薬物療法を効果的に使うためには
という話について記載致しました。
精神科の薬を服薬していて、
目に見えて効いているという実感が
ある方はいますか??
私はほとんど感じないタイプです![タラー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/099.png)
![タラー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/099.png)
感じるからいいとか、
そうでないのが悪いという訳ではありませんが・・
効果を感じられないと、
飲む必要性を見出せなかったり、
なんとなく服用するというループに
陥ることもあるのではないでしょうか。
例えば、高血圧の方は、
血圧が飲まない時と比べて低くなっていれば、
効いている効果を感じられますよね![上差し](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/527.png)
![上差し](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/527.png)
効果を感じられないと、
服用しなくても普通に過ごせるのでは?
という気持ちから、
自分の判断で止めてしまう方も
いるかもしれませんよね。
きちんと飲んでいる方が多いと思いますけれど、
こういう気持ちになる方は、少なくないそうです
ではどのように
薬は効いてくれているのか?
実感しづらい部分は
どのように補ってくれているのか?
それを知るためにも、
診察で主治医と薬や症状について
質問することは
非常に有効な手段の1つなのです。
例えば、以下のようなことを聞くことは
薬物療法を行う上で重要なことです。
- 処方される薬がどのよう作用するのか
- どのような助けになるのか
- 効果がでるまでにどのくらい時間がかかるのか
- 効果を実感するのにどのくらい時間がかかるのか
- どのような副作用があるのか
- 長期間服用する際にどのような副作用が考えられるのか
- 副作用が生じた際に、自分でできる対処法はあるのか
- 薬の効果を実感できなかったら、どうすればいいのか
薬の専門家は、主治医や薬剤師ですが、
自分の体調については、
医療者には分からない部分があると思います。
お互いが、お互いの情報を
積極的に知ることは、
体調を安定させる上で大切なことだと思います。
質問をすることに慣れていなと、
難しく感じると思いますが、
一工夫すれば、ハードルは低くなるのです
次回は、診察の際にしている工夫など、
記載します。
出来る方は、ぜひ次回の診察で
質問してみてくださいね