結局夫の朝帰りは
朝帰りだったけれど
20キロ近く歩いて帰ってきた
漫画喫茶でもカラオケでも
泊まれって(お小遣いないので恐らくホテルは無理)
言っていたけれど
その頃のラインは既読にはなっていなかった
GPSアプリで歩いているのがわかっていたが
既読にならないので止めることもできない
自分自身もフラバがひどかったので
そのまま放置
(と言いつつGPSで無事を確認したり)
正直な感想を言えば
歩いて帰ってこられるのは迷惑だった
(深夜具合が悪い中
物凄く大変だったのはわかるけれど)
案の定次の日は疲れて一日つぶしていた
私はフラバがひどく夫の事など気遣える
状況じゃなかった
20キロも深夜具合が悪い中帰ってきた夫を
気遣えない夫婦関係も悲しかった
浮気じゃないと分かっているのに
ショックを受けてまた食欲がなくなった
あの日と同じというだけで
こんなにも自分に衝撃が走るなんて
一度裏切られているから
少しは耐性ができていると思っていたのに
随分ヘタレだな
母と夫とその日は外食予定だった
けれど朝帰りのフラバで無理になり
キャンセルをした
私はその日習い事に出かけて
リフレッシュでき気もまぎれたので
やっぱり外食しようかと夫に持ちかけた
夫がOKしたため予定した店ではないが
軽く飲みに行くことに
夫は疲労困憊の為ほとんど話さず
母が「疲れているのね」と気を使ってくれて
早々に引き上げました
(最近母との外食が多いのは
やっぱり夫と2人の外食が気持ち的につらいからです)
その時は
「夫が私をこんなにも追い詰めているのに
汚名返上の場でなんで空気を乱すのだろう
しゃべりもしないなら断ればいいのに」
そう思ったけれど
考えてみれば夫に拒否権などなかった
だから断らなかったんだ
(でも社会人なんだから疲れていても
話くらい出来るとは今でも思う)
腑に落ちないけれど謝ろうと思った
寝る間際だったため、大した返事はなく
ただ夫にごめんなさいと伝えただけだった
睡魔には勝てない
分かってはいるけれど
夫のせいで食欲がなくなり
眠れないのに
勝手に歩いて帰ると決めて帰ってきて
(歩くくらいなら帰らなくていいと言ったのに)
疲れて無理して結局家庭に響いている
ふと
あの女とならどんな夜中でのやりとりも
対応していたのに
私にはできないのか
という怒りが
理不尽な怒りという事は理解している
けれど今回のフラバはかなり厳しい
いつまでこんな日を過ごさなくてはいけないのだろう
幸せじゃない毎日
一緒にいる限りずっと
こういう日が続くのだろうか
それでも一人になることが怖くて
私はしがみついてしまうのだろうか…