新型コロナ騒動真っただ中の5月1日。
新百合ケ丘のOPAという商業施設のB1に、ナナシフードサービスが食パン専門店を出店しました。
焼きたて食パン専門店「一本堂」のフランチャイズ加盟をして出店したのです。
なぜラーメン屋の七志が食パン業態を始めたのか…?
ここには私たちなりの将来を見据えた考えがあります。
ラーメン店の仕事は、飲食の中でも結構な重労働。営業時間も深夜に及ぶことが多く、体力的に大変な部分が多いです。
50代になると、「自分は何歳までこの仕事が出来るだろう?」と、体力の低下とともに不安を持つ社員も多いはず。
七志の定年は現在65歳ですが、国の政策も考えると70歳まで働けないと年金が出るまで無収入になりかねません。
70歳まで安心して働ける「食に携わる仕事」が必要でした。
その一つを食パン専門店に見出したのです。
パン屋の仕事も大変ではありますが、ラーメンのような大きな寸胴をたないだり、深夜の勤務などはありません。
その分朝が早いですけどね(笑)。
この仕事なら70歳まで出来るのでは?
そう考えてのことです。
七志で培った食材や調理へのこだわりも生かせます。
なにより美味しいパンは人を幸せにします。
食を通して多くの人を幸せにするというナナシフードサービスのミッションを、晩年のスタッフにはパン屋の仕事を通して実践して欲しい。
そんな想いで食パン専門店を始めたのです。
ナナシという会社がやるお店は、何をやっても美味しくて、気分良く楽しく利用できる。
そんなお店をもっと増やしていきたいですね。