担任のT先生との個別面談があった。
ポン子の学校生活が垣間みられる瞬間だ。
母タンが帰宅するなり
「今日は家族会議をやらなきゃ」と言う。
先生から注意すべきことを2点指摘されたとのこと。
夕食後・・・
「それでは第3回家族会議を始めます」と母タン(議長)。
ポン子は神妙な面持ち。
先生から指摘された1番目の課題を、母タンが発表した。
「授業中におしゃべりしているそうですね
しかも、先生から何度か注意されていますね」
ポン子は苦笑いしながら「はい」
父タン「どうして、そんなことをしたんでしょうか?」
ポン子「隣の子と教科書の表紙の絵にツッコミを入れたかったから」
父タン「いつもあなたから隣の子に話しかけていますか?」
ポン子「いいえ、向こうから話しかけてくることもあります」
母タン「でも、それは周りの人に迷惑をかけるんじゃないですか?」
ポン子「はい」
母タン「そういう事は休み時間にして下さい」
ポン子「はい、約束します」
う〜ん、課題の一つ目は困った内容だな。
まさか、授業中の私語だったなんて。
先生の話によると、ポン子は勘がいいそうだ。
普通なら10回かけて覚えることを、3回位ですませてしまうとか。
それは優れている所だと思うけど、私語はいけないよ。