Age46バツイチ女の生きる道 -7ページ目

Age46バツイチ女の生きる道

※避難中傷はスルーします
他人から見ればきっと非難される生き方かもしれない。
でも、全ては自分が決めたこと。
決断から覚悟で導かれる道をゆく。
自分の責任は自分で負えばいい。
不倫・絶望・孤独…ここに記す内容は記録目的です。


私は168cmという高身長が昔からコンプレックス。
それで華奢ならばモデル体型などともてはやされるのだろうけれども、幼い頃からずっとスポーツをしてきたこともあり立派な骨格、いわゆる骨太ってやつでして。
それに脂肪がまとわりつくと縦にも横にもデカイ!
独身の頃はインストラクターの仕事だっただけに食べても食べても太ることなく、母親から「病院に行ったら?」と心配されるほど痩せ細っていた。
それが結婚して出産を機に体型がどんどんふっくらと進化していき…今では見事なぽっちゃり体型。
ガタイの良い自分が少しでも小さく、そして可愛らしく見えるよう、お付き合いする男性も高身長で体格の良い人ばかりを自然と選んでいた。
プラス、プロレスを愛する私はレスラーのような体格の男性も好みなわけで。笑笑

そんな私が今の既婚彼と出会った時、正直なところ全くと言っていいほど性的魅力を感じなかった。
身長は176cmと高くはあるのだけれど、身体の線が細い…。
どう見ても私より体重は軽い!
手足も長くて王子様体型と言っても過言ではない。
誰が見てもスタイルが良いタイプなのだろうけれど…私から見ると自分のガタイの良さがアリアリと目立ってしまう。
小顔で首も長くて、本当に王子様体型そのもので。
初めて二人きりで食事をした時、(いやぁ…やっぱり私の求めるタイプの人じゃないしなぁ)(線が細すぎるよおぉぉ)なんて内心思っていた。笑笑
それ以前に既婚者ってとこで一線を引いていたのもあるけれど。
でも、男性にしては表情がとても豊かで、とにかく笑顔が可愛い。
身体は細いけれど、その割には手先が大きくて指も真っ直ぐで爪も綺麗。
清潔感にあふれている人。
まあ、この時点で総合的に見ても恋愛に発展するタイプではないだろうと自分の中では確信していた。

なのに!
帰りの車内で手を握られた時にビビっときてしまったのである。
女性には多いかもしれないけれど、手を握っただけで「ああ、この人とは私はダメだ…」とか「私、この人と相性良いのかも…」なんて感じることを私も出来るタイプでして。
彼の包み込むような程よい肉厚の綺麗な手で握られた時に、その短い時間だけで私はとてつもない心地よさを感じてしまった。
正直、自分でもとても驚いたのだけれども。
そのまま抱きしめられたのだけど、実は手を握られた時ほどの心地よさはなかった。
そう、身体の線が細いからなんとなーく包容感に欠けるのである。
でも、その次の瞬間に唇を奪われた時にまた大きな心地よさに包まれた。
そんな心地よさからハッと我に返り…私は咄嗟に「あーあ…ダメだよ。不倫になっちゃうよ。どうするの?不倫しちゃったことになってしまったよ…」と言葉に出してしまった。
「うん…」と彼は言いながらまた私の唇を求めてきた。
どうしよう…すごく心地よい、感じてしまう。
身体がほぐれてきて、もっともっと欲しいと求めている自分がいる。
抑えられなくなった二人はそのまま私の自宅へ行き、肌を重ねてしまった。