終盤。。 | 越中富山 福野夜高祭 七津屋行燈

越中富山 福野夜高祭 七津屋行燈

富山県南砺市福野で、毎年5月に開催される福野神明社の春季祭礼です。370年の歴史を誇る神事です。皐月空の下、7町の夜高行燈が勇壮・優美な練り回しを行います。製作風景や祭の様子などを更新しています。






おはようございます。。





2日目練り回しの続編です。町内を順調に練り回していますが、この日の搭乗者は七津屋屈指のゴールデンコンビだから困ったものです。前を陣取るは、もはや説明不要の鶏さんです。毎年、今年はおとなしくするわと吐き捨てるのですが、蓋を開けてみると誰よりもハイカラでインパクトのある髪型に仕上げてきます。。






そして後を陣取るは、若い衆に触発されてハイカラになってしまっている方です。この方の特徴としては、直前まで悩みに悩んだあげく、もうやってしまえと勢いに任せて色々とやらかすところです。その時の勢いは、いっちょまえなのですが後が怖い(家庭や家庭、家庭などなど…)といったところに最大の汚点があるようです。人それぞれに、スタンスは違うものの 祭と仕事のメリハリをつけていることは確実ですので、どうか温かい目で見てあげて頂きたいと思います。。





















練り回しも、終盤を迎えていよいよ引き合いの時間が迫ってきています。この時間、この瞬間が何とも言えない感情にさせてくれます。あちこちに散らばっていた観光客は、引き合いが行われる銀行四つ角から上町通りに集い、その区間が異常なまでの熱気と興奮、そして緊張感に包まれます。各町内の若い衆が、引き合い直前まで夜高節を唄い士気を高めます。山車の上から眺める景色もこれまた格別、一瞬の静寂が辺りを支配した後、遂に激しい空中戦の幕が切って落とされます。。















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