こんにちは、むーんです。
新年に「今年はブログ更新を頑張る!」と決意しておきながら、また1ヶ月更新が途絶えていた
三日坊主ならぬ、2回更新尼のむーんです。
はい。自虐ネタはここまでにして
今日のアルバム紹介に行きたいと思います。
今日は私が最近ハマっている「久石さんのプロデュース作品」の中から1つのアルバムをご紹介します。
純名里沙「Propose」
レーベル:ポニーキャニオン
品番:MRCA10034
発売日:95/9/21
曲目:
1:プロポーズ
作詞:秋元康、作曲・編曲:久石譲
2:春の人
作詞:工藤順子、作曲・編曲:久石譲
3:素敵ひとつ
作詞:まさごろ、作曲・編曲:久石譲
4:こころ
作詞:芹口希理子、作曲・編曲:久石譲
5:見つめてみたい
作詞:渡辺なつみ、作曲・編曲:久石譲
6:愛の果て
作詞:芹口希理子、作曲:久石譲、編曲:旭純
7:めぐる季節
作詞:吉元由美、作曲:久石譲、編曲:片倉三起也(ALI PROJECT)
8:さよならの未来図
作詞:及川眠子、作曲・編曲:久石譲
9:青い鳥
作詞:工藤順子、作曲・編曲:久石譲
オススメ度:★★★☆☆
マニアック度:★★★★☆
難易度(ききやすさ):難★★★☆☆易
純名里沙さんはNHK連続テレビ小説「ぴあの」で主演
その際に音楽を久石さんが担当した関係でこのアルバムのプロデュースにつながりました。
純名里沙さんの初アルバムになります。
NHK連続テレビ小説「ぴあの」でも、主題歌「ぴあの」を歌っておられますね。
久石さんはあくまでプロデュースという立場でありながら
6,7曲目は編曲を他の方に譲ってはいるものの、他の曲は全て久石さんが作曲・編曲を担当されています。
また、久石さん自身もシンセサイザーやコーラスで参加されています。
これは、もはや久石さんのソロアルバムと言っても過言では無いですよね?
曲調は「アイドルの曲」と言った雰囲気の曲が多いので、気軽に聴くのにちょうど良いのですが
その中の端々に久石さんらしいリズムや音使いがあり、久石さんマニアも楽しめます。
ソロアルバム「MELODY Blvd.(メロディー・ブールバード)」が同じ年の発売という事もあり、近い印象でしょうか。
また、久石さんの今までの曲からアレンジされたものもあり、
4:こころ
→驚異の小宇宙人体Ⅱ「脳と心」より「Principle of Love」
6:愛の果て
→アリオンより「レスフィーナ」
7:めぐる季節
→魔女の宅急便より「めぐる季節」
と他のアルバムでは味わえない編曲を楽しめます。
特に「Principle of Love」などは私が思う久石さんの名曲の中にランクインしながらも
他のアルバムでは聴くことが無い曲で
そんな曲が歌入りという形で再び聴けるという必聴の一曲です。
原曲もヴォカリーズのドラマチックな曲ですが、
装いも新たに純名里沙さんの優しげな声で歌われるロマンスあふれる曲になっています。
曲名も原曲の驚異の小宇宙人体Ⅱ「脳と心」を意識してなのか「こころ」というのもなかなか興味を引くポイントです。
このアルバム書き下ろしの
9:青い鳥
もとても良い曲だと思います。
ゆっくりとした優しい曲で、フワッとしたメロディがとても印象的です。
シャボン玉の浮いたあったかいお風呂での至福のひと息と言った感じでしょうか。
1:プロポーズ
など作詞:秋元康、作曲・編曲:久石譲という
日本国中でヒットするために生まれたような豪華なキャスティングですし
私は流行歌にはトンと疎いのでよく分かりませんが
もう少し有名になってもおかしくないですよね。
「久石さんオリジナルアルバム」にこだわる方にも是非聴いて欲しいアルバムです。
参考記事:
ぴあのVol.1~オリジナル・サウンド・トラック~【CD紹介その39】
ぴあのVol.2~オリジナル・サウンド・トラック~【CD紹介その41】
驚異の小宇宙人体Ⅱ「脳と心」サウンドトラック【CD紹介その66】
隠れた名曲が純名里沙さんの歌声によってよみがえるアルバム。
よろしければ皆さんもぜひ一度お聞きになってみてください。
久石さんって本当にすばらしいですね。
では。
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