父の闘病記、続きです。

前回の話はコチラ

 

 

 

 

父の病状は、一進一退だった。

 

腫瘍が大きくなり過ぎてるために、

機能していない胃腸などの内臓。

食事は相変わらず取れないので、

点滴で対応。

寝て過ごす事が多かったので、

お茶はペットボトルで飲んでいたが、

水は吸い飲みで小まめに取っていた。

便が出た時は、ベッド脇の用紙に、

時間と量・状態などが書かれていた。

チェックが入ってると、

私や母もとても安堵した。

 

 

 

 

 

 

それでも、便が出て良かった!!と思ったら、

動悸や脂汗が出ることもあれば、

リハビリをして39℃近く熱が出たりした。

その度に検査。

施設が充実してるからか、

CTなども検査室へ行かずに、

小型の機械を使って病室でできた。

リハビリも、ベッドサイドでやれるものを

やっていた。

 

足の浮腫みがひどいので、

私や母が足をさすってマッサージをしたり、

ベッドを傾けて、足の方を上げていたこともあった。

でも、すぐにそれは止められた。

血栓など詰まっているものが、

身体を巡ってしまう可能性があるからだ。

素人は知らないことだらけだと、

痛感した日々でもあった。