こんにちは、むーんです。

日に日に寒くなる今日この頃ですが

皆様はいかがお過ごしでしょうか。

私は今日は少しお出かけをしようと思います。

 

さて、千と千尋の神隠しシリーズ第3弾です。


千と千尋の神隠し~イメージアルバム~





レーベル:徳間ジャパン
品番:TKCA-72100
発売日:01/04/04

曲目:
1:あの日の川へ[3:54]
2:夜が来る[4:25]
3:神々さま[3:56]
4:油屋[3:57]
5:不思議の国の住人[3:20]
6:さみしい さみしい[3:42]
7:ソリチュード[3:50]
8:海[3:22]
9:白い竜[3:34]
10:千尋のワルツ[3:20]

オススメ度:★★★★★
マニアック度:★★☆☆☆
難易度(ききやすさ):難★★★★★易


 

千と千尋の神隠し」のイメージアルバム

となりのトトロ」「魔女の宅急便」以来、久しぶりになるヴォーカルイメージアルバムと言っても過言では無いと思います。

半分の曲に歌詞がついていて、

それぞれが「千と千尋の神隠し」の世界観をとてもよく表していると思います。

1:あの日の川へ  歌/う~み
3:神々さま  歌/おおたか静流
4:油屋  歌/上条恒彦
6:さみしい さみしい  歌/ムッシュかまやつ
9:白い竜  歌/RIKKI

 

メインテーマである

1:あの日の川へ(サントラ曲名:「あの夏へ」、木村弓シングル曲名:「いのちの名前」)

本編でラストのクライマックスで流れる

10:千尋のワルツ(サントラ曲名「ふたたび」)

などもとても印象的な曲ですが、

 

他の曲もだいぶインパクトが強めで

特に歌詞が強烈です。

たとえば「4:油屋」では

 

さっき寝たと思ったら もう仕事だ

終わったと思ったら もうはじまりだ

身体は重いぜ 気持ちはもっと重いぜ

仕事があるうちが 華なんだって

お前さん

 

婆ちゃんが言ったよ

(さっきまで娘だった婆ちゃんが)

きれいなのは若いうちだけだよって

(お前さん お前さん)

 

爺ちゃんが言ったよ

(さっきまで若かった爺ちゃんが)

残るのは人生だけさ

重くってだるい人生だけだってさ

 

上条恒彦さんの渋い重低音で歌い上げられたりしています。

映画の中の湯屋へ湯治にくる神様のお疲れの様子をとてもよく表していると思います。

 

他にも「3:神々さま」もお疲れの神様の様子がとてもよく理解できますし

カオナシ」を表している「6:さみしい さみしい」などは思わず「ふふふ…」と笑ってしまうような歌になっています。

聴いているだけでとても愉快な気分になりますが

私は仕事がとても忙しかった当時、

日曜出勤をするたびに、一人で孤独に仕事をする職場

4:油屋」を何度も聞いていたのを思い出します(笑)

 

個人的には

RIKKIさんの歌う「9:白い竜

がとても印象深く、

神秘的な月夜に、白くぼんやり光りながら静かに竜が飛ぶ…

という感じの何ともいえない不思議な気持ちになる曲だと思います。

本編ではこの曲は使われていないと思いますので、映画のみで「千と千尋の神隠し」に触れている人には

是非聞いて欲しい一曲です。

 

 

他にもサントラ盤の方でご紹介した

6番目の駅」という曲も

8:海

として収録されています。

千と千尋の神隠し~サウンドトラック~【CD紹介その53】:参照)

 

 

チェリストである近藤浩志さんとヴァイオリニストの鈴木理恵子さんの情熱的に歌い上げる

7:ソリチュード

も久石さんらしいとてもすばらしい曲ですよ。

 

 

それぞれの曲がとてもすばらしく

イメージアルバムの枠に収まらず、数あるアルバムの中でも名盤と言っても良いこのアルバム。

よろしければ皆さんもぜひ一度お聞きになってみてください。
久石さんって本当にすばらしいですね。
では。

 

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