海外旅行の日本人出国者数が12年ぶりに最高記録を更新する模様です。これまでのピークだった2000年の1781万人を超えて、なんと2012年は1850万人まで拡大する見込みとのニュースを目にしました。


いぜんにもブログで海外旅行が好調の記事UPしましたが…

相変わらず好調さは続いていましたね。グッド!


そのニュースによると大手旅行会社のJTBの調べで、今年の10月までの出国者数は1562万人で前年同期比11.3%の増加で、また年末年始の旅行人数は65.7万人で過2番目の水準となる見通しで、その行き先はヨーロッパやアメリカなどへの遠距離旅行が人気になっているようです。


その海外旅行人気を牽引しているのはシニア層で、特に団塊世代が65歳を迎えて来て、「仕事を完全に辞めるなど時間的な余裕が出ていることに加え、親の介護負担から解放されてきたことも背景にある」JTBが発表しています。


またもう一つの好調要因はやはり円高です。2012年の為替レートは最近まで1ドル=80円を割り込む高値圏で推移しています。JTBの調査によると、円高を理由に行き先を国内から海外に行きを変更したり、旅行日数の長期化、ホテルのグレードアップをした海外旅行者が約3割に達している事が判った。


そんな中で旅行会社の業績は好調で、JTBの2012年9月中間期の海外旅行部門売上高は前年同期比23.3%増となったと報道されています。


この海外旅行の好調は来年以降も続きそうだとの予測です。2013年は1900万人をうかがう高水準になるとみられている。その要因は格安航空会社(LCC)の新規就航などによる座席数の増加や運賃の低下が貢献すると見られています。


確かに格安航空会社(LCC)の就航で海外へ安価で行けるようになりましたね。


しかし、懸念材料もあります。一つは景気の先行きで旅行への支出は所得が低下した際に真っ先に削られやすい。さらに、このところの金融緩和への期待で為替が円安に傾き始めたことも海外旅行への逆風となりかねない。また14年春の消費税増税などです。


この他で、竹島や尖閣問題で下半期は落ち込んだ中国や韓国への渡航客の動向も依然として不透明で、今回の衆議院の選挙で自民党圧勝で安倍新政権誕生間違いないのですが、安部新政権となると領土問題をはじめとした日中・日韓外交について強硬な姿勢が予想されており、もし尖閣諸島周辺で紛争が起きたり、中国本土で再びデモが発生したりすれば、渡航の回復に水を差すことになります。政治は二本だけでなく中国も韓国も指導者が変わったり、今後変りますのでこの両国へ対してははますます不透明ですね。


とは言うものの…


今年は前半ですが韓国ソウルへ2回行きました。チョキ


ナナオの旅行記-ソウル夜景 ソウルタワーより江南の夜景♪


いまや行き先や内容ににより


国内旅行の方が海外旅行より高くつく場合もありますね。パー


そして…


海外旅行の場合はただただ燃油サーチャージが無くなることを祈るのみですね。