お伝えしたいことがたくさんあって、まずは何から?と考えました。
やはり・・・娘の学業のことですね
もしかしたら、すでにお伝えしていた内容かもしれないのですが…あの頃パキスタンで何が起こったのか?記録として残しておきたいです。お付き合いいただけるとうれしいです!
試験期間中に学校閉鎖
2020年に入ってまもなく、突然のロックダウンに突然の学校閉鎖。
子供たちのほとんどが、戸惑っていたと思います
(友だちの中には喜ぶ子もいたって;)
当時は、年度末の重要な試験期間の最中で、2.3科目のみの試験を受けていた状態。
まだまだ他にも、試験科目が残っていたのにそれができなくなった。
わたしたち母子も、この先どうなるのか?不安で仕方がなかったですね。
オンライン授業がスタート
ほどなくして、オンライン授業が始まりました。
学業を止めてしまうわけにはいかない、というところだったのでしょう。
授業の開始時間は、だいたい朝9時頃。
頃、ごろごろ…
というのが、あの国特有の曖昧さだね
・時間になっても教師がオンラインにならない
・出席する生徒が娘を入れて3人しかいない
・1時間もPCの前で待機してるのに結局授業が行われず
こんなのばかりでしたよ
ひとりきり、マンツーマンの日もありました
仲良くしていたクラスメイトたちも、ほとんどがオンライン授業に出席することがない。
これには、娘もかなり心配していましたね。
受けるべき試験も残っているのに学校に行けなくなって、猛勉強をしないといけない時期でもあったのですから
国中が沸いた!政府の神対応
SNSやマスメディアなどで学校教育に関する、様々な噂・憶測が飛び交っていました。
そんな中、当時のパキスタン政府が
試験を受けずとも、全ての児童・学生たちを進級/進学させる
という、措置を発表。
これには、娘もわたしも心底ホッとしましたね
パキスタン国民全員が、歓喜のダンスを踊っていたんじゃないかな。
あくまでも個人の感想です
コロナ禍で、ロックダウン・学校閉鎖が続く中、世界各国で同様の措置がとられました。
学力低下を懸念する声
まともに試験準備ができていなかった児童・生徒、保護者のひとたちにとっては、ほんとにありがたい措置でしたよね。
ただ中には、進級・進学ができるだけの能力が備わっていない子もいるかもしれない?
無条件でしかも全員に対して、それを許可してしまうことに懸念する意見もありました。
確かに…
娘の場合は、日本でいうところの高校2年生から3年生に、無条件で進級ができたということになります。
まあ、親としてはどの子よりも努力していたと考えていたので「うちの子に限って」的な考えかもしれませんが、とにかく安心していたのは正直なところ
ありがとうございます
パキスタン政府、教育機関、やってくれましたよ。
このあと、政府と国民との闘いが始まる…
今日も闘う日本人…