父の闘病記の続きです。
前回の話はコチラ
日々繰り返される血液検査。
内容はあまり芳しくなかった。
嬉しかったのが、痛みの度合い(CRP)が
少しずつ下がってきたことだった。
検査結果項目には、
平常値より”H”や”L”が目立った。
トイレも頻繁で、尿や便の回数や状態を
記載した紙が貼られるようになった。
看護師さんがチェックして、その度にそこに記載する。
様々な種類の点滴のお陰で、
入院して10日目。
初診時に14以上あったCRPは、2.601まで下がった。
※基準値は0.3以下だそうです。
その日、診療内容説明書をもらった。
【診断】ろ胞性リンパ腫 臨床病期:Ⅳ期(進行期)
非ホジキンリンパ腫 B細胞リンパ腫
年単位進行度低悪性リンパ腫
リンパ腫により、全身リンパ節腫大、
背部痛、胸水出現がある
PET、CT、レントゲン、数日前に行った、首からの生検。
血液検査などなど。様々な角度からの結果だ。
この場合の治療として、RB療法を勧められた。
RB療法は2つの薬剤を用いる療法。
4週間を1サイクルで、4~6サイクル行う。
副作用:トレアキシン
白血球減少→感染症を起こしやすくなる
赤血球現象→貧血・心不全
血小板減少→出血しやすい・止血しづらい
感染症、肝障害、腎障害、血管痛、帯状疱疹、免疫力低下など。
副作用:リツキサン
アレルギー症状(発熱・皮疹・血圧低下・呼吸困難など)
母と2人で説明を受け、
後日、同意書を、病院側へ提出した。