ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ) では、入場券『スタジオ・パス(1日券)』の価格改定を発表ました。同社は今年4月に入場券200円の値上げを実施したのですが、来年1月10日よりさらに200円値上げを行います。
改定後の価格は、『1ディ・スタジオ・パス』が大人(12歳以上)を6,400円から6,600円に、子ども(4~11歳)を4,300円から4,500円に、シニア(65歳以上)を5,700円から5,900円にと、それぞれ200円値上げとなります。
大人(12歳以上)1ディ・スタジオ・パス~6,600円
子供(4歳~11歳)1ディ・スタジオ・パス~4,500円
また、2日間利用できる『2デイ・スタジオ・パス』(大人)が200円値上げで11,100円、子どもも200円増の7,600円に。『障がい者向けスタジオ・パス』もそれぞれ100円ずつの値上げして大人3,300円、子ども2,200円となります。
USJでは2013年夏に大型アトラクションの新設を計画しているほか、2014年後半にはアメリカ以外で初となる人気映画シリーズ『ハリー・ポッター』の新パークをオープンする予定で、今回の価格改定はそれに向けた投資とみられます。
昨年開園10周年を迎えたUSJは、今年10月には累計入場者数が1億人突破しました。映画にちなんだアトラクションのほか、近年では『ONE PIECE』や『モンスターハンター』、『バイオハザード』などの人気漫画やゲームとのコラボレートも実施して話題となりました。
そのUSJは、今年は年末までに入場者数1000万人を超える予測です。
その好調の理由なのですが、1つは今年3月にオープンしたファミリーエリア「ユニバーサル・ワンダーランド」の集客力が大きく、テーマパーク内の小型パークと言うべきこの施設は総面積3万平方メートルもあり、スヌーピーやハローキティ、それにエルモなどセサミストリートのキャラクターが登場するアトラクションに、ショップ、レストランなど29施設がそろい、子どもから大人まで誰もが楽しめます。
これまでも、USJは「子どもを呼び込む施設の強化」を戦略として掲げてはきたのですが、初めて子どもと家族が楽しく過ごせる、本格的施設が誕生したと言っていいです。そのワンダーランドでは子どもたちの歓声が一日中響き渡り、これまでのUSJ園内にはない風景が現出しているとのニュースを目にしましたね。
またもう一つの好調の理由は、ここ数年相次いで投入した「ハロウィーン・ホラーナイト」に代表される期間限定アトラクションや、「マジカル・スターライト・パレード」、さらには絶叫系ジェットコースター「ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド」だそうです。開業当初の「映画のテーマパーク」からは離れて、かなり自由に発想された、数々のアトラクション、パレードなどの導入で効果が出ているそうです。
こうしたことにより、子どもやファミリーと並び弱点と言われた若い女性層の入園が増え、それとともに若い男性が引っ張られるように増えてきていることが挙げられています。また来園者も、関西中心に中部以西が圧倒的だったのですが、ここ最近は首都圏などからの来園者も徐々に増えつつあるようだとも報道されています。
その好調の中の値上げとなりますね。
なおライバルのテーマパークの東京ディズニーリゾート の1ディパスポートは…、東京ディズニーランド(TDR)、東京ディズニーシー(TDS)どちらかのパークを1日楽しめるチケットです。
大人(18歳以上)1ディー・パスポート6,200円
中人(12歳~17歳)1ディー・パスポート5,300円
小人(4歳~11歳)1ディー・パスポート4,100円
です。
1ディーの大人料金で両パークを比較すると400円USJが高くなりますね。
そして、そのUSJの前には…
『ハードロックカフェ・ユニバーサル・シティウォーク店』があります 笑
<ハードロックカフェ・ユニバーサル・シティウォーク>
大阪府大阪市此花区島屋6-2-61
ユニバーサル・シティウォーク大阪3、4階
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