本当にモテる聞き上手のポイント!
続きです。
本当にモテる「話の聞き方」って具体的にどんなの?
会話例を交えて解説しますね
会話例で読み解く「聞き上手」のヒミツ
例えば
彼が野球が好きで、貴女はそれほど野球に詳しくない場合。
パターン1
:野球が好きなんだよね
:どこのチームが好きなの?
:広島!
:ふーん、お気に入りの選手は?
:菊池っていう選手が守備がうまいんだよ
:(…どうしよ、わかんないわ。。ここからどう話広げていったらいいんだろう)
…なんだかいまいち弾んでいないような気がしませんか?
では続いて次のパターン!
パターン2
:野球が好きなんだよね
:そうなんだ!好きなチームはある?
:広島!
:カープファンなんだ!いつから好きなの?何かきっかけがあるの?
:兄貴がずーっと野球部で、俺も自然と野球始めたんだよね。
小学生のときに東京から広島に転校して、
なかなか友達ができなかったんだけど…
カープの試合を見てたら、
クラスの奴らと共通の話題ができて仲良くなれたんだ
この2パターンの会話
この後の話の広がり方が、違ってきそうじゃないですか?
パターン1の会話は、
女性が質問して → 男性が答える
の繰り返しで単調なのに対し
パターン2の会話は、
・彼にお兄さんがいること
・多感な時期に転校を経験していること
など、彼の内面に関わっていそうな情報も聞き出せています。
聞き上手は、「事実」ではなく「背景」に興味を持つ
上記の会話で広がり方が違うのは、なぜだと思いますか?
パターン1は
話の内容に対し「野球が好き」という事実に対し、反応しています。
そして、好きなチーム、好きな選手を聞いている。
こういう、相手の答えが
「はい、いいえ」の2択
「A or B or C」の3択
になる、回答範囲を限定した質問の仕方を
クローズドクエスチョン
といいます
この場面においてのクローズドクエスチョンは、
貴女も野球に詳しければ、話が弾むかもしれません。
でも、そうでない場合「ふーん」で終わってしまうし
そうなると相手も話していて楽しくないですよね。
※クローズドクエスチョンがいけないというわけではないです!
たとえば、「今日の晩ごはんは洋食と中華とっちがいい?」
なんて、相手の答えをある程度絞りたいときや明確にしたいときは、
クローズドクエスチョンがむしろ有効
パターン2は、
「いつから」「どんなきっかけがあったのか(なぜ、好きなのか)」
という、「彼が野球を好きになるに至った背景」を聞いています。
つまり、「野球が好き」という事実ではなく、
「彼自身」に関心を持っていることが伝わるんです。
こんな風に
回答の範囲を「はい」「いいえ」や選択肢で限定せず
相手が自由に考えて答える質問を
オープンクエスチョン
といいます
会話を広げたい
相手の人となりを知りたい
なんてときは、オープンクエスチョンのほうが使いやすいです。
彼自身のことを話してくれるので、
意中の彼の生い立ちや価値観を知るきっかけになります。
詳しくない野球の話を聞くより(笑)
貴女もずっと楽しく、関心を持って聞けるんじゃないでしょうか?
俺の話を深堀りして、興味を持ってくれる。
そんな相手には、
この子と話してると楽しいな
もっとこの子と話したいな
と思うもの。
これが、「真の聞き上手」のヒミツです。