縄県民ではありませんが。
普天間飛行場移転問題の真相を覚えている人はどのくらいいるのでしょうかね?
今では、日本の防衛のために米軍基地は必要だからとかいって、移転を反対する人をバッシングする人もいるようですが。
私自身は賛成でも反対でもありませんが、辺野古にはすでに米軍基地があるのに、なぜわざわざ日本がお金を払って辺野古に基地を新設するのかが疑問です。
地元住民が受け入れを容認するのであれば反対する理由はありません。
拒否するのであれば、それでもいいと思います。別の場所を探すしかないでしょう。
アメリカも「住民が反対するなら、その地域に基地を作るわけにはいかない。」と言っていたはずです。
ではなぜ、辺野古でなければならないか???
今では普天間基地は住宅地の真ん中にあるために危険なので、移転させなければならないという話になっていますが、普天間基地移転の本来の理由は・・・・・
普天間基地の移転話が出たきっかけは、1995年の米兵による少女暴行事件だったと記憶してます。
当時は全国的に米軍批判の声が上がっていたのですが。
それにより、米軍基地を返還させる動きが高まって、米軍基地を削減する方向で自民党がアメリカとの交渉を始めました。
しかし、交渉は上手くいかず、条件付きで普天間飛行場返還合意になりました。
条件は、沖縄県内に変わり基地を造ること。しかも日本のお金で。
自民党の弱腰外交ですね。
政府がどこに基地を作るか探した時、キャンプシュワブのある辺野古に目をつけました。そこに、日本の防衛のためという大義なんてありませんでした。
米軍基地を削減させたと見せかけるためには、どこかの米軍基地を移転させなければならなくて、飛行場メインであった普天間飛行場が最適だったのでしょう。
グァム移転の話もありましたが、移転、基地建設のお金は日本が出すという日本に不利な条件をことをのんでしまった当時の自民党政権。高額にグァム移転なんてできるわけもなく。普天間に近い辺野古に絞ったわけです。
当時の自民党政権の弱腰が、辺野古に固定させたのです。
普天間基地が「世界一危険な飛行場」と言われるようになったのは、沖縄県内で起きた2004年の米軍ヘリ墜落事件がきっかけです。米軍基地返還の話が出た後ですね。
住宅地の中にある普天間飛行場から出発したヘリが事故を起こしたことでそう騒がれるようになりました。
米兵が事件を起こすことなどで米軍基地の排除の動きが始まったはずなのに、いつの間にか「危険な普天間飛行場を移転しなければならない」という話にすり替えられてしまいました。
当時は様々な国内政策で自民党政権のやり方にかなり批判が上がっていて、野党が政権交代する勢いで結束し始めていたのですが、遂に政権交代を果たした時の新首相が鳩山由紀夫。
普天間基地の国外移転で解決するか!?と思われたのですが・・・
今思えば、移転問題もこの政権交代でゲームオーバーになったんですね。
アメリカが辺野古と指定したわけではありません。おそらく金銭的な事で自民党も当時の民主党も諦めてしまったんですね。
結局最後は自国民よりもアメリカ。日本政府が出した答えはそういうことです。
それが基地移転問題の真相でしょう?
きっと、沖縄県民の答えが辺野古基地建設反対になったとしても、自民党政権はアメリカに突き付けられた条件もあるので、他県への移転は絶対やらないでしょう。
一体どんな手を使って国民を裏切るのでしょうかね?
アメリカは自分たちがお金を出すくらいなら日本から撤退すると脅してくるでしょうけど、日本から米軍基地が撤退して困るのはアメリカも同じ。
韓国は米軍基地維持のためのお金を払わないし、払うお金もありません。
日本に米軍基地がなければアメリカが困るのです。
なのになぜ日本は弱腰になる必要があるのでしょう?
そろそろ日本も覚悟を決めて、乳離れしたらいいんじゃないでしょうかね?
真相を覚えているならば、普天間基地移転問題が沖縄住民だけの問題ではないことがわかるはずなのですが・・・・・
全国民の問題です。
次は我が身ですよ。。。
日本政府は当てになりません。
※これはあくまでも、私個人の記憶の中からの話です。。。