センチな気分 | KANAKO(180cm)のアパレルブログ

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高身長女性のためのセミオーダーアパレルブランド「ATEYAKA」ブランドプロデューサーKANAKO(180cm)のブログです。
ATEYAKA情報のほか、高身長女性ならではのファッションの悩みや、コーディネートの提案などをしていきます。

春は出会いと別れの季節というけれど、

別れがあれば出会いもあるとは思うけど、

でもやっぱり、いくつになってもセンチな気分になってしまいます。


今年は、保育園が近隣で全滅して、3日後に引っ越し。
どうにか入園できることになった保育園があるという理由で、これまでに3回しか行ったことのない街に引っ越します。

今の街、気にいってたんだけどな。。
せっかく、近所にママ友もたくさんできたのに。
新居もとっても気に入ってたのに。


でも、子供ができると色々求めるものや視点も変わるもので、
ベビー用品店がなかったり、ベビー連れで行きやすいお店がなかったり、駅がバリアフリーでなかったり、小学校が遠かったり、
そして何より致命的なことに、保育園が全然足りておらず、8人枠に100人以上応募しているなどしていて、はじめから入れる気がしなかった。

なので、引っ越しを視野にいれて、保活を本格的に始めたのが去年の夏。
かなり広範囲に渡って、住環境や子育て事情も含めて調べて、出向いて、電話をした。

途中で何度嫌になったことか。。。

なぜ、可愛い我が子を預けて仕事に復帰しようとしているのに、こんな目に遭わなければならないのか?

なぜ、決して安くない(0歳だと月に8万円とかする)保育料を支払うのに、こちらには保育園を選ぶ権利もないのか?

なぜ、子供を産んだ共働き世帯は、住みたい街に住むことすら叶わないのか?

日本の借金や年金問題や、社会保障制度や経済力の維持や、、つまりは国力の維持向上のための大前提にあるはずの、出生数の維持に、国がどう考えても本気で取り組んでいないのはなぜなのか?


子供を、信頼できる保育園に預けて、仕事に戻りたい。
それだけなのに。
はっきり言って不愉快です。


でもそんなこと言っている場合ではなくて。
最後はリストの片っ端から電話した。


引っ越しまでできる人は、稀だよ。
私はそういう意味で恵まれているとも思う。

そこまでして仕事をしたいのか?と思われるかもしれない。
でも私は、そうではなくて、自分の決断ではなくて、保育園が決まらないという完全に運というか外的要因によって自分のキャリアないしは人生をねじ曲げられるのが、どうしても許せなかっただけ。


周囲には、保育園が決まらなくて育休を延長した友人が何人もいる。
そのまま決まらなければ辞める、という人も。
それで労働力や優秀な人材を失って、かつ育休中の保険金も余分に支払って、本当にばかなんじゃないかと怒りたくもなります。
「保育園落ちた日本死ね」ブログは、言葉遣いは悪いけど非常に的を得ていて、強い怒りに共感した人がたくさんいたからこそ広がったんですよね。


話が怒りの方向にそれてしまった。。。。
センチな気分だったのに。。。。。。


でもとにかく、あと数日で、この大好きなマンション、大好きな街とはお別れをして、
新しい街で新しい生活を始めるのです。

家族3人で。


娘の保育園、私の仕事と育児家事の両立、

新生活のスタート!!


次の街でもいっぱい色んなお店を開拓して、素敵なママ友みつけるぞ✨