したり顔の男たち | 越中富山 福野夜高祭 七津屋行燈

越中富山 福野夜高祭 七津屋行燈

富山県南砺市福野で、毎年5月に開催される福野神明社の春季祭礼です。370年の歴史を誇る神事です。皐月空の下、7町の夜高行燈が勇壮・優美な練り回しを行います。製作風景や祭の様子などを更新しています。


おはようございます。

雨がしとしと降り、気温も若干低めでしょうか?いよいよ祭当日まで1週間をきり、製作の方も最後の追い込みに入ってきています。
昨晩、会館を訪れてみるとこんな用紙が置いてありました。



夜高節の歌詞が書かれた用紙です。どうやら、太鼓の練習後に子供たちで唄っているようです。名前を書く欄も設けてあり、大切に保管して下さいねと言うメッセージが込められているようにも感じます。屋外では、元気な唄声が響いていました。



一方、屋内では『したり顔』の男を発見!



折膝に準じた姿勢で、何をしているのでしょうか?



なるほど!!

ご自身で手掛けられた、羽衣の太鼓を取り付けておられるトコロでした。写真では上手く伝わりませんが、想像以上に苦慮されていました。最終的には満足のいく仕上がりになったようです。太鼓の絵柄、取り付け位置ともに自信があるようなので、当日是非チェックしてみて下さい。そして、コチラにもなにやら『したり顔』の男が作業をしていました。



しかし、良く見てみるとしたり顔と言うより、よわった顔をしているようにも見えます。どうしたのかと思い、回り込んでみると………




!!?






舵の取り付け部分の裏側の紙貼りがされていないことに気付いたようです。スカスカではありませんか!これではいけないと言うことで、慌てて紙を貼っていたのでした。紙貼りを終え、次に向かった先は羽衣です。



顔部の取り付け補助にあたっていました。どの角度がいいかな?こんくらいかな?とわーわーやっていると、また別のトコロから声が掛かり移動を開始。



コチラでは、大行燈タイヤの取り付け補助に入っていました。すりかえ側なので、特に頑丈な固定を宜しくお願いしますと言っていました。こんな顔で。



そんなこんなで、ユーティリティープレーヤーぶりを発揮した彼でした。そして、ちょうど小腹が空いた頃にピザの差し入れがありました。肝心なピザの写真を撮り忘れしまいましたが、Mサイズのピザ4枚があっというまに無くなってしまいました。



ただ、これだけでは男たちの胃袋は満たされなかったようで、すいしょうのマスターにお願いして、急遽つまみをみつくろってもらいました。今度はちゃんと写真撮りましたよー!



ビールに、酎ハイに、ワインに。

気が付くと『居酒屋まるしち』に変貌していました。どれも安定の美味しさで、コチラもあっというまに無くなってしまいました。どうもありがとうございました。



まるしち坊主