製作放浪記【第9回】 | 越中富山 福野夜高祭 七津屋行燈

越中富山 福野夜高祭 七津屋行燈

富山県南砺市福野で、毎年5月に開催される福野神明社の春季祭礼です。370年の歴史を誇る神事です。皐月空の下、7町の夜高行燈が勇壮・優美な練り回しを行います。製作風景や祭の様子などを更新しています。







こんにちは。。
暖かい陽気が続いています。雪融けも一気に進んでいます。春が近づいている一方で、花粉症に悩まされている方々にとっては嫌な季節でもあります。七津屋若連中の中にも花粉症と闘っている方が何名かおられます。私もそのうちのひとりです。本当に辛い季節ですが、めげずに生きてゆきたいと思います。。









さて、製作の方はどうでしょうか??
遂に、小林キャプテン、筆を握りました。。





タイヤ製作の方が、訳あって中断中ですので、本頭より『蝋引きやっとけよ!!』と依頼を受けたそうで。。実は、蝋引きの腕前はなかなかのものを持っておられます。この時だけは、いつものおちゃらけは封印して真剣な面持ちで取り組みます。常に、この姿勢でやってくれると助かるのですが………まぁ、だけどたまに見る小林ワールドも悪くはないので良しとしましょう。。










鳥のほうはどうでしょうか。。
職人さん、やってます。。





毎年、楽しみのひとつである鳥ですが、今年はどのような仕上がりになるのか非常に楽しみです。私は、昨年注文を付けすぎて職人さんを困らせてしまいましたが、今となっては素敵な思い出です。お陰を持ちまして、私の理想の七津屋大行燈が昨年立ちました。。





宮本三兄弟、夢の共演が実現しました。。





やはり、まるしちのボッタ三兄弟とは比較にならないくらいの雰囲気と威圧感をプンプン解き放っています。さすがと言わせて下さい。右側の方は、今年度の裁許を努められます。。







そして、昨日はもうひとり裁許さんが会館にお越しになりました。すぐさま、屋根裏と向き合っておられました。。





毎年、屋根裏を描いて頂いておりますが、今年は立場上、お願いするのは大変気が引けましたが、快く引き受けて頂きました。お忙しいところ、本当にありがとうございます。。










更に、昨日は可愛い訪問者も。。





行燈大好き、雄樹君です。。
柔道の練習後、顔を出してくれました。。







親方、鯱に悪戦苦闘中です。。
ゴールはもう間近です。。





ラストスパート、頑張って下さい。。
応援しています、多分。。










大行燈の山車の箱部分、蝋引き完了です。。





今年は、まるしちの青竹部分を多く取りましたので、かなりしまった仕上がりになると思われます。紅が入るのが非常に待ち遠しい今日この頃です。。紅の話題が出たついでに、以前にもチラッと触れましたが、紅合わせの日にちを今週日曜日に変更致しました。進捗状況を見て、予定より2週間早い紅合わせとなりますが皆様のご協力宜しくお願い致します。





See you next diary...