麻辣担々麺(マーラータンタンメン)の麻と辣の意味 | とんこつラーメン 七志のブログ

とんこつラーメン 七志のブログ

みなさまに笑顔でお帰りいただけるラーメン店を目指して、平成9年5月8日に七志とんこつ編を神奈川県横浜市青葉区の青葉台駅近くに立ち上げました七志らーめんです。

七つの志を忘れずに究極のとんこつラーメンを日々提供しています。

激辛が好きな方に人気の麻辣担々麺。
七志でも人気の商品です。

口の中で火を噴くような辛さと、舌が痺れる感覚がたまらない激辛ラーメンです。

辣(ラー)はラー油の文字にも当てられるので、唐辛子の辛さをあらわしていると想像がつきます。

では、麻(マー)は何を表しているのでしょう?

麻婆豆腐は有名な四川料理です。
名前の由来は、四川に住むお婆さんが屋台で売った人気商品で、お婆さんには「あばた」があったそうです。
「麻」の文字は「あばた」を表すとのことです。

なるほど、あばたのお婆さんの豆腐で「麻婆豆腐」ですか。

しかし、「麻」の文字にはもう一つ別の意味があります。

日本では一口に言って「辛い」としていますが、中国では辛さの表現を分けています。
唐辛子の辛さの「辣」と山椒の辛さの「麻」です。

唐辛子の辛さは痛いような辛さ、山椒の辛さは痺れるような辛さです。

つまり「麻辣」というと山椒と唐辛子の両方の辛さを意味します。

中国の四川の山椒は、花椒(ホァジョウ)と言って日本のものに比べて痺れの強い辛さを持っています。

最近では「麻辣」と言う言葉を飲食店のメニューでよく見かけるようになりました。
この言葉は2種の辛さを表す意味なんですね。