比較的シンプルな、財布のオーダーを頂き、製作いたしました。
革の厚みは活かしながらも、できるだけ薄く仕上げることを心がけました。
革の裏側が見える部分は、毛羽立たないように、裏処理しています。
カードのところは、どうしても厚くなってしまうので、
今回は、カード段の部分を革に切れ込みを入れて、カードを差込むタイプ。
カードの中の部分は布地にして、処理しています。
革をあまりにも、薄く漉くと布より、弱くなってしまいます。
革にこだわりますが、革だけにこだわっているワケではないので。
ファスナーの引っ張るところは、ほんとうに細かな作業ですが、革巻きです。
縫いは手縫いで仕上げています。
・・・・・ここから、糸に関しての、話です・・・・・
よく手縫いだと、糸は麻糸を使用される場合が、多いですが、
ココノギ アトリエでは、ほとんどの場合、ポリエステル糸を使っています。
ナチュラルな革に手縫いで、糸は蝋引きした麻糸が確かに、雰囲気もコンセプトも合うのですが、
使用していての、強度、が不安です。
というのは、麻糸自体の引っ張り強度は、確かにあるのですが、
手縫いとなると、最初に穴をあけてから、そこに糸を通していくのですが
穴を通すたびに、糸が擦れていくので、穴が50個あいていれば、最後の穴の
ところは50回穴をくぐってきた糸になるのです。
麻糸はスレに弱くて、そのためにロウびきしておくのですが、
どうも麻糸は不安なので、ポリエステル糸(ビニモ)に軽く蝋引きしての製作がほとんです。
ポリエステル糸(ビニモ)は鞄バッグ用に開発された糸なので、カラーもそろっていて、細番手、太番手もあるので、便利です。
あと、バッグ一個あたりに換算すれば、わづかですが、麻糸より、安いです。
革はナチュラルな仕上げをしたものを使うのがほとんどですが、
糸はポリエステル糸と、永くご愛用いただくために、現実的な選択をしています。
革の厚みは活かしながらも、できるだけ薄く仕上げることを心がけました。
革の裏側が見える部分は、毛羽立たないように、裏処理しています。
カードのところは、どうしても厚くなってしまうので、
今回は、カード段の部分を革に切れ込みを入れて、カードを差込むタイプ。
カードの中の部分は布地にして、処理しています。
革をあまりにも、薄く漉くと布より、弱くなってしまいます。
革にこだわりますが、革だけにこだわっているワケではないので。
ファスナーの引っ張るところは、ほんとうに細かな作業ですが、革巻きです。
縫いは手縫いで仕上げています。
・・・・・ここから、糸に関しての、話です・・・・・
よく手縫いだと、糸は麻糸を使用される場合が、多いですが、
ココノギ アトリエでは、ほとんどの場合、ポリエステル糸を使っています。
ナチュラルな革に手縫いで、糸は蝋引きした麻糸が確かに、雰囲気もコンセプトも合うのですが、
使用していての、強度、が不安です。
というのは、麻糸自体の引っ張り強度は、確かにあるのですが、
手縫いとなると、最初に穴をあけてから、そこに糸を通していくのですが
穴を通すたびに、糸が擦れていくので、穴が50個あいていれば、最後の穴の
ところは50回穴をくぐってきた糸になるのです。
麻糸はスレに弱くて、そのためにロウびきしておくのですが、
どうも麻糸は不安なので、ポリエステル糸(ビニモ)に軽く蝋引きしての製作がほとんです。
ポリエステル糸(ビニモ)は鞄バッグ用に開発された糸なので、カラーもそろっていて、細番手、太番手もあるので、便利です。
あと、バッグ一個あたりに換算すれば、わづかですが、麻糸より、安いです。
革はナチュラルな仕上げをしたものを使うのがほとんどですが、
糸はポリエステル糸と、永くご愛用いただくために、現実的な選択をしています。