縄巻き選手権大会【序章】 | 越中富山 福野夜高祭 七津屋行燈

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富山県南砺市福野で、毎年5月に開催される福野神明社の春季祭礼です。370年の歴史を誇る神事です。皐月空の下、7町の夜高行燈が勇壮・優美な練り回しを行います。製作風景や祭の様子などを更新しています。





何日ぶりの晴天だろうか。。
昨日は、気持ちのよい太陽が降り注ぎ、縄巻き選手権に照準を合わせたかのような天気であった。付け加え、花粉もプンプン舞いやがり、花粉と荒縄のダブルで鼻が、かゆなりました。。







そんな今年の縄巻き選手権は、のっけから波乱の幕開けとなった。。その引き金となったのは写真右の土下座をするオトコ……

七津屋行燈のブログ(仮)-縄巻き選手権大会

メートル数と本数が明記してある大事な用紙を、石川にあるアパートに忘れてきたと言うから困りものだ。。午前中のうちに気付いてくれればまだ良かったのだが、気付いた時刻は昼を過ぎてからだった。13時30分開始を考慮すると、アパートへ取りに行く時間もない……焦りに焦った結果、昨年のブログ記事にその用紙を掲載したのを思い出した。コレしかない!!と昨年のブログ記事から見つけ出し、急いでプリントアウトしてなんとか開始時刻に間に合ったのだった……そんな状況下での土下座のひと幕である。。






そんなドジをこいた、たけしさんを横目に優勝候補の三男坊は余裕の光合成をかましている。。この日を心待ちにしていたと口にしていた通り、良い表情でその時を待っているようにも伺える。

七津屋行燈のブログ(仮)-縄巻き選手権大会







先ずは、荒縄を一列に並べてセッティングしていく。。

七津屋行燈のブログ(仮)-縄巻き選手権大会


そうこうしているうちに、職人さんのご登場だ。

七津屋行燈のブログ(仮)-縄巻き選手権大会

職人さんの的確な段取りに耳を傾ける若衆…
しっかりと理解して作業に取り掛かる。。



先ずは、メジャーを延長しチョークで印をつけていく。。

七津屋行燈のブログ(仮)-縄巻き選手権大会

七津屋行燈のブログ(仮)-縄巻き選手権大会

この作業が地味なようで肝心なのだ。。
このとき、みんなの表情にはまだ余裕が伺える。これが、終了を迎えたころにはどんな表情になっているか大変楽しみである。。












そして、悔しくも今回の選手権に参加できない彼から、みんなへメッセージが届いていた。。

七津屋行燈のブログ(仮)-縄巻き選手権大会

ちょうど仕事の都合で広島県にいたみたいで…

「広島県より皆の検討を祈っています!!」と最もらしい応援メッセージを頂戴した。。彼なりの、みんなへ対する叱咤激励だったのかもしれない。

もみじまんじゅう、楽しみにしています。。



See you next diary...