(父にとっての)教祖・優子が「不倫の常習犯」と呼ばれていることは、これまでに書いた通りですが、じゃあ、実際にどんな不倫をしていたのか?

 

そもそも彼女は、言葉を選ばずに言ってしまえば、いわゆる「ヤレるブス」です。

見た目はガガを不思議ちゃんにした感じで、実年齢よりは若く見える感じの、童顔タイプ。

決して美人ではないけどそこまでブサイクでもなく、これで股が緩ければ寄ってくる人いるだろうなーという感じ(その一人がうちの父)。

 

これは、近所で有名になっていた話なのですが、最初の不倫騒動は、彼女がまだ22、23歳くらいの頃。

当時は保険関係の仕事をしていたようで、うちの実家にも出入りしていたそうです。

のちに修羅場になった際、祖母も彼女のことはハッキリと覚えていました。

 

そして、この時の不倫相手は、10歳くらい年上の、妻子持ちの上司。

社内で関係がバレて、彼女のほうがクビになり、男性も離婚したとか。

狭い町なので、あっという間にその噂は広まったようでした。

(実際、祖母も「あの、不倫してクビになった子かい!」って言ってました……)

 

その後、優子は20代半ばで結婚したものの、4人目の子供ができてすぐに離婚。

4人目のお子さんだけほかの兄弟とは年齢が離れているらしく、どうやらこの子の父親が別の人らしい……なんて噂も立っていました。

まあ要は、彼女の浮気が原因で別れたわけです。

 

前回書いた通り、同窓会の幹事会ですら男性に色目を使い、すぐに2人で消えてしまうような人なので、こうした話にも尾ひれがついて、近隣の女性たちからは「あの人、すぐに人のモノとるらしいよ」と、後ろ指さされるようになったのでしょう。

 

おそらく、余罪もいろいろあるのでしょうが、とにかく「手癖が悪い」と、評判は良くありませんでした。

その話は当然、父の耳にも入っていました。

 

のちにクソジジイが

 

「最初から、智美とは別れるつもりはないがいいか? と承諾を得た上で付き合っていた」

 

と証言するのですが、今思えば確かに、優子からしたら暇つぶしゲームのひとつで、別れてくれる必要はなかったのかもしれません。

信者=簡単に操れる男を一人作った、それが面白かっただけかもしれません。

 

そう思わずにはいられないくらい、修羅場後の対応も手慣れていました。