朝鮮学校を卒業したオレが今思うこと

朝鮮学校を卒業したオレが今思うこと

朝鮮学校卒業 既婚
得意分野:ジムトレ、数学、妄想小説、婚活経験談(シモ含む)
座右の銘:来るものは拒むかもしんないけど去る者は追わず

朝3時40分

 

デスクのecho show8からサウンドが流れる

FINAL FANTASY 7クリスタルテーマ

優しい琴の音色

オレを眠りから優しく呼び起こす

 

ベッドの中でff7を聞きながら一日が始まる

いや、本当は30分前から目は覚めているのだ

予定の時間より30分早く起きると

その日の夜は30分早く眠くなる

毎日の生活リズムが狂ってしまう

だからベッドから出ずに

敢えて定刻の3時40分までじっとしてるのだ

 

 

 

何事もリズムが大事

仕事のペース、人との会話

製図スピード、ゴルフスイング

人生はリズムに集約するのだ

 

寝る時間と起きる時間

オレは自らのルールに従う

まるで精密機器のように

起きた瞬間

オレの心はワクワクで爆発しそうになる

 

 

 

朝ウォーキング

 

 

 

心と身体の規律こそ人生の基盤

ウォーキングは人生の充実させる

朝から重戦車のように歩く

 

 

オレは布団から飛び起きると洗面所へダッシュ

軽く喉をうがいした後コップ1杯の水を飲む

ワクワクしながらウォーキングスタイルへ着替える

ipodを耳につけ

ナイキのグローブをはめる

アディダスのマスクを装着

MELLELLのシューズを履いたら

勢いよく外へ飛び出す

 

 

ああワクワクが止まらない

オレは歩く 歩きたいっ!

真冬の早朝オレは歩きたいんだ!

 

 

4時 

自宅を出発

外は真っ暗闇

人通りはほとんどない

たまに歩いてるのは

朝まで飲み明かした千鳥足サラリーマン

空き缶を大量に抱えた浮浪者

人生の貴重な時間を捨てた敗残者たち

俗世間の沈殿物である

 

 

目をそむけたくなる

しかしオレは敢えて

沈殿物の脇スレスレをかすめて歩く

接触しそうなほどギリギリに猛烈な速足で

彼ら周辺のよどんだ空気をブッタ切るんだ

 

 

ひっ


軽く悲鳴を上げる沈殿物

オレはますます気持ちが高揚する

加速度全開のスバルのフォレスターに乗って

整備不良の車を次々と追い越していく感覚

これ見よがしに

オレの高回転マシン性能を沈殿物に見せつける

 

 

オレの住む場所は俗世間とは無縁だ

そもそも住む世界が違うのだ

見える景色が違うのだ


沈殿物に興味はないし関わらない

沈殿物もオレに関わることができない

寸分たりともオレに触れることはできない

 

 

沈殿物は自らを沈殿物と知ることはない

沈殿物のまま一生を終えるのだろう

 

沈殿物の遥か頭上には澄んだ水が浮かぶ

蒸留された不純物のない蒸留水

燦然と浮かぶ巨大白色恒星

 

 

 

 

シン・ソンチョル

 

 

 

 

 

 

オレは蒸留水でありシリウスだ

でもまだまだ未完の蒸留水

さらに不純物を取り除きたい

まだまだ自らを蒸留し続けたいのだ

 

 

 

4時40分

歩き始めて40分経過

折り返し地点の橋を渡る

冷たい暗闇に浮かぶ川を眺めオレはスピードUPする

 

この時間になると「同士」の姿がチラホラ現れる

走る者、歩く者、体操をする者

シャドーボクシングをする者

いずれも朝から

己の心身を蒸留させる我が同士

 

互いに挨拶は交わさない

目も合わせない

名前も知らない

でも心ではちゃんと通じ合ってるんだ

オレたちサイコーだなって

 

 

 

 

4時50分

歩き始めて50分経過

ウォーキングは佳境へ

あと少しで自宅に到着だ

その前にオレには立ち寄るべき場所がある

 

 

セブンイレブン

 

 

ここに立ち寄るのがいつものルーティン

店内にはいつもの女子アルバイトがいる

 

歳の頃なら30代後半

色白で髪は長くふっくら感

人妻かシンママか

こんなに朝早くから仕事をしてるのだから

独身なのかもしれない


 

客がいない朝の店内で

いつも健気に掃除をする30代女子

オレに気づくと

「いらっしゃいませ」

大人の雰囲気が漂いつつも明るく丁寧な笑顔


オレは女子のいるカウンターへむかう

冬装備のアディダスのマスクを外す

女子から漂うほんのりとしたボディーソープの香り

 

 

 

 

これはデオコ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなが大好きな香り

おじさんたちも大好き

もちろんオレも大好き

デオコは

コンクリートジャングルで戦う男への晩餐歌だ

 

ここまで50分歩き続けたオレの疲労感は

この笑顔とボディーソープの香りで癒される

オレは落ち着いた声でこう告げる

 

 

ブラックコーヒーください

「ブラックかしこまりました」

 

 

オレは毎日この店で

この女子にブラックコーヒーを注文する

女子もオレが常連であることに気づいているはず

まだ3日目だが

 

 

そうだ

明日から注文を変えてみよう

 

 

 

いつものやつください

 

 

 

 

まあそれはもう少し先にするか

あせることはない

 

 

「ありがとうござました」

 

 

30代女子からカップをもらいコーヒーを注ぐ

店を出るオレ

オレのウォーキングスタイルに

女子はきっとホレてるだろう

1時間のウォーキングに満足し自宅へ向かう

この満足感はウォーキングだけでは達成されない



セブンイレブンあってこその満足感だ

 

 

 

自宅に到着してコーヒーをゆっくり飲む

引き立ての香ばしい香りが漂い

カフェインが体の隅々にいきわたり

オレはすこしづつ高揚する

コーヒーの香りとデオコスメルが入りまじり

オレはさらなる絶頂へと高揚する

 

 

ああ今日も一日頑張れるぞ

オレこそが最高でありオレこそが頂点であり

オレこそが至高である

巨星シリウスのシン・ソンチョル


だれにも負ける気がしない

そう

負けるわけがない!

 

 

 

 

 

煩悩や欲望を振り払い

心と身体の正しいリズム

道徳の塊

 

よおし

明日もウォーキングへ行くぞ

さらにストイックに挑み続けるぞ

 

 

 

 

(おしまい)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新年を迎えオレは決意を新たにする

1年の始まりの心がけ次第で

その年が良くも悪くもなる

それが男塾

オレは男塾長シン・ドンチョルなのだ

 

 

 

正月から寝そべっていられない

今日はゴルフ練習場の初営業日

早速打ちっぱなしを始める

ガッツリ打ち込み行くぞ

 

自転車で20分かけて向かう

ぼーっと自転車を漕ぐのではない

ゴルフスイングのイメトレしながら漕ぐ

アドレス、テイクバックのトップ位置

脱力感、ハンドファーストの形

ビハインドザボール

今日のテーマをイメージしながら

 

 

 

そして今日最も大事なイメージは

あのコ

練習場でいつも見かける受付女子

オレがひそかに心寄せる

カウンター越しの優しい笑顔

 

歳の頃は30代前半

髪は長くふっくらした表情 

たぶん独身だろう

女子プロの青木瀬令奈に似ている

婚活男子のオレとしては

今年こそ

なんとかお近づきになりたい

 

 

 

 

練習場に到着

カウンターへ向かう

いた・・セレナ嬢

 

 

 

「いらっしゃいませ(ニッコリ)」

 

 

 

セレナ嬢は女神の笑顔でオレに微笑みかける

正月早々セレナ嬢の受付

今年も癒されそうだ

会員カードにお金をチャージだ!

 

 

 

 

「いくらチャージされますか?(ニッコリ)」

 



すでにチャージする金額は決めてある

 

 

 

 




2026円

 




 

 

2026年だから2026円

そんな単純な理由ではない

他にもちゃんと理由がある

 

 

 

2026=2×1013に因数分解できる

1013は170番目の素数であり

オレの携帯番号の末尾4ケタでもある

170はオレの身長だ

 

どうだ

2026はオシャレな数字なのだ

数学的に美しい素数を含めながら

さりげなくオレの携帯番号も伝え

身長170Cmアピール

セレナ嬢はオレに興味を示すはず

今年2人の距離はきっと深まるだろう

 

 

 

さて・・・

セレナ嬢との式はいつにしようか

 

 

 

 

「かしこまりました!

2026円ですね!(ニッコリ)」

 

 

セレナ嬢は素早く2026円チャージする

カードを受け取るオレ

いつもの60分打ち放題コース行くか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しまった

60分2200円か

オレとしたことがなんたる凡ミスっ

チャージ金額が足りない

不足174円チャージしよう・・ 

気まずいがしかたない



そう思った瞬間

 

 

「あの・・・もしよかったら・・・・」

 

 

 

セレナ嬢が目の前てモジモジしている

なんだ・・・

セレナ嬢がオレに何かを伝えようとしている

一体何なんだ

・・・まさか

オレのことを・・・

 

 

 

 

「もしよかったら・・・

本日1万円チャージでお正月特典

2000円分サービスキャンペーン

やってます!!」

 

 

 

 

・・・

なるほど

店からすればオレはただの客

でも悪いな

そんな営業トークに乗せられるほど

オレは落ちぶれていないんだよ!


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3万円チャージ

お願いします

 

 

 

 

 

見栄を張ってしまった

正月から3万はイタイ出費

でもこっから挽回するぞ

この日の為にオレには秘策がある

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おはぎ


 

 

正月はやっぱコレ

おはぎだ

重箱おはぎでセレナ嬢を攻める

好印象間違いなし

 

 

 

クックパッド見ながら

朝5時から作った

オレのおはぎ

きっと喜んでくれるはず


 

 

オレは受付のイスに腰掛け

おはぎをカバンから取り出し

中身を確認する

形崩れてないだろうか

重箱を開け中身を確認してみる

 

 

 

 

おはぎ達はキレイにまっすぐ並んでる

大丈夫だ

スタンバイOK

 

 

 

 

よおし

セレナ嬢におはぎ渡すぞ

3万円もチャージしたし

ダメ押しでおはぎ渡せばいけるはず!

 

 

 

 

 

と、その時

 

 

 

「あのー、すみません」

 

 

後ろから声をかけられた

 

 

「ここ飲食禁止なんですよ」



係員のおっさんに注意された

 

 

 

・・・

本物のおはぎに見えます?

ゴルフボールなんすよ

おはぎ型の

 

 

 

 

おはぎとクラブ抱えて

練習場からダッシュで逃げた

あぶないあぶない

オレはどうかしてた

 

 

危うくおはぎを

受付嬢に渡すとこだった

 

 

 

 

 

来週から別の練習場に行こう

今日の晩ごはんは

おはぎと味噌汁だな

 

 

 

(おしまい)

 

 

 

 

今年もよろしくお願いします。

2026.1.3 

シン・ソンチョル

 

 

 

こんちは シン・ソンチョルす

昔在日朝鮮人でした

今は日本人す

どっからどうみても日本人す

 

 

 

オレのアボジ(父親)はアルツハイマー症である

いわゆる痴ほう症

世間では「ボケ老人」と呼ばれている

 

10年くらい前から物忘れが激しくなり

夜突然起きて叫び出したり様子がおかしくなった

5年前アボジの運転する車に同乗してたら

いきなり運転中踏切のど真ん中で停車

車の故障ではなくアボジが考え事をしている

踏切が鳴りだした

早く動かせや!体をゆすったら

アボジは「お、おう・・・」と言い車を発進

九死に一生を得た

マジ焦った

 

 

これはヤバいと言うことで病院連れて行った

アルツハイマー初期

毎年病状は進み

物忘れは激しい

同じ話ばかり繰り返す

ただ意識はちゃんとしており会話はフツー

足腰は完全に弱ってる

一応歩けるがアルツハイマー特有のヨチヨチだ

 

 

 

 

アボジは昔ゴルフを趣味でやってた

オレはガキのころ

打ちっぱなしによく連れて行ってもらった

しかしここ10年アボジはコースに出ていない

 

アボジの知人たちも弱ったり亡くなっており

ゴルフに行くメンバーがいない

もう2度とゴルフ行く事はないのだろう

このままアボジは生涯を終えるかも

さみしいけどしかたない

 

 

でも

なんとかもう一度ゴルフさせてやれないか

痴ほう老人なんかと一緒に回りたい人はいない

つまり

 

 

 

 

アボジを再びコースへ連れていくのは

息子のオレしかいないのでは?

 

 

 

 

ぶっちゃけ今のアボジとゴルフへ行くのは

かなり勇気がいる

ボール打てるかどうか

あのヨチヨチ歩きでコースを回れるのか

物忘れ激しいしスコア計算ムリ

オレもいままで300回くらいコースに出ているが

痴ほう老人に出会ったことはない

 

 

 

ボケ老人をゴルフ連れてくるとかまずありえない

同伴者に迷惑だし

ヘタしたら後続組から打ち込まれるかもしれない

危ない

一見不可能に思える


 

しかし結論から言うとシン・ソンチョルは

痴ほう症の父親とゴルフコースを回り

2人とも無事18H完走した

 

 

 

 

今日のブログは

近年のゴルフ業界へのアンチテーゼである

ゴルフ好きだけど身体の自由が効かなくなり

やむなくゴルフを諦めるパターン

世の中には結構あるんじゃねえか?

 

いつか自分にも起こりえる

ゴルフに行きたいけど行けない

誰かの介助が必要になる

【ゴルフバリアフリー】が広まれば

救われる人生がたくさんあるはずだ

 

 

最近ゴルフ人口が少なくなってる

男子プロゴルフはめちゃくちゃ人気低迷している

あちこちのゴルフ場が倒産していると聞く

ゴルフ場はゴルフバリアフリーという新視点を持ち

集客努力が必要ではないか

今こそ痴ほう老人を取り込む

新しいマーケティング戦略必要では

 

 

20代~60代はこれ以上ゴルフ人口は増えない

ゴルフ人気は下火だし

そもそも人口が減ってる

ここから大きな新規開拓は非常にむずかしい

つまり「レッドオーシャン」である


いまこそ70~90代の超高齢老人を集客するべき

そこには「ブルーオーシャン」が広がっている

世の中のバリアフリーに貢献しつつ

利益を確保する企業努力

 

ゴルフ場よ

あぐらかいてる場合ではない

そのままだと潰れるのを待つだけだ


企業努力しようぜ

オレの体験記をさらすことで

ゴルフ業界に一石を投じようと思う

 

 

 

オレのアボジスペック

年齢81歳

コースは10年出ておらず

アルツハイマー要介護2

時々食事した事を忘れるが意思疎通は可能

歩行時速1〜2kmくらい

 

 

こう書くとゴルフ絶望感120%だが

元バリバリの朝鮮総連幹部であり

昔ゴルフ歴30年自己ベスト82

昔はボディービルもやってた

実績は十分だ

 

 

 

まずはコース選びから

せっかく行くならショートやパブリックではなく

本コース

自宅30分のところに昔よく行ったコースがある

アップダウン少ないが

REG6000Y超えのチャンピオンコース

アボジは赤ティーから打たせよう

 

アボジを車の助手席に乗せ出発

痴呆ほう老人の特徴は「グチ」を延々と繰り返す

昔のイヤな思い出、他人の悪口、恨みつらみなど

車の助手席で延々とグチを語ってる

まあオレ達家族は慣れっこだが

知らない人はビックリすると思う

 

 

アボジの愚痴を聞きながら運転

程よくスルーする

冷たいかもしんがボケ老人を真剣に相手すると

助長してさらに悪い方向に進むのでスルーが正解

 

 

スタートは遅めの10時半スタート

オレとアボジの2サムで

なるべく他人に迷惑をかけないように

あえて最終組スタート近くを選んだ

 

オレはゴルフヘタだが一応コース慣れはしてる

どんなコースでもそれなりに回れる

コースマナーも理解してる

このシン・ソンチョルであれば

ボケ老人1人の面倒ならなんとかなる

 

 

コースに到着

痴ほう老人はロッカーでの着替えが難しいので

あらかじめ自宅でウェアに着替えさせてある

車から降りたらそのままスタート室へ直行だ

ロッカーなどの余計な寄り道は時間がかかる

 

 

オレが2人分のゲストカード書いてる間

アボジさっそく行方不明

どこいった

 

 

いた

ショップでなにか物色している

アボジいくぞ

手を引いてスタート室へ向かう途中

アボジがポケットから新品のティーを取り出す

さっきのショップで万引きしたらしい

あわてて金を払いに戻る

 

 

スタート室に到着

カートにバッグはまだ乗っていないようなので

オレはちょっとトイレへ

少し目を離した間にもアボジが行方不明に

ぜんぜん知らない人のカート乗ってる

謝って連れ戻した

 

 

痴ほう症の老人は少しでも目を離すと危険

ショッピングモールで気を抜くと必ず迷子になる

 

 

なんとか1番ホールのティーグラウンドに到着

少し混んでるようで前組のスタートを待つ

その間にアボジは後組の人と会話をしていた

相手は同じ歳ごろの老人

ハナシが合うようだった

オレ的に別組と長会話はマナー違反だと思ってる

でもお互い楽しそうだったのでほっといた

 

 

 

 

父とシンソンチョル

 

 

 

 

 

前組がさばき終わりオレ達のスタート

アボジはレディースティーから

打たせてみると120Yくらいは飛んだ

これならいけそう

 

ただアボジは歩行速度が異常に遅い

カート降りてボールに向かうまで

普通の人の2~3倍かかるのだ

夏ならカート乗り入れOKで問題ないが

この時期はどこも乗り入れ禁止

必ず歩かないといけない

 

カート道側にボールが飛べばいいが

こういう時に限ってカート道と逆側にボールが飛ぶ

そのたびにアボジ歩くのに時間がかかり

後組が停滞してしまう

 

 

そうしてるうちに4番ミドルで

後組が打ちこんできた


オイさっきアボジと仲良くしてたあの老人じゃねえか

仲良かったんじゃないのか

視界良好なホールなのであきらかに故意

くっそあぶねえ

 

マジメにアボジ歩かせてたけどこれは危険

オレが先回りしてボールをカート近くまで移動させた

ゴルフの大原則【あるがままに打つ(Play the ball as it lies】からは外れるが

ここは妥協せざるを得ない

バンカーだけはしかたないのでちゃんと打つ事にした


 

 

オレは自分のプレーとアボジのキャディをやった

運転、クラブとボール渡し、回収、バンカーならし、スコア入力はオレ担当

ティーアップもアボジ自分でできないのでオレ担当

 

そのかわり自分もアボジも

プレーの手抜きはしない、させない

グリーンOKなし、ハンデなし、ギブアップなし

どんなに打数がかかっても

カップインまできっちりやる

 

でも後続の老人に

さんざんカートで煽られたし

さんざん打ち込まれた

逆にお昼みの食堂でオレが謝りに行った

午後はあまり攻めてこなくなった

 

 

午後は雨が降ってきたのでやめようかと思ったけど

アボジは最後までやる気だったので

なんとか18H最後まで回った

結局アボジ150くらい打ったと思うけど

スコア入力は118にしておいた

オレは95だった

 

 

 

 

 

 

痴ほう老人とコース回るのは大変だったけど

自分の親が久しぶりにゴルフコースで楽しむ姿をみることが出来て良かった

また行くかと言われるとちょっと悩むけど・・・

ゴルフ場がバリアフリールールを整備してくれれば

もっとやりやすくなるし需要はあると思う

 

 

オレが子供のころ

アボジに打ちっぱなしよく連れていってもらったから

今度はオレがアボジを打ちっぱなしに連れて行くか

 

 

(おしまい)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私の名は戸田快子(とだかいこ)
仕事は老人介護センターで毎日給食作ってる

職場ではトナカイって呼ばれてる

35歳独身 
結婚歴はナシ
バツイチじゃなくて


もう年末か
1年もあっという間ね
こないだ姪っ子へお年玉あげたばかりなのに



私もあっといまに35歳
来年はもう36歳
アラフォー真っ最中

見合い話も最近はこなくなった
自分でいい人見つけないとって思うんだけど

なんか、ね・・・



今日は12月24日クリスマスイブ
30代半ばの独身イブって
そりゃ地味よ
若いころみたいにオトコ言い寄ってこないし
プレゼントくれる人もいない



でもこの日
12月24日は
私には大切な役目がある
それは


サンタクロースと一緒にプレゼントを配る



サンタは妄想キャラクターですって?
いいえ違うわ
サンタはちゃんと実在する


私が運転するハイエース

助手席にサンタクロース乗せて
世界中の子供たちの家を回り

プレゼント配るの
ウソじゃない 

本当の話


移動手段はハイエースだけじゃない

プライベートジェット

ドローン
船やヘリ
5年前からオスプレイも操縦する
そうでもしないと
世界中の子供たちに会えない


そんなに多くの子供たちに

プレゼントを渡せるわけない

ですって?


いいえ、できるわ
私、毎年世界中の子供たちに会いに行ってる

本当よ







毎年12月24日の夜23時
私は「時空」を止める








世界中の時間が止まる
世界中の動きが止まる
地球も月も宇宙の星々も
草木の動きも

飛ぶ鳥の姿も

人々の動きも

心臓の鼓動さえも全部止まる

一点の曇りもない静けさが訪れる



時空は止まってるけど
私とサンタは動くことが出来るの

私たち2人は歳も取らない

お腹も空かない

眠くもならない

ずっと世界中の子供達に会いに行くの

全世界の子供たちへ配るのにかかる時間は



380年



鍵かかってる家を開けたり
まだ起きてる子供が寝るの待ったり

すごく時間かかるの


でも

子供たちの寝顔はかわいいし
プレゼントを見つけた時の子供たちを想像すると
とてもワクワクする
プレゼントを配るのはとても楽しい

涙が出そうになるくらいに


380年かけて配り終えたら

私はまた時空を動かす
宇宙が再び動き出す



私とサンタにとっては380年の時が流れるけど
世界の人たちが感じる時間はほんの一瞬
時間が止まった感覚すらない



さあ
もう少しで12月24日の夜23時
時空を止めなきゃ

今から私は
サンタクロースと380年の間一緒に過ごすの
サンタの名前は



シン・ソンチョル様



私のサンタ
ワクワクする
また会えるのを1年間ずっと心待ちにしてた



来る
サンタが来る
真っ赤な衣装に身を包み
穏やかな笑顔で

ゆっくりと私に向かってくる
私のサンタ



シン・ソンチョル様




「ひさしぶりだな、トナカイ」


ソンチョル様・・・お待ちしてました

「今年も頼むぞ」


私は両手を胸の前で合わせ
小さく呪文を唱える
 

 

 

その瞬間
 

 

 

真っ暗だった闇の世界に
まばゆい光が広がる
あたりは昼間のように明るく照らし出され
一面に静けさが広がる



時が

止まった



「さあトナカイ 子供たちのもとへ」


待って、ソンチョル様
そんなに急がないで
子供たちにプレゼントを配る旅の前に

お互いプレゼントを交換する約束でしょ

 

 

今年

私からソンチョル様へのプレゼント

本当はずっと前にソンチョル様に渡したかった

このクリスマスプレゼント


今日はR7年一級建築士製図試験の

合格発表日


あなたはずっと挑戦し続けてきた

毎日毎日

ひたすら参考書に向き合う日々

問題集はマーカーだらけ

法令集は手垢でボロボロ

平行定規は使いすぎで

ローラーから軋む音がする

 

 

上司や部下から白い目で見られようと

絶対に一級建築士になる一心で努力を重ねた

あなたはひたむきに頑張ったわ

 

 

 

だから

今から始まる長旅の前に
渡しておきたいの
きっとこれからソンチョル様の力になる
勇気と希望

私からのプレゼント



ソンチョル様

受け取ってください










 

R8年
一級建築士製図試験
再挑戦権を

 

 

 

シン・ソンチョルの受験番号ありませんでした






「ありがとう・・・トナカイ」

 

 

 

 

ソンチョル様が私を強く抱きしめる

嬉しい

ソンチョル様の温かいぬくもり

私にとって最高のプレゼント

 

 

ソンチョル様
今日からあなたの事をこう呼ぶわ

 

 

 

 

元在日朝鮮人

一級建築士製図8回不合格

サンタクロースって



さあ
行きましょう

子供たちのもとへ

380年の旅へ



(おしまい)



またダメでした
来年頑張ります

by シン・ソンチョル

 

 


 

健康には気に使ってる

食べ物には気を遣うし運動も定期的にしてる

ストレスが小さくなるように仕事コントロールするし

水分多め、塩分糖分控えめ

健康診断も毎年ちゃんと行ってる

 

ただここ5年くらい内視鏡検査をしてなかった

胃カメラと大腸カメラ

行かなきゃとおもいつつ、ついめんどくさくなり後回しに

それがズルズルと5年経過した

 

5年前に胃カメラの検査で異常が見つかり

大きな病院で精密検査を受けたことがある

その時に先生からは「ガンもありえる」とか言われて

マジビビった

 

食事は喉を通らない

将来のこと考えると悲観的になる

一級建築士の勉強も一時期ストップした

 

まあ結局ガンではなかったんだけど

自分にとっては当時すごくショックだった思い出がある

 

 

あれだけ健康に気を使ってるのに

異常って見つかるもんなんだ

世の中で信じられてるの健康法がムダとは言わないが

それをやったからといって必ず病気にならないわけではない

 

 

先月5年ぶりに内視鏡検査を受けた

胃カメラと大腸カメラ

すると大腸にポリープが2個見つかった

その場で除去した

精密検査に回され結果は2週間後

 

先生に写真見せてもらったらまあまあデカかった

その時は先生は「初期のガンかもしれない」って言ってた

あーこれは終わった、と思った

でも初期ならなんとかなるんかな、とか

 

 

家族のことや仕事のこと

一級建築士の勉強、数学の勉強

まだ読んでない山積みの本

やりたいゲーム、見たいアニメ、ドラマ

来月の家族旅行

来年の大学同期とゴルフ

どうしようかな

そんなことをグルグル考えてしまう

 

そして今日精密検査の結果を聞きに行ったら

良性でした

いやドキドキしたわ

 

 

大腸ポリープってのはよくあるらしい

ただポリープをあまりほったらかしにするとガンになるとか

だから定期的に検査来なさいって先生に言われた

 

胃カメラは毎年

大腸カメラは2年に1回

 

 

会社の胃レントゲンや大便採取で全然異常がなかったのに

内視鏡検査だと異常を発見できた

ラッキーだった

胃カメラ、大腸カメラ、腹部エコーの大切さ

これからはちゃんと内視鏡検査は受ける

 

 

自分のためにも

家族や友人のためも

身体を大事にするぞ

オレにはまだまだやらないといけないことがたくさんあるんだから

 

 

 

 

 

怒涛の一級建築士試験が終わって2か月経った

毎年合格発表は12/24イブである

この試験は試験後~合格発表まで約2か月半空く

 

 

毎年この空白期間を受験生は

モヤモヤした気持ちで合格発表を待つ

オレも例外ではなくソワソワしている

発表まであと1週間

そんな時資格学校からメールが来た

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

受験生のみなさまへ

12/24合格発表の夜

お店を借り切って合格者祝勝会と不合格者決意表明会を一緒に行います。

合格者には記念品を贈ります。

不合格者は来年の合格決意表明を行って頂きます。

みなさんでイブの夜を楽しく過ごしましょう。

12/20中に出欠の連絡ください。

 

1.出席する

2.欠席する

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こんなん誰が行くん?

 

 

 

 

合格者と不合格者が一緒に集まるとか

気まずいだろ

しかも合否発表前に出欠取るとか

企画力センスなさに脱帽だわ

もちろん2.欠席で返信した

 

 

これさ

婚活パーティーに例えるなら

カップル成立のお祝いと

カップル不成立の残念会を一緒にやるようなもん

 

 

 

 

 

 

地獄の空気

 

 

 

 

 

ムリすぎる

 

 

 

資格学校よ

もっと受験生の気持ち考えてくれよな

思ってるより合格発表待ちってデリケートなんだよ

そこんとこたのむわ

 

 

 

今年も早いものでもう12月
夜勤やってると時間感覚が鈍ってくる
こないだ夜勤明けゴルフに行った


今年に入ってからずっと夜勤やってる
ゴルフは好きだ
でも夜勤明けゴルフはなるべく遠慮したい
つうか行きたくない

行きたくないけど会社の付き合いで仕方なく行った
くっそ眠かった
途中カートで寝てしまった
同伴者に大変申し訳ない

スコア103
3年ぶりに100叩いた
徹夜明けはゴルフにならない
眠いと集中力が切れてしまう

とにかくパットが入らない
グリーンの上でフラついてくる
昔から使ってるホワイトホット#7
主が寝不足だと名器もただの棒きれになる






10年くらいこれを使ってる
ルークドナルドに憧れてこのパターにしたのだ
芯捉えると柔らかいムチを打ったような打感
この打感が好きでずっと使ってる

アイアンもドナルドのミズノMPを使ってる


寝不足100叩きゴルフの翌日
なにげにスマホ見ていると

おやっと思った


新品の赤スパイダー
¥24,000復刻版
スパイダー新品は超久しぶりに見た
赤、白から選べる


2014年の全米OP優勝ジェイソン・デイのパター
それが赤スパイダー
デイはショートゲームがとてもうまい
全米OPでボコボコ入れて優勝した


その後赤スパイダーは日本で売れまくった
コース行くとみんな赤スパだった
最初は5万くらいだったのがだんだん値上がりした
買っとけばよかったと少し後悔


オレの目に飛び込んできた赤スパ新品
半額の2万4千円とはお買い得
コレは買いだろ
ソッコーポチった
かっこいい

 

 

 

 







いままでは#7で毎日パット練習してたが
赤スパが加わった
パターはダブルベント一筋だったけど
赤スパはスモールスラントにしてみた

いままでよりもフォローを小さめに
手元でパチンと打つといい感じに転がる
直進性があってまっすぐ進む



部屋で一人マット上のボールを打つ
そのボールめがけて次のボールを打つ
集中してくるとカラダの細かい動きが感じられる
ヘッドの挙動、タッチ感、自分の呼吸

首の下にある背骨に神経を集中させ

背中でボールを打つ意識で

さらに集中してくると

インパクトの瞬間にボールの行先がわかる
パットやってると無心になれる 

心が落ち着く

ある意味瞑想に近いのかもしれない










またコースに行きたくなってきたな
しばらく試験勉強ばかりだったし
またゴルフ始める
来年こそ70台出す

必ず出すぞ

 

 

毎日セブンにコーヒーを買いに行く

さっき買いに出たら肌寒い

あれだけ暑かった夏も終わり

すっかり秋めいてきた

 

あの真夏のクソ暑かったころは

「この暑さホンマにおわるん?」と思ってたけど

時間が過ぎるとちゃんと秋になる

 

ツライときってのはその瞬間は永遠に感じる

でもいつか1つの思い出になる

喉元すぎれば・・・の慣用句通り

ちゃんと時間は過ぎる

心の刺激も和らぐ

 

 

 

今オレは資格勉強をしている

本番の一級建築士製図試験まであと2週間

毎年この時期はツラい

 

通信教育受けてる

一週間に一問、製図問題が出される

この問題が相当難しく全然歯が立たない

いままで通ってたどの資格学校よりも難しい

 

これだけで一週間余裕でかかる

さらにもう1枚宿題で描かないといけない

仕事と食事、睡眠以外はほぼ図面描いてる

 

 

やっと解いた課題の添削をweb授業を受けるんだが

出来が悪いと講師からキツい言葉を浴びせられる

これがかなり精神的にくる

かなりのスパルタ

 

昨晩もさんざんweb講義でやられた

夜勤で睡眠時間が不規則

単身赴任で子供にも会えない

試験が近づいてくると毎日の夢が製図になり

目が覚めて心臓がドキドキしてる

これだけやっても今年受かる可能性は相当低い

 

 

今オレはすごくつらい時期にいる

精神的にも肉体的にも

かなりの重圧を受けて人生を淡々と過ごしてる

そんな時に想うんだ

 

 

 

 

 

 

オレ今かっこいい

 

 

 

 

 

仕事もストレスMAX

子供にも会えず単身赴任

ツライけど人生も目標に向かって進んでる

いまオレは生きてるな

これ完全にモテるだろ

 

 

 

試験まであと少し

さんざん模試や課題で結果が出せていないのに

日曜日は一家団らんで

よーしパパ明日ドライブにつれてくぞー

楽しいしさ

家庭を大事にしないとな

 

 

 

 

でもそれって現実から目をそらしてるだけだろ

つまり逃げ

自分から逃げてるだけだろ

 

 

 

たぶんこの状況

40代~50代だと100人中99人が家庭に逃げる

酒に逃げるし、趣味に逃げるし、ダラけた生活に逃げる

 

 

でもオレは逃げんぞ

この歳になってもセンセイから罵詈雑言浴びされ

それはオレが製図能力足りてないのだし

まだまだ努力が足らない

その現実からオレは目をそらさない

オレは逃げない

 

 

逃げてる限り一級は取れないからな

絶対に取れない

40代以降で合格率が下がるのは脳力の低下が原因ではない

歳を重ねると逃げやすくなるだけ

 

 

オレは逃げない

絶対に逃げないぞ

自分の弱さと能力のなさをしっかり受け止める

現実から目をそらなさい

必ず一級を取る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんちは シン・ソンチョルです

昔在日朝鮮人やってました

今は日本人として絶賛活躍中です

 

 

 

お盆休み

今年は10日間の休み

少し長めの連休

 

 

休み前半でヨメの実家に帰省してきた

義父が亡くなってからの初盆

時が経つのは早い

 

 

ヨメの実家は山脈を越えた向こう側

電車で5時間くらいかかる場所だ

暴れまくる子供たちを引き連れながら

いつもの長旅である

 

 

午前中にお寺さんで初盆供養の予定だったが

オレたちは遠方すぎて間に合わず

もし参加してたら子供たちは暴れまくり

むしろ間に合わなくてよかったかも

 

 

下の子(当時1)は去年の義父葬式の最中に

「じいじばいばい!!!」を何度も連呼

来客をざわつかせた

何か見えるらしいが本人に聞いてもハッキリせず

子供ってのは不思議な力を持ってる

 

 

 

寺供養が終わり敷地内で義父の墓参りをした

墓前で下の子が「じいじじいじ」と交信開始

怖いのでやめろ

 

 

その後ヨメの弟と合流し

ヨメ実家まで送ってもらった

義弟は奥さんと別居中である

息子が1人いるが全然会えないらしい

初盆後に離婚裁判するそう

 

 

元々子供好きの義弟

オレの子供たちをとても可愛がってくれるので

実家にいる間は子供たちを任せっぱなし

とてもラクである

しかし義弟には早く身辺整理して

幸せになってほしいと願うばかり

 

 

 

ヨメの実家は古い民家だ

亡くなった義父はこの家で25年生活したらしい

義父が生前に使ってた生活用品はそのまま

身に着けてた服や小物

趣味のゴルフ用品まで

 

 

「片付ける時間がなくてねえ」

義母がいう

捨てないのは義父への感傷ではなく

ただ単にメンドクサイらしい

 

 

「あなたもしよかったら貰ってくれない?」

義父の形見をムコに使って欲しそうだった

というわけでゴルフセットをゆずり受けた

他にもゴルフウェアやらジャケットやら

 

 

でもまあ正直言うと

自分的には亡くなった人の物を身に着けるのは

あんまり気持ちいいカンジがしない

いやホント申し訳ないんだけどさ

自分の親ならまだしも義理の親だし

でも断るのも悪い

冷たいムコだと思われてもマズイ

 

とりあえずその場で受け取り1回だけ着ておこう

それを写真に撮って義母に送れば納得するはず

後でメルカリで売りさば

 

 

なんとなくみんなお腹空いたなという話になり

ヨメ提案でフルーツパフェを食べに行くことに

その店はフルーツをテーマにしたお店であり

ランチもやってるらしい

 

 

店内に入るとたくさんのフルーツが並んでる

メロン、桃、バナナ、キウイ、ぶどう

それらを使ったフルーツパフェがこの店の特徴だ

ヨメ、子供2人、義母はフルーツパフェ

オレは昼のランチ

それぞれの注文がテーブルに到着

 

 

上の子は自分の口より大きい桃を食べるつもりだ

いやオマエそれムリじゃね?と思ったが

1口で一気に平らげた

成長したな我が子よ

 

 

 

家では好き嫌いの多い子供たちだが

そんなそぶりは一切見せない

ものすごい勢いでパフェを食べてる

ヨメも子供も義母も黙々と食べ続ける

オレはランチを食べた

なかなかおいしかった

 

 

みんな食べ終わり満足した様子

オレがまとめて払う

カウンター横にうまそうなバナナが置いてた

1房600円

バナナにしてはまあまあ高級なお値段

会計ついでに1房買った

オレさっきパフェ食ってないし

車の中で食べよう

 


高級バナナを抱えて店を出たとき

義母に声をかけられた

 

 

 

 

あらあら

お父さんの仏壇にお供えかしら

気を使わせて悪いわねー

 

 

 

 

しまった

そういえばヨメの実家に仏壇があるんだった

初盆のお供えものを忘れるとか

なんたる初歩的ミス

 

 

この状況

初盆にヨメ実家でバナナ1房を手にして

 

 

 

 

 

このバナナ

今から僕が食べるんすよ

 

 

 

 

 

 

それはおかしいよな

 

 

 

 

ヨメの実家に到着

義父の仏壇がある部屋に行き線香をあげた

さっき買ってきた600円バナナを仏前に供える

初めからそのつもりでした感で

 

仏壇には義母がお供えしたであろうシャインマスカット(推定4000円)が鎮座している

オレが供えたバナナは600円と高級な部類だが

バナナはバナナである

 

 

マスカットと並べると

際立って貧相に見える

 

 

さっきのパフェ店でもっと高級なのあったよな

5000円のピオーネ

あれにすればよかった

バナナをマスカットから少し離れた位置に置き直す

 

 

 

その後も外は暑く子供たちを水浴びさせた

子供たちと一緒に昼寝して

買い物してダラダラ過ごしたら夕方になった

そろそろ夕飯の時間かと思ったとき

 

 

 

 

 

ああーーーーー!

 

 

 

 

 

隣の部屋でヨメが叫んでる

何事かと思って行ってみると

 

 

子供たち2人が

仏壇のお供え物を食べ散らかしてた

マスカットはほぼ食われており

オレのバナナも2本食われてる

 

 

 

あんたたち何考えてんの!!

 

 

 

怒るヨメ

苦笑いの義母

逃げ出す子供たち

義父は仏壇の中で笑ってたと思う

 

 

夕飯後に食べ残しのバナナとマスカットを食べた

にぎやかな初盆だった



(おしまい)

 

 

 

こんちわ

シン・ソンチョルです

昔、在日朝鮮人やってました

今は帰化して日本人です

 

明日選挙だね

在日朝鮮人の時には選挙権なかったオレ

日本人に帰化して選挙権GETした

頼んでもないのに帰化したら選挙権くれた

タダでくれるんならとりあえずもらっとく

 

 

選挙ってさ

国民の権利であり義務!みたいな扱い

選挙で自分の意思を示すのが大人の姿!

選挙行かないとカッコ悪いぞ!!

国の将来を左右する1票の大切さ!

 

 

わかるよ

わかるんだけどさ

正直それほど政治に思い入れはない

政治そのものにあんま興味ない

すまんな

 

 

だってさ

選挙終わってテレビで結果でるじゃん

各政党の得票数が出る

 

その数字からオレが投票した1票を引いてみる

別になにも変わんない

 

逆にオレが投票した1票を2票にしてみる

別になにも変わんない

 

 

オレの1票って何?

 

わざわざ投票場まで行って

候補者吟味して紙に名前書いて

投票して

選挙速報を見る

この貴重な時間はなんだったのか

 

 

いつも開票速報見るたびに

そんな事思っちゃう

思っちゃいけないけど思っちゃう

 

 

 

たとえばさ

最後に投票用紙を数えたら

全部の政党が999票で横並び!

さあ!シンソンチョルが最後の1票いれますよ!

ソンチョルが入れる1票で

決まりますよ!!

消費税継続か廃止か!

夫婦別姓か同姓か!

朝鮮学校への補助金はアリかナシか!


ソンチョルの1票で

日本の将来が決まりまああーーす!!!!

盛り上がってまいりました!

ゾクゾクしてくる----!


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これなら投票する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でもこんなのあり得ないワケ

オレの1票ってなんだろ

みんなの1票ってなんだろって考えちゃう

 

 

いままさに

オレのヨコに投票用紙があるんだけど

ぶっちゃけ明日の選挙行きたくない

その時間試験勉強したいなって思っちゃう

まあそんなのは後ろ指さされるし

世間体が許さない

しかたなく行くけどさ

 

でも

 

 

 

 

 

本心はマジで行きたくない

 

 

 

あんまいうとしつこいな

現実世界ではそんな事言えないから

ブログだけに書いとく

 

 

 

だいたいさ候補者たちって

このクッソ暑い外で街頭演説やってる

候補者たちってエネルギーで満ち溢れてる

クッソデカイ声で

日本のために!

国民のために!

共に頑張ろうではありませんか!

 



うるせえよ

顔テッカテカ

朝からうなぎ10匹くらい食ったんか


 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんでそこまでして議員になりたいの

この暑いのに声張り上げて当選したいの

なんでそんなに必死になの

 

 

 

 

議員になると

なんかいい事あるの

 

 

 

 

あるんだろうな

フツーはメンドくさくて

なりたいって思わん

 

 

 

オレ朝鮮高校の時

生徒会のメンバー選ばれたことある

数学が得意だったから

「学習班長」に選ばれた

みんなに勉強教えてやらないといけない

学習プリントも作らないといけない

選ばれて最初に思ったこと

 

 

 

 

 

 

 

 

メンドくせえ

 

 

 

 

 

 

オレは静かに一人で数学を勉強したい

他人の勉強面倒なんか見たくない

でも朝鮮学校って規律が厳しいから

そんなこと言ってらんない

 

学習プリント作ったり

ソンセンニム(先生)のテスト添削手伝ったり

問題別の得点率調べたり

 

 

 

 

 

ひたすらクソメンドくさい

 

 

 

めんどくさい以外の感想がない

おかげで自分の数学成績が少し落ちた

みんなの勉強教えて自分の成績落ちるとか

本末転倒もいいとこ

 

 

 

 

生徒会ですらクソメンドクサイのに

政治の世界で議員になるとかさらにメンドくさい

でも政治家になりたい人はたくさんいる

なぜなのか

 

 

 

相当なメリットがあるんだろう

なんなのかは知らんけど

 

 

 

 

昨日会社から通達があった

「社員のみなさん!

今度の選挙はみんな必ず行きましょう!」って

なんで会社がいきなりそんな事言い出したのか

去年までそんな事言われたことないのにさ

今年から言い出した

 

 

 

 

オレの会社

去年就任した地元議員のつながりが強い

そのあたりの背後関係なのか

大人の世界

関わりたくもない

なんかうさん臭い人間関係に投票すんのって

うさん臭さに加担してる気がしてイヤ

 

 

 

 

でもまあ投票するしかない

世間体の為に

大人の世界で大人らしく振舞うために

日本国民としての義務を全うするために

選挙で投票しないといけないんだろうな

しょうがねえ

 

 

 

 

 

パパ明日

投票がんばっちゃうぞ!!

 

 

 

 

みなさん明日は投票に行きましょうね