こんばんは、ななせです♪
4月になったとはいえ、寒の戻りで何だか冬のような寒い日が続きますね…
こういった季節の変わり目は気温の変化が激しく、私も週初めから
風邪を引いてしまいました。
皆様も体調管理に気を付けましょう。
さて、今回は運転会に関する話題です。
友人と一緒に蔵前にある「レイルガーデン」へ行ってきました。
今回は山越え路線の9・10番線。
普段は都会レイアウトばかりなので、2年ぶりの走行になります。
当初は友人が入線した189系小窓編成に合わせての運転会を予定していたものの、
車番エラーの影響を受け、ようやく山越えと相成りました。
友人サイドは小窓の189系に加え、E351系や奥の方ではイタリアーノ…もとい
GUあずさ色のM52編成と長野エリアを走る布陣でスタート。
一方で当区は友人の189系に合わせ、GU編成の「あさま」を登板。
*奥の211系は別の方のもの
よくよく考えると、今回の運転会で当区が持ち込んだ車両の中では
唯一の国鉄型車両になりました。
「じゃあお前のはもういいから友人のものだけ見せてくれ」って言われそうですね
189系にEF63のサポートが入ります。
顔が出ている方はC'アンテナが付いているJR仕様の2次形。
ほぼリアルタイム購入したにもかかわらず、今回が初走行です。
当区のEF63は国鉄仕様の1次形が主力で、JR仕様が発売する前に入線したのですが
「白山」色の489系入線計画が無くなったため、かなり暇しております…
189系と並ぶ営団3000系。
一見すると何の繋がりも無いようにみえるこの組み合わせも、見方を変えると
屋代駅で長電と顔合わせしているようにも見えなくはないような…?
とはいっても、普段は「営団仕様が全て」と戯言抜かしているくせに
こういう時だけ「長電っぽく」なんてズルいですね。
さて、補助機関車が付いている方へ回ってみると…
青・茶・赤色の機関車が各特急列車をサポートしています。
当区の方は説明するまでもなく無難な組み合わせに対して、友人は末期に見られた
茶色のEF63や、EF71がサポートするキハ81「つばさ」が目を引きます。
やはり「山越え路線」という事でどうしても碓氷峠ネタになりがちですが、
友人の板谷峠ネタは良いアクセントになりますね。
という感じで、最初の2時間はお馴染みの国鉄の三大峠編でした。
じゃあもう記事終わらせていいと思うよ
さて、ここからは後半戦です。
当区サイドの車両が急に変わり、東武を中心とした私鉄ワールドへ。
誰も求めてませんよ
ホームでキハ81と並ぶDRCこと東武1720系。
こうして見ると、ブルーリボン賞をめぐる同期の因縁を感じます。
今の世代の人だとあまり実感も湧かないそうなのですが、かつては
日光方面の輸送で国鉄と東武は熾烈な争いをしていました。
東武の中にも鬼怒川方面では勾配のキツイ部分があるものの、
築堤の上を疾走するローカル線のような雰囲気が似合いますね。
一方で友人サイドは気動車が中心の後半戦となりました。
こちらは非冷房のキハ58系「いいで」・「ざおう」です。
私のような素人目には修学旅行色が混ざっている程度の感想しか出てきませんが
構成車種は多岐に渡り、床下機器を始めとした細かな部分に違いが見られるようです。
当区の方は快速列車でお馴染み東武6050系。
写真に写っているのは6178Fとその後ろは6177Fで、
現在は某展望車両に魔改造されてしまいました。
こちらは少々バカやらかしまして、つい最近までブログ友達のyam様に
塗装依頼を出していた編成です。
その節は本当にありがとうございました
キハ58系との並びは、野岩鉄道に乗り入れた6050系がその先を行く国鉄会津線と
会津高原駅(旧会津滝ノ原駅)で顔を合わせているシーンでしょうか…?
アンテナL字だし電連ついてるしそもそもそんな意味不明な話誰も聞いてないから
6050系よりも少しだけ時代を遡ります。
友人の非冷房なキハ58系にあやかり(?)、当区でも非冷房の
東武6000系が走ります。
こちらは更新の過渡期にほんのわずかな期間だけ見られた
6050系との混結編成です。
友人が持ってきたキハ26形による「みやぎの」。
上野から仙台を常磐線経由(のちに東北線経由)で結ぶ
国内初のディーゼル定期急行列車ー
…と思いきや、1両足して常磐線の準急列車である
「ときわ」として走らせてました。
私も以前より当形式を用いて「ときわ」の組成を計画していたため
今回はどんなものなのかと友人に持ってきてもらいました。
そういえばこの車両はもともと準急「日光」として
電化前の東北・日光路で活躍してしていましたね。
先述の通り、東武との輸送シェアで熾烈な戦いが繰り広げられていたので
準急列車でありながら上野~宇都宮はノンストップという特急並みの停車駅でした。
「日光形気動車」によって一度は打撃を受けた東武ですが、
それをただ黙って見ている訳がありません。
東武特急も浅草→(北千住)→下今市なので停車駅は少ないです
これに対抗したのが「白帯車」こと1700系。
57・58系で不調だった直角カルダンに替わり、平行カルダンを用いた東武初の
本格的な高性能電車で、浅草~日光2時間の壁を破ったことで知られています。
さて、運転会もいよいよ終盤に差し掛かります。
東武車両たちは次々に撤収し、続いては秩父鉄道のデキ300が牽引する
セメント列車です。
秩父セメントのホキ5700と日本セメントのタキ1900を混結していることから
両社(と他にも色々)を合併して設立した太平洋セメント時代でしょうか?
*そうするとタキ1900の方も常備駅は高麗川ではなく武州原谷になります
秩父鉄道でのセメント列車は2006年廃止なのでイマドキの方なら
「ヲキ/ヲキフの鉱石列車なのでは?」と突っ込まれそうですね…
確かに鉱石列車も定番ですが、やはり今となっては入手難度が高いですし
それ以上に地元の隅田川駅に乗り入れていたセメント列車の方が
個人的には思い入れが深かったりします。
編成は各形式8両とヨ6000の計17両で、序盤は坂を登るのに多少無理していたものの
馴れるとスムーズに走ります。
*ただしモーターが熱くなってくるので長時間運転は不向き
友人の方も優等列車群からローカル線色が濃くなってきました。
こちらは三江線を走った新旧車両たち。
特にキハ10形の前に付いているキハ01系(キユニ01形)「レールバス」との
デコボコした組み合わせは目を引きます。
一方、浜田所属のキハ120形は三江線廃止によって暇しているのか
最近では大糸線へ乗り入れたそうですね。
私達も2年前に三江線を乗り通しており、廃線となった今も
しばしばあの時の思い出が脳裏に浮かびます。
おや、田舎路線に似合わない都会チックな車両が…
当区のシメは営団9000系。
しぐれどん…
南北線も東京の地面の下ではアップダウンの激しい勾配区間を走るので
性能試運転をすべく連れてきました。
MA製モーターなので起動電圧がやや高めなところが少しだけ気になりますが、
勾配区間を軽やかにクリアしていきます。
どこへ出しても恥ずかしくない走りを見せてくれました
という事で、以上が運転会レポートでした。
序盤は定番路線だった一方、後半は思い思いなテーマを走らせたので
「山越え=碓氷ネタ」だけにならなかったのはよかったなと思います。
最近は都会を走る通勤形ばかりに目を向けているので、こういったローカル線にも
対応できるように今後もN化や積まれたキット類を完成させなければと思いました。
さて、週初めに注文しておいたインレタが届いたので
次回は皆様の予想通りの記事になるかと思います。
実際に蓋を開けると黄帯より青帯の方が前途多難だったり…
それでは今回はこの辺で。
ご観覧ありがとうございました♪