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こんばんみ。

今日は連載が再開されたらキーキャラクターになるであろうカキンの第4王子ツェリードニヒの強さについて触れて行きましょう。

 

通称:ツェリードニヒ=ホイコーロね。

 

まずはツェリードニヒという人物から見てみましょう。

 

●ツェリードニヒ=ホイコーロ

ツェリードニヒはハンターハンターに登場する架空の国カキンの王子の1人。

ナスビ―=ホイコーロの息子の1人です。

年齢等は明かされていませんが、クラピカが探し求めていた最後の「緋の眼」を所有する人物。

人体の一部をコレクションするのが好きなのか、彼の紹介シーンでは「パイロ」の生首?と思われる描写も存在していました。

性格は冷酷無比で、自分以外の人間を屑と思い込んでいる典型的なサイコパスタイプ。

自分の所有するホテルの一室に女性を連れ込んでは殺害したり、入れ墨を入れさせてその皮膚のみを切り取って飾る事もあります。

兎に角ヤバい男だというのはこれだけでも分かりますね・・・。

暗黒大陸に渡航するブラック・ホエール号の中で行われる王位継承戦においても自分以外が王になるなどありえない、「ようやく腐ったクソゴミ共を皆殺しにできる」といった風に言い放ち、自分が王になる事は間違いないと思っていましたね。

兄弟の1人にはベンジャミンがおり、彼はナスビ―の第一子で、第1王子と呼ばれている存在。

ベンジャミンとの仲は悪いようで、お互いに殺し合う気満々です。

そんなツェリードニヒですが、念能力は知らなかったというお茶目な部分も視られます。

ベンジャミンは恐らく作中でも相当な使い手と思われる念能力者で、第2王子のカミーラも念能力者です。

ツェリードは念を知らず、念使いのベンジャミンやカミーラを相手にするつもりだったのです(笑)

カミーラは特質系の能力者で、死後に発動する異質な能力の持ち主。

自分を殺した相手の魂を抜き取り、対象を殺して自分が生き返るという、最早言った物勝ちだろと言われるレベルで凶悪な能力でした。

ツェリードはこれだけ聴くと少し間抜けでアホなキャラに聞こえますが、ツェリードの恐ろしさはその後の描写で一転します。

 

●念能力の習得が異常に速い

ブラック・ホエール号の中で念能力の存在を知ったツェリードは、当然そのワードに興味を持ちます。

そして側近のテータは念能力の使い手。

しかし、ツェリードの持つ底無しの悪意の前に畏怖してしまい、ツェリードが念を覚えるのは途轍もなく危険であると判断しました。

まず、水見式。

水が腐り、異臭を放つという変化を見せます。

特質系ですね。

異常過ぎる変化に動揺を隠せないテータ。

過去に水見式をしたキャラクターの1人には、最強クラスのネフェルピトーも居ます。

ネフェルピトーの場合は水の上の草が枯れるだけでしたが・・・

ツェリードは水は腐り、葉は跡形も無く消え去った上に異臭まで放つという凶悪ぶり。

そして、その習得スピードも常人を遥かに超える物です。

テータが「天才だ・・・」と思わず驚愕するレベルで習得のスピードが速い。

常人であれば半年以上は掛かるであろう「凝」ですが、ツェリードは半日程度でコツを掴みかける程です。

 

●守護霊獣

不気味な女性の顔をした馬型の守護霊獣を持っています。

カキンの王族は王位継承を前にすると、このように守護霊獣を身に付けさせられるようですが、ツェリードの守護霊獣は超不気味ですね。

現在判明しているこの霊獣の能力はツェリードに対して嘘を付いた場合、1段階目で肉体の一部を異形に変化させられ、2段階目で「人ではなくなる」という物。

恐らく一生ツェリードの奴隷として使い回されるハメになります。

テータはツェリードの念に対する畏れから1度嘘をついてしまったので顔の一部が既に変化してしまっています。

霊獣に次に嘘をついた場合、人間ではなくなると警告されました。

 

また、警戒能力が異常に高いようで、クラピカの能力でゴキブリを操作し、他の王子たちの身辺情報を探った際には排気口?と思われる場所を通過したゴキブリさえ通さないレベルです。

ゴキブリは食い殺されました。(笑)

 

●ツェリードのもう1体の念獣

守護霊獣と、もう1体の念獣らしき存在が既に登場しています。

しかし、守護霊獣ではない方の念獣の能力は不明です。

ツェリードが知らない内に作り出したのかも分かりませんが、こちらの能力も相当厄介な能力を持っていると見て間違いないと思われます。

腹部の円盤のような部分に666という明らかに狙っている装飾が存在する点や、腹部に穴があるので対象を束縛して縛り付けたりするタイプの能力を備えているのかもしれません。

ただし、ツェリード自身の以下の力との併用は「絶」の関係で不可能です。

 

●ツェリード本体の念能力

ツェリードは上記の2体以外に自身でその存在を解き明かした能力があります。

それは、「絶」を行う事で10秒先までの未来が見えるという物でした。

所謂「未来改変」の能力です。

この能力は少し複雑ですが、簡単に説明すると以下のようになります。

 

・発動条件は目と閉じて絶を行うこと

「絶」を行い、目を閉じる事で10秒先までの未来の世界を視る事が可能です。

そして、その未来は必ず実現されます。

なので他の人間にはツェリードが実際に見たその光景が見える訳です。

ただし、ツェリードが未来を改変した場合、1度視た光景が再現された後に改変した未来に一瞬で移り変わります。

 

作中ではこれ以上念を覚えるとヤバいと判断したテータが拳銃でツェリードの殺害を企みますが、この力で自分を殺害していたのを見ていたツェリードは銃弾を回避。

しかしテータにはそれが認識できません。

最初にツェリードが未来を見た時の光景が幻覚のように再現されています。

つまり、拳銃で死んだハズなのに、回避したツェリードが真横に立っている訳です。

余りにも不可解な事が起きた上に身体的にも疲れていたテータは意識を失ってぶっ倒れてしまいました。

現状の登場キャラクターの中に特質系の能力を持つキャラクターは意外と居ますが、未来の世界を改変するという異次元の力は存在していません。

しかも、発動条件が目を閉じて絶を行うだけであり、これを最速で出来るようになればほぼ0秒で絶~オーラ開放状態~絶~と繰り返す事で未来を見続ける事ができます。

ただし、「絶」を最速で行い、再び「絶」を解いて更に「絶」を行うという一連の動作は簡単ではありません。

ツェリードはそれすらも理解しており、それを最速で行う修行に入ってしまいました・・・。

 

恐ろしく強いな・・・。

 

こんなの出して良いの?

未来を改変するって、流石にヤバ過ぎるでしょ?

 

確かに能力は強過ぎますね・・・。

ですが、ツェリードの現状の弱点は体術でしょう。

例えこのように未来が見えて改変できても、体術に差が有り過ぎてはどうしようもありません。

少なくともクロロやヒソカ、ゼノやシルバといった一流に対していきなり勝てる可能性は低いと思います。

体術まで身に付いていた場合、作中最強になってしまいますね(笑)

メルエムですら余裕で負けてしまうでしょう。

というより、暗黒大陸編で更なるインフレが起きる事は明確なので、ツェリードのこの力の登場は致し方ない部分もあるのかもしれません。

 

今後はクラピカのラスボスになる可能性が非常に高い相手なので、連載再開後は最も注目するべきキャラクターですね!