激辛が好きな方に人気の麻辣担々麺。
七志でも人気の商品です。
口の中で火を噴くような辛さと、舌が痺れる感覚がたまらない激辛ラーメンです。
辣(ラー)はラー油の文字にも当てられるので、唐辛子の辛さをあらわしていると想像がつきます。
では、麻(マー)は何を表しているのでしょう?
麻婆豆腐は有名な四川料理です。
名前の由来は、四川に住むお婆さんが屋台で売った人気商品で、お婆さんには「あばた」があったそうです。
「麻」の文字は「あばた」を表すとのことです。
なるほど、あばたのお婆さんの豆腐で「麻婆豆腐」ですか。
しかし、「麻」の文字にはもう一つ別の意味があります。
日本では一口に言って「辛い」としていますが、中国では辛さの表現を分けています。
唐辛子の辛さの「辣」と山椒の辛さの「麻」です。
唐辛子の辛さは痛いような辛さ、山椒の辛さは痺れるような辛さです。
つまり「麻辣」というと山椒と唐辛子の両方の辛さを意味します。
中国の四川の山椒は、花椒(ホァジョウ)と言って日本のものに比べて痺れの強い辛さを持っています。
最近では「麻辣」と言う言葉を飲食店のメニューでよく見かけるようになりました。
この言葉は2種の辛さを表す意味なんですね。