行燈組み立て、その前に… | 越中富山 福野夜高祭 七津屋行燈

越中富山 福野夜高祭 七津屋行燈

富山県南砺市福野で、毎年5月に開催される福野神明社の春季祭礼です。370年の歴史を誇る神事です。皐月空の下、7町の夜高行燈が勇壮・優美な練り回しを行います。製作風景や祭の様子などを更新しています。






今年は、辰年。。
そこで、なにか干支にちなんだものを取り入れたいと思い、考案したのが屋根の上に描こうとする昇り龍です。前々から、上の方々には「屋根の上に、ばぁーっと、龍描いてみぃまな!!」と言われてはいました。そんな事もあり、辰年限定バージョンで描いてみることにしました。




先ずは、大切な資料集めです。。
インターネットで、昇り龍の画像を探し出し、いくつかの候補を出しました。その中から、次の絵柄をモチーフとして描き始めてみました。

七津屋行燈のブログ(仮)-昇り龍

ご存知の通り、あまり器用な性ではないので、描き始め1分30秒くらいで挫折しそうになりました(焦。。また昼の最中、シーンとした会館で描いていたので尚更かもしれません。しかしながら、集中できたのも事実です。

七津屋行燈のブログ(仮)-昇り龍

だけど、本当に龍は難しいですね。。
ひとつ描き上げるだけでも、ひと苦労です。

七津屋行燈のブログ(仮)-昇り龍





無論、観光客の目線から見える訳もなく。。
各町内の搭乗者目線限定の今年のななっちゃの屋根上は、こんな感じでした。

七津屋行燈のブログ(仮)-昇り龍

そんも、1日目だけです。。
2日目になれば、日中に命綱を取り付けてしまうので、何描いてあるか、なぁーん分からん状態でした。ただ、ひとつ言えることは、屋根に龍を描くと雨が降るという伝説は今年も拭い切ることはできませんでした……






P.S.

皆さん、覚えていますか??
まだ、寒さ厳しい3月に会館に突如現れた未確認飛行物体を。。

七津屋行燈のブログ(仮)-昇り龍


有志の方々のイタズラにより、5月3日には立派ながに仕上がりました!!

七津屋行燈のブログ(仮)-昇り龍

ある意味で、今年の守り神だったのかもしれませんね。。



See you next diary...