どうなることやら・・・
確かなことは、今の代表メンバーは堅守速攻ができないということだ。
ブラジル大会では、ご自慢のパスサッカーが全く歯が立たなかったわけで。
世界では、しっかりとした守りから攻撃に移るサッカーが主流になっていったのは、ドイツ大会後あたりから?南ア大会から?
南アの時は日本も岡田監督の下で堅守速攻で大会に出て予選突破できた。
次のザッケローニ監督の時代では、ポゼッションサッカーで予選は突破したものの、それが通用したのはアジアまでで、格上の相手には全く通用せずに惨敗。
4-3-3が世界の主流になってきたのかなという感じだったけども、このシステムが今の日本人選手が受け入れられないのかな?
日本リーグ時代、キャプテン翼が始まったばかりのころは、当たり前のシステムだったのに。
昔は攻守が完全に分業化されていたので、中身は現代サッカーとは別物なんですが。
堅守速攻にもいろいろな形、考え方があると思うけど、西野監督はどういう戦術、システムを選択するのか?
ザック時代のシステム、4-2-3-1に戻りそうな気がします。
きっと日本人は、中盤を厚くしないと戦えないのだと思います。
戦術は通用しなかったポゼッションに戻すのか?違った形の堅守速攻になるのか?
いずれにしても、結果を出すのは難しい状況でしょうね。
いい結果が出れば、交代が正しかったと言い、悪ければ監督の責任ではなく協会の判断が遅かったと言い、いずれの場合でも、本戦に挑戦させてもらえなかったハリル監督が批判を受けることにはなるのだろうな。
ハリルの厳しいルールを求める管理体制では、今の日本人選手は無理だということですね。
アフリカの選手はもともと規律を守るような人たちではないのですが、一体感を持たせることにより力を引き出すことができたのかもしれませんが、マニュアル遂行が当然の日本人には、まったく別の習慣を押し付けられると対応することが難しいということなのかな?
日本では絶対的な選手だったのに、海外に出たら上手くいかずに試合に出れなくなる選手が結構多いのも、郷に入っては郷に従うという柔軟性のある考え方ができるない人が多いということなのではないのかな?
世界の堅守速攻は、常に堅守速攻をやっているわけではなく、時にはボールキープしたり、パスを回して切り崩したり、状況に応じてプレイを変化させている。
日本みたいに、何が何でも堅守速攻!何が何でもポゼッションサッカー!ということでは、高いレベルの国相手では全く通用しない。
ハリル監督を一方的に批判する人が多いようだけど、海外から代表監督を招聘する時に日本のやり方を受け入れろという招聘の仕方だといつまでたってもアジアレベルどまりなのかな・・・
一部では、香川や岡崎が外されたのは、ハリルとの意見の衝突があったからなどと言われているけど、それって悪いことなのか?
その話が真実かどうかはわからないけど。
監督に託したはずなのだから、その監督が目指したいサッカーの障壁になる選手が呼ばれなくなることは当たり前のことだと思うのだけど。
そういうのが怖くて意見を言えないというのであれば、選手が悪い。
海外の選手の中には、「あんたの下ではプレイしたくない」というようなことを言う選手もいる。それだけ自信やプライドを持っている。
日本人は「監督が言うんだから、それに従おう・・・」「監督が言うんだから、それが正解じゃないの?」みたいな選手が多いような気が。
プロなんだから、自分を一番表現できる場所を求めていいのではないだろうか?
日本人に合うかどうかを言うならば、もう海外から監督を招聘してないで、代表監督を育成する方向へシフトチェンジしてもいいのでは?
代表監督候補者を海外で学ばせて、日本人の力を最大限に出させるためのサッカーはどういうものかを作り上げたほうがいいのではないだろうか?
きっと、ロシア大会が終わったら、次の代表監督を探すことだろう。
また海外から監督を招聘することを基本路線とするようであれば、協会には何のビジョンもないってことだね。
ロシア大会で結果が良ければ西野監督の続投の可能性はあるだろうけど、結果が出なくなればまたリセットしてゼロから作り直しってことを繰り返すようだと進歩しないよ。
今回、手倉森氏がコーチから外れたことも意味が分からないし、協会はいったい何を考えているのかの方が、代表監督を交代することよりも恐ろしいよ。
早く海外経験もあるプロ選手出身の人が協会のトップになったほうがいいかなと思う。
それで単純に解決できるとは思わないけれど、日本リーグ出身者は、どうも腰が重い気がする。
最後になったけど・・・
今の時期の監督交代は、結果がどうなるかに関係なく、間違ってると思うよ。。。