父の闘病記、続きです。
前回の話はコチラ。
 
 
 

親戚が帰ってから、変わらぬリハビリの日々。

私は少し喉に違和感を覚えたため、

免疫力が下がってる父にうつさないよう、

お見舞いを控えた事もあった。

支えがなくても、1人で立てるようになったりしたが、

やはりそこは父。

すぐに病に気持ちが負け過ぎて、

重病人になり過ぎてしまっていた。

 

当時の体調・状態は、かなり悪かったが、

メンタルがマイナスへ傾き過ぎていたのは、

私も家族もまいっていた。

そのことで、時には父を叱ることもあれば、

諭すこともあった。

 

リツキマシブも2回目を迎え、

その後の血液検査でも、

数値が良くなっていた部分があった。

私も、少しずつ、家事・病院・看護のサイクルができてきて、

家にいる時間に、在宅でできる仕事をしていた。

 

 

 

 

 

 

母が仕事を終えてくるまで、

面会時間受付開始から私だけで看る。

病室に入ると、必要なものを冷蔵庫へ入れる。

1日に数十錠もの薬を飲むため、

ゼリーも使っていたため、

それらを補充。

コップや歯ブラシ、桶や吸い飲みを洗う。

テーブル除菌。

それらをやってから、その日の出来事を話す。

必要なものがあれば、その時にメモ。

手帳には文字でびっしり。付箋も貼った。

 

その後、病院からもらう書類に目を通したり、

血液検査の項目をチェックしたり、

写真での記録もしていた。

 

父は、個室と大部屋と、よく部屋が変わっていたので、

その度に、定位置にものをセットしておくのも、

私の役目だった。