母タンが妊娠中、確か8カ月目くらいの頃だったと思うけど、
かなり目立つようになったお腹をなでながら。。。。
「この子は意地の悪い子みたい」
。。。。って言ったことがあります。
母タンは少々変わったところがあって、初対面の人に対して
裏表があるかどうかピンとくるらしいのです。
実際、何度かその能力で仕事上のトラブルを避けることが出来ました。
母タンは、その能力を裁きセンサーって名付けています。
その母タンが、お腹の子(ポン子)が意地悪だと言うのです。
そのことは、ポン子が生まれてから何年かは忘れていました。
ところが、ポン子が4歳頃からその兆候が現れ始めたのです。
例えば、ポン子だけ美味しいお菓子を食べている時、
母タンが「ひとつちょうだい」とおねだりしたら。。。。
「母タンは麦チョコでも食べればいいじゃない」
。。。。ポン子、母タンは確かに麦チョコが好きだけど、そりゃないよ。
5歳の頃は、あまりにも仕事が多忙なもので、ポン子に
「早く大きくなって、お手伝いしてね」と母タンが言ったところ、
「私みたいな絵が描けるの?」と返事したそうです。
ちなみに、父タン達はイラストや漫画を描くのが仕事です。
主なクライアントは法人や企業ですけどね。
つまり、ポン子は自分の絵を中心に考えているようです。
ポン子の脳内では、父タンと母タンが君を手伝う設定に
なっているんだね。
ポン子が父タン達より売れたら、いくらでも手伝いますよ!
さらに、自分の家で一番かわいいのは自分で、
二番目も自分って言っていましたので
「母タンは何番目?」と父タンが聞いたところ、
ゲタゲタ笑いながら「ゼロ番目!」だって〜!
笑い方が如何にも意地悪そうでした。
ついでに書くと、父タンは百番目で、
飼い猫のウニくんは三番目だそうです。
今のところ、たわいもなく可愛い意地悪だからいいようなものです。
問題は、これから先大きくなって、クラスメイトとかに意地悪でも
するようにならないか心配していました。
今から、叱るべきは叱っていかないと思う父タンでした。
もちろん、ほめるところは大いにほめますが
ポン子5歳の時の絵です。
「しずかに」なんて書いていますね。
イルカとか海の生き物に夢中でした。