※地味に記事改訂済みであります。
今回の記事は当ブログ一周年記念特別企画
「宇宙シリーズビルド入門」！！
レゴの歴史上初の「SFサブライン」として
ディープな人気と歴史をもつシリーズそれが「宇宙シリーズ」
海外ではいまだにレゴコミュニティや作品展示会における「花形」として
深く愛され続けている「宇宙シリーズ系作品」！！
今後自分も「宇宙シリーズ系作品ビルドにチャレンジしてみよう」
という方々の為に！！
ブログ一周年記念回もかねて、ここらでしっかり
ガッツリと解説しておきましょう！！
各公式勢力ごとにフィグ入手難易度、メカのカラーリングさらに
作成用のパーツ入手難易度を五段階評価で紹介！！
（というわけで今回はかな～り長くなります！！
一度に読もうとなさらず何日かに分けてor要点だけ読むのも手です）
はじめに言っておきたいのは「カラーリング揃え」の鬼門
「専用カラーキャノピー」は使わずとも宇宙シリーズメカは作れるという点！！
僕作でも国内外作品でもキャノピー無しメカ、ロボは多いです！！
パーツ入手難易度から考えると「宇宙船」「宇宙基地」より
キャノピーを使わず作れる「宇宙ロボ」「宇宙バイク」などの方が
初心者にはオススメであります！！
（ベース、参考にしやすい最新公式セットも数多いです！！）
また「メカ部、関節部のグレー」などはしょうがないと割り切るのも手です！！
（僕よりガチ度の高い海外ビルダーなどはそこもこだわっている方が多いですが！！）
では前置きはこのくらいにして早速いきましょう！！
・クラシックスペース(1978-1987)
・フィグ入手難易度：☆☆～☆☆☆☆☆
原初にして頂点、平和的宇宙調査集団クラシックスペース！！
レゴムービー２での実質復刻もありまた
流通量、販売期間、人気と別格のものがあるので入手難易度は
古い時代のフィグなれど宇宙シリーズ勢力でも結構カンタンな方です！！
ただ状態の良さにこだわると難度は急激にアップ
さらに色によってはとてもレアで
「全カラーコンプ」など目指そうものなら一気に修羅の道です。
（本付属の「オレンジ」と激レアフィグ同士を組み合わせて作る「グレー」が特に修羅中の修羅）
・パーツ揃え難易度：ネオクラスぺカラー☆☆☆、それ以外☆☆
クラシックスペースといえば「青グレーツートンに黄色キャノピー」に
さらに各種クリアパーツ（黄に赤や緑など）さらに黄と黒の縞々部分
といういわゆるベニー機筆頭の「ネオクラスぺカラー」のイメージが強く
揃える場合は特に黄色キャノピーが鬼門ではありますが
レゴムービー系やバットマン系セットを筆頭に最近も供給はないわけでもなく
青、グレーの乗り物パーツはニンジャゴージェイメカや
スターウォーズメカなどで常に供給はあるので難易度自体はそこそこ。
（とはいえやはり黄色キャノピー入手は簡単ではないので星は３）
さらに言うと本家クラシックスペースは実はカラーリングが多彩
（白ボディに黒の差し色青キャノピーだったり、グレーボディに緑キャノピーだったり）で
彼らに関しては「特にカラーリングにはそこまでこだわらずビルドしてよい」
部分が強いという点においても「宇宙シリーズ初心者」にオススメです！！
特に地上用の探査車やロボみたいなのはグレー一色の機体も多いので
初心者はまずは「グレーメカ」から攻めてみるのがよいかなと！！
海外勢でも最近は特にクラスぺ系オリ作品は
割とカラーリングに囚われずにビルドしている方も多い
（特にキャノピーカラー縛りが辛すぎるためか
「透明キャノピー」使用者は年々増えてる印象）ので
多少の謎カラーリングでも「俺のネオクラスぺカラーはこれなんだ！」
で通せる懐の広さがあります！！
・フューチャロン(1987-1990)
・フィグ入手難易度：☆☆☆
クラスぺの後継「宇宙シリーズ界の一般人」ポジのフューチャロン！！
クラスぺに比べるとレア度は少し高し。
青バイザーもいる分揃えるのは少し大変かつ
こちらもカラーバリエーションを揃えようとすると一気に難易度は上がります。
（レゴシティで出た「緑フューチャロン」は中々高額率高し）
これもクラスぺ同様色によって入手難易度がかなり変わります。
（黄色フューチャロンくんは割と手に入れやすい印象）
・パーツ揃え難易度：☆☆
フューチャロンカラーは基本
「白ボディに黒の差し色、青キャノピーに赤or青クリアパーツ」
となっております。（後期クラスぺとほぼ同カラーだったり）
全体的に最近でも入手しやすい色のパーツが多く
（特に「シティ系宇宙」「ニンジャゴーゼンメカ」パーツが使いやすいかと）
青キャノピーも比較的流通量多めな方なので難易度は低めな方かなと。
・ブラックトロン１ (1987-1988)
・フィグ入手難易度：☆☆☆
レゴ悪役原点にして頂点、悪のカリスマ「ブラックトロン！！」
リアルタイム世代には「ブラックスター」という呼び名でお馴染み。
流石に宇宙シリーズ知らなくても一目惚れしてしまうほどの
傑作デザインフィグだけに中古市場でも値段は高めな方。
しかし割と常に流通自体はしている印象。
実は特徴的なトルソー以外は時代問わず生産量は多いパーツなので
金に糸目さえつけなければ理論上は量産も難しくはなかったりもします。
トルソーはSW系などから用意して「俺ブラックトロン１バリエ」を作るという奥の手も…？
（この方式は他勢力でも使えて、海外勢などはよくやるスタイルです）
・パーツ揃え難易度：☆☆☆
ブラックトロン１カラーといえばハカイダー的な
「黒ボディに黄色の差し色、黄色キャノピーに赤クリアパーツ」
というスタイル…どこかで見覚えがありますね？
はい、レゴバットマンでよく使われるカラーでもあり
こちら基本高額ですがある種金に糸目をつけなければ
専用カラーパーツは入手は可能！！
フィグ本体と同じく「入手難度自体は低めながらも費用はかかる」スタイルです！
メカに使える黒パーツはニンジャゴーコールメカやSWメカなどでも定期的に補充可能！！
ただ黄色キャノピーはもちろん「差し色に使えるいい感じの黄色パーツ」も意外とレア。
（海外勢などは鬼門の「黄色キャノピー」を「黒スモークキャノピー」で代用している方も多く
黄色差し色も金色、山吹色で代用する例も多く見られます）
オリジナル宇宙メカをこの色でかっちょよく仕上げれた時の
達成感は別格のものがあります。
彼らモチーフの作品は「海外ウケ」もクラスぺと並んで特にいいですね。
（海外ウケははっきり言うとクラスぺとブラックトロンの二強です）
・スペースポリス１(1989)
・フィグ入手難易度：☆☆☆
ブラックトロンのライバル、レゴ界初の「スペースヒーロー」スペースポリス！！
トルソーと赤バイザーさえ手に入れてしまえば…といったところ。
赤バイザーはレアなれど近年の供給もなくはないので
あとはトルソーという感じ。
「流通してはいるけど値段も高め」はライバルブラックトロン１と共通。
ミニフィグシリーズの「宇宙ポリス」トルソーを使うのも手です！
・パーツ揃え難易度：☆☆☆
スペースポリス１カラーは「青黒ツートン（黒多め）に赤キャノピー＆赤クリアパーツ」
こちらも赤キャノピーさえクリアしてしまえばジェイメカなどで
割と常時手に入れやすい色でできているのですが
鬼門の「赤キャノピー」はレゴSWなどに稀に入っているくらいなので結局低くもなく…
・エムトロン(1990-1991)
・フィグ入手難易度：☆☆
平和的調査採掘勢力のMトロン！！
トルソーだけ売ってる事が妙に多いMトロン。
黄緑バイザー、黒ボンベともに時代問わず流通量多めなのもあり
比較的入手難易度自体は低い方。
・パーツ揃え難易度：☆☆
Mトロンカラーは「赤ボディに黒の差し色＋機械部グレー、キャノピークリアパーツは黄緑」
「メカメカしい部分はグレー」が公式にアリなのがポイントです。
クリアパーツ＆キャノピー以外はニンジャゴーカイメカや
消防メカマーベルメカなどで入手はしやすいのでまぁクリアパーツのみが大変
ただ黄緑は比較的流通してる方なので難度は低い方でしょうか？
・ブラックトロン２(1991-1992)
・フィグ入手難易度：☆☆
ブラックトロンの後を継ぐ者たち！！
海外名は「ブラックトロンフューチャージェネレーション」。
ライバルMトロンと同じくトルソーだけ出回ったりもしがちですが
カルト人気抜群のこちらは完品で売っていることも多いです。
ブラックトロン１より入手難度は低め。
「重装備仕様」バックパックも後のまち系宇宙で出てたのもあり意外と手に入ります。
・パーツ揃え難易度：☆☆
ブラックトロン２カラーは「黒ボディに白の差し色、黄緑キャノピー＆クリアパーツ」
入手しやすくかつメカに使えるパーツが豊富な色だけに
クリアパーツさえなんとかできれば難易度は全体的にも低めな方か！？
・スペースポリス２(1992-1993)
・フィグ入手難易度：☆☆
二代目スペースポリスは独特のカラーセンス。
（知らない人が見たらブラックトロン２よりこっちが悪者に見えると評判）
国内流通量の関係か一般隊員は妙に手に入りやすく
緑バイザーも意外と色々出ているので
複雑プリントのイメージに反して入手難易度は低め。
ただ肩飾つき＋専用トルソーの「隊長」フィグになると一気に難易度も上がります。
・パーツ揃え難易度：☆☆☆☆
スペースポリス２カラーは結構難しく
「黒グレーツートンに赤の差し色、緑キャノピー＆クリアパーツ」
旧宇宙シリーズ勢力でも特に配色バランスが難しく
スペースポリス２らしさを出すのはかなり難しいのですが
それ以上に鬼門がレアな「緑キャノピー」。
（暗黒期まちシリーズには妙に入ってたのでその世代くらいでしょうか楽なの）
彼らに関してはこれ抜きだとイメージカラーがそれらしくならないので
フィグ自体は入手簡単なれどメカに手を出すと一気に難易度が上がる曲者勢力です。
・アイスプラネット (1993-1994)
・フィグ入手難易度：☆☆☆
「氷の惑星」を調査探検する勢力！！
流通量は多いのですが専用特殊パーツが多く
これにしか使われていない顔パーツも多かったりで完全体で揃えるのは難しめ。
ちなみに大人気「前髪くん」「はやうちキッド」こと銀髪ベビーフェイスくんの
初出はこちらだったりもします。
・パーツ揃え難易度：☆☆☆
「青白ツートンに機械部は黒、オレンジクリアパーツ」のアイスプラネットメカ
パーツ揃え難易度は「ネックスナイツを買っていたかどうか」
に大きく左右されます！
特徴的なスキーパーツは当時品を使わないとそれらしさを出すのは難しいかも。
クリアオレンジは何気に四種類以上あるのでちゃんと揃えるのは大変。
（というかクリアパーツ一緒くたに仕分けてると見分けるのも困難）
青白ツートンは「イメージよりか白多め」です！！
ちなみに日本ではそうでもないですが北米エリアだと
人気面でクラスペやブラックトロンと並ぶくらいには人気がある勢力だったりします！
・スパイラス (1994-1995)
・フィグ入手難易度：☆☆
ブラックトロンに次ぐ二つ目の悪の勢力スパイラス！！
特殊ヘルメット含めて専用パーツも多いですが
国内流通量の関係かネット上でも中古屋でも
特徴的なドロイドくん含めて結構見ます。
（ヘルメットはプリント有でも無しでもOKな点がポイント）
ドロイドの方は後から「完璧な形」で揃えるのはちょいと難しめ。
・パーツ揃え難易度：☆☆
スパイラスカラーも少し曲者で「黒メインに赤の差し色」ないし「赤黒ツートン」
までは固定なのですが「キャノピーは赤でも青でも良い（多分黄緑でもいい）」
「その他クリアパーツも赤と青、さらに黄緑も」
とパーツ選択でらしさを出すのがちょっと大変。
逆に言えば手持ちパーツの中から数種類選択できる上に
入手が簡単かつメカに使えるパーツも多い色が多いので
意外に「宇宙シリーズ初心者」にオススメしやすい勢力なのかも？
（近年の既製品もスパイラスっぽいカラーなのが意外に多いのもアリ）
・エクスプローリアン(1996)
・フィグ入手難易度：☆☆
宇宙調査勢力（この肩書多いな）のエクスプローリアン。
こちらも入手難易度自体は低め。
専用パーツが多くも見えますが特殊メット含め
後のシリーズなどで息の長いフィグパーツが多いためです。
スペポ２からエクスプ辺りの勢力はネット販売関係よりも
ホ〇ーオフ的な中古屋の方が入手しやすかったりもします（地域差アリ）。
こちらもスパイラスと同じくドロイドの方が人間隊員より入手難易度高し。
・パーツ揃え難易度：☆☆
エクスプローリアンカラーはフューチャロンカラーに近く
「白メインに黒の差し色、青キャノピーに黄緑クリアパーツ」。
比較的揃えやすい色が多いですかね。
ただエクスプローリアンにまで手を出している人は
他勢力も作っている事が多いのでこの辺でパーツが枯渇しがち。
クリアパーツの「黄緑」「赤」を入れ替え可能にすることで
「エクスプローリアンとフューチャロンのコンパチ」で作る荒業も使えます！！
・デモス (1997-1998)
・フィグ入手難易度：☆☆☆☆
何故か最近界隈でアツいデモス！！（すっとぼけ）
なんでこんなに流通してねぇんだよ！？（売れなかったからだよ）
というわけで我らが「宇宙シリーズ最後の巨悪」
翻って「宇宙シリーズのラスボス」とも言えるデモス！！
メット鎧なしの「ザコデモスドロイド」
は意外と流通しているのですが
これが鎧メット付きの「上級デモス」となると入手難易度は一気に
宇宙シリーズ最高レベルに…
特にデモスファンの憧れ、高級セットにしか入っていない
黒い「ブラックデモス総司令（仮名）」
さらに日本未発売「無地黒メットデモス」のレアさたるや…
全員ヘッドやレッグまでしっかり専用パーツなので一切誤魔化しも利かないマジモンの難物。
・パーツ揃え難易度：☆☆
こんなデモスですがカラーリングは意外にも宇宙シリーズ屈指の地味さで
「グレーメイン、黒赤の差し色＋ほんの少しの青パーツに
黄緑キャノピーさらにクリアパーツは黄緑、オレンジなど」
と比較的入手しやすいカラーバランスとなっております。
フィグ入手難易度とパーツ揃え難易度のバランスはスペポ２の逆ですね。
（僕の悪癖「ブースター部分にやたらオレンジクリア入れがち」な所は
幼少期に遊んだデモスシリーズ公式セットでよく使われていた手法の影響だったりもします）
宇宙シリーズ「カラーリング統一の美学」が崩れつつある時期らしい配色で
こんな配色なのでなんならクリアパーツは緑とか混ぜても
経験上地球上の誰にもバレません！
（「ほんの少しの青パーツ」は正直無視した方がまとまりは良くなります）
「デモスプリントパーツ」自体はオレンジ多めなので
ビルドの際にはオレンジパーツや「SW系オレンジ入りプリントメカパーツ」を
織り交ぜたりすると「それっぽさ」も格段に上がります！！
ただし、例の「特殊大型円盤専用パーツ」を使わずに
UFOらしく仕上げるのは経験上かなりの難易度であるとは言っておきます…！！
ただアレを使ってしまうとどうしても似たり寄ったりなUFOになってしまうので
なんやかんや見た目通りの「宇宙シリーズ上級者向け」勢力と言えるでしょう。
なお「カルト人気だけは妙に高い」のは国外でもそうなようで
デモス系オリ作品、意外と海外ウケはいい方です。
・インセクトイズ(1998-1999)
・フィグ入手難易度：☆☆☆
見た目完全にデモス以上の悪党ですが実は
「巨大昆虫がいる惑星で昆虫擬態メカで探検する宇宙人勢力」
というとてもややこしい設定の勢力それがインセクトイズです。
カバヤレゴの存在かデモスに比べると入手は多少ラク！
ただしヨロイ装備の上級インセクトイズとなると難易度は急上昇
さらに言うと愛好家の少なさから「正しいフィグパーツの組み合わせ方」
を調べるのも困難だったりします。
（今から調べようとしても資料がほとんどなく、国内だとほぼ
公式カタログ画像かカバヤレゴ以外のネット資料がないくらいの有様でございます）
フィグの種類の多彩さも実は宇宙シリーズ屈指なのでフルコンプは至難の技。
フィグパーツはロコツにデモス似なので一度混ぜると判別も困難に…
・パーツ揃え難易度：☆☆
全旧宇宙シリーズの中でも最もとりとめのないカラーリングをしているのが彼らで
「青に黒にダークグレー、キャノピーは黄緑だったり緑だったり
クリアパーツも黄緑だったり緑だったり赤だったり青だったりオレンジだったり同様」という感じです。
あの独特の「毒々しさ」はこの多彩過ぎるカラーに支えられているようで
流石旧宇宙シリーズ最後の勢力だけあって
「カラーリング統一の美学」もへったくれもありません。
僕なんかはどうせバレないと思って紺色なんかもブチ込みがち。
（当時セットのクリアブルー羽根が紺に近い発色だったのもあり予想以上に馴染みます。）
ただ意外に流通しやすい色かつ手持ちパーツ＋他勢力ビルドでの
余りパーツから色を選択できるくらいの豊富さなので
制作パーツ集めはそこまで難しくはないでしょう。
（それ用に使える羽根パーツなんか当時より今の方が豊富ですし）
ただ「虫っぽさ」をちゃんと出すには相応の技術と虫耐性が必須。
インセクトイズ系ビルダーは国内外問わず本当に少ないので
ここに参戦すれば一気に独自の地位を築ける、かも…？
ビルドの際は「気持ちよりダークグレー多め」がらしさを出すポイントですね。
番外編
・ユニトロン(1994-1995)
・フィグ入手難易度：☆☆☆
一応本来はスパイラスのライバルの正義勢力！！
（日本だとそのポジションはほぼアイスプラネットのイメージですね）
日本未発売勢力ながら売れてた時期の「人形セット」に一応入っていたので
難易度自体はそこそこだったりします。
セット未発売故に不人気側ではあるので意外と安値で投げ売りされていることも…？
・パーツ揃え難易度：☆☆
「青グレーカラーに差し色＋機械部は黒、青キャノピーに黄緑クリアパーツ」
まぁ特別難しくはないですが他勢力とパーツをバリバリ食い合いますので
宇宙シリーズファンでもあえてユニトロン用メカを作る人は国内外あわせて少なく
インセクトイズやアイスプラネット以上に
「参戦したら即頂点に立てるジャンル」でしょう。
・ロボフォース (1997)
・フィグ入手難易度：☆☆☆☆☆
日本未発売のデモスのライバルのロボ勢力！！
（何故か悪役側だけ発売されて正義側未発売というのがちょくちょくあります）
検索してもほぼ出てこない（エクソフォースの方が出てくる）レベルの超マニアック勢力で
入手する為には海外輸入するしかなく、他では使われていない
専用カラー専用プリントパーツだらけというのもあり
入手難易度はデモスすら比較にならない最強レベル！！
・パーツ揃え難易度：☆☆☆
彼らに関してはガチで資料が国内にほとんどないので間違いもあるかと思いますが
「黒グレーツートンに黄緑オレンジクリア」と
まぁ難度的には高すぎもせず低すぎもせず！
ただキモなのがロボフォース「オレンジ組」と「黄緑組」で別れており
クリアパーツがオレンジな機体はオレンジで統一
黄緑な機体は黄緑で統一されている点です。
これはヘルメットカラーも同様ですね。
（地球上の誰が得するんだよこの情報）
こちらも参戦すれば一気にトップに立てるジャンルですが
ぶっちゃけ日本国内じゃ「変わった色のロボだね」で流されると思います！！
特に黄緑組ロボフォースメカ作っても「ブラックトロン２のパチモン」として認識されそう…
・スペースポリス３ (2009-2010)
・フィグ入手難易度：☆☆☆☆
「riskyスペースポリス」のベースとしてお馴染みですが
本家フィグは流通限定かつ国内レゴ流通量的にも厳しい時期の
販売だっただけに入手難易度はかなり高め。
「デモス以上ロボフォース未満」の入手難度といったところで
いっそスペポ３スタイルならrisky様のようにフィグは
各種警察フィグ＋宇宙テイストな自前オリフィグの方がいいかも？
（「スペースポリスにも宙域ごとに色んな部隊がいてうちのはこんなだよ」的な…）
敵役の宇宙人軍団のレアさは☆５レベル！！
・パーツ揃え難易度：☆☆
「白ボディに黒の差し色、青キャノピーに赤緑などのクリアパーツ」
と歴代スペポよりもかなりフューチャロンに近いカラーリング。
比較的最近のシリーズだけあってグレーやダークグレーもアリと
フィグ入手難易度と裏腹にそれっぽいメカ制作難度は低め。
ただこの色ならフューチャロンorエクスプローリアンメカの方がウケはいいかもしれません。
敵メカはブラックトロン１風カラーですが差し色は黄色ではなく
金色だったり紫差し色もあったりでまぁあとはriskyさんに聞け！！
・ミニフィグシリーズ宇宙フィグ（2011-2021）
・フィグ入手難易度：☆☆
ブラックトロン１モチーフの「銀河の賞金稼ぎ」「宇宙の悪者」
及びスペースポリス１モチーフの「宇宙ポリス」などが該当。
中古市場には高額ながらまぁだいたいある感じです。
・パーツ揃え難易度：☆
新勢力かつ公式メカが無い「正解が無い」方々なので難易度もへったくれもないです！！
ただ元ネタありきの「銀河の賞金稼ぎ」らはやはりブラックトロン１カラー
「宇宙ポリス」はスペースポリス１カラーメカを用意すべき感もありますが
その考えは「旧シリーズファンによる価値観の押しつけ」にもなりかねないので…
ただあえてもし僕が彼らのメカをビルドするなら
「銀河の賞金稼ぎ」は「黒に金の差し色、オレンジクリアに黒キャノピー」
「宇宙ポリス」は「紺と黒ツートン、オレンジクリアパーツ」で
「元ネタを意識しつつも最近のカラーにあえて変えてリビルド」
するスタイルにしますかねぇ？
宇宙ポリスは前述の「スペポ３」カラーも映えるでしょうし
なんなら「riskyスペースポリス」メカスタイルに挑戦するいい機会かも！？
さぁ、あなたなら彼らの愛機をどう仕上げる！？
・ネオスペース勢力（仮名）（2020-2021）
・フィグ入手難易度：☆
サイバードローン及びクリエイター月面探査車などに付属する
クラシックスペースらと同タイプのマークの新宇宙勢力！
サイバードローンのモブドロイドくん（仮名）は
最新低額セットフィグだけに入手難易度は宇宙シリーズ全体でも一番ラク！
（中古市場やランダム要素を経由しなくていいのが特にラク）
宇宙シリーズ初心者に一番オススメなのは彼かもしれませんが
「旧宇宙シリーズ」キャラとは言い難い存在だけに
ウケの方は保証できません！
ヘッドを人間フィグに変えてヘルメットなどを付けて
「オリ宇宙フィグ」作りの素材にしてもよし！！
一方「クリエイター月面探査車」付属の方は流石にレア度高いですが
トルソーレッグなどはモブドロイドくんと同型なので
彼に手持ちパーツ加えればすぐ再現できるレベルです。
・パーツ揃え難易度：☆
モブドロイドくんのサイバードローンのメインカラーは
「オレンジ、グレー、白、黒、薄ダークグレーに水色クリアパーツ、透明キャノピー」
おっさん飛行士のクリエイター月面探査車は
「白メインにオレンジ＆なんというか「トリコロール差し色」透明キャノピー」…
（新発売のクリエイター宇宙探査ロボもこのカラー）
ここで気を付けたいのが同系列フィグが入っている２セット
カラーリングが統一されていない点！！
という事を考えると…
…彼らに関してはあえて色にこだわらず「オリジナルカラーリング」の
好きな色の宇宙メカを用意してあげるのも一つの「正解」という感じがしますね！
複合的な意味で「宇宙シリーズ初心者救済フィグ」的存在に感じます！！
「新発売のクリエイター31115ロボにモブドロイドを乗せる」が初心者向け最適解かも？
パーツ集めに特定の「最新低額セット」を買うだけでいい手軽さ
ここも正に「宇宙シリーズ初心者向け」に最適と言えるのではないでしょうか！？
どうだったでしょうか今回の「宇宙シリーズ入門！！」
（キリが無い＆知識が無いので「ライフオンマーズ」「マーズミッション」
「エイリアンコンクエスト」「ギャラクシースクワッド」は割愛させていただきます！！
厳密に言うとあの辺は正当「宇宙シリーズ」と別ラインですので…）
「ブログ開設一周年記念企画」（ちょっとはやいけど）
というのもあり過去最長の記事になってしまいましたが
これから「宇宙シリーズビルドはじめてみよう」
と思っている方々に少しでも役に立てば幸いです！！
僕がレゴでこれまでやってきた事で次の世代に繋げ残せそうなもの…
と考えた結果こういった企画となりました。
レゴ活初期の僕の宇宙シリーズビルドなどはこの辺の知識が無かった分
カラーリングもひどいもの、知識資料集めにもものすごく苦労したもので…
（フィグは限りある中古資源なので入手難易度は時期によって変わります。
モブドロイドくんなどは今は☆１ですがいずれは☆５クラスになりそうで…）
初心者向けはやはり「クラシックスペース」か
「ミニフィグシリーズフィグにオリメカ」
さらに「ネオスペース勢力」でしょうねぇ！！
「新発売のクリエイター31115ロボに新スペポかモブドロイドを乗せてちょっと改造」
が宇宙シリーズ初心者向け最適解な気もします！！
ただ旧宇宙シリーズ勢でも案外「スパイラス」なども難易度は低め。
さぁあなたが好きな宇宙シリーズ勢力はどれかな！？
（結局はすきなものから挑戦していくのが一番かなと！！）
あと初心者のうちはある程度「勢力を絞って」フィグ＆パーツ集めをした方がいいです。
あまりあちこちの勢力に手を出すと
グレーパーツ、黒パーツ、そして黄緑クリアパーツなどは常時枯渇するハメになります！！
（僕はだいたい手を出してるのでほぼ全パーツ枯渇してます！）
宇宙シリーズビルドにハマりすぎると新製品セットを
「欲しい色のパーツがどれだけあるか」という目でしか見れなくなるので要注意！
また初心者のうちはレゴ活初期の僕の「スペースバロン」のように
オリジナルカラー＆オリジナル設定の「オリジナル宇宙シリーズ勢力」を
フィグ設定含めて作って遊んでしまうのが一番手軽ではあります！！
手軽というか単純に「南海オリ海賊遊び」に通じる楽しさに溢れてますので…
オリ宇宙勢力用素材としてもやはりオススメは
モブドロイドくん筆頭のネオスペース勢力とミニフィグシリーズ宇宙フィグでしょうねぇ。
または海外勢で多めな「俺スペポバリエ」「俺ブラックトロンバリエ」
のような形でフィグごと捏造してのメカ作りというのもアリといえばアリです！
（このようなスタイルだと「risky様スタイルスペポ」は
シティ系ポリスパーツからはじめられるのでオススメ度は抜群に高いです！！）
ただ国外だと顕著ですがやはり「オリ宇宙勢力」だと「旧宇宙シリーズ勢力作品」より
ウケはかなり悪くなりますのでそこはご理解した上で！！
（スペースバロンもツイ初公開時は刺さる人には結構刺さったなりに
基本的には中々のスベり具合でした！！）
また渚さんブログにおける「ブラックスターのヒゲオ」や
僕ブログにおける「インセクトイトー」や「スパイラスのサイボーグ師匠」のような
「公式勢力の範囲内オリキャラ作り」遊びも王道ながらアツい！！
では恐ろしく長くなってしまいましたが
今回はこの辺で！！
（これだけ長大な記事を書いたのと「これだけは作って発表しとかなきゃ成仏できん」
的な作品はここ数ヵ月のビルドでだいたいやりつくせた所もあるので
しばらく更新は止まるかなと思いますはい一種の集大成であります）