昼間があれば、夜があり、、、
夏があれば、冬があり、、、
表があれば、裏がある。。。
このように自然界は常に二つの側面で作られています。
古代の人々は、このような自然現象をよく観察した上で、
すべての自然が2つの側面の組み合わせから成り、
その現象を「陰」と「陽」と呼び、独特の宇宙観を作り出しました。
「陰」と「陽」はちょうど反対の性質を持っているといえます。
★自然界の陰陽分類★
【陰】 地・寒・水・下・右・腹・下半身・裏・内・夜・月・血
【陽】 天・熱・火・上・左・背・上半身・表・外・昼・日・気
以上に分類したように、厳しい自然の法則に従って相対的におこなわれるものです。
しかし、ひとつのものでも見る角度によって色々な分け方ができるのです。
例えば、肉体は「気」に対して「陰」に属しますが・・・
肉体の中でも背部は腹部に対して「陽」に属します。
内臓は体表に対して「陰」に属しますが、内臓の中でも胸部(上部)の臓器である肺や心臓は
腹部の臓器に対して「陽」に属します。
このように比較する対象に従ってそれぞれ具体的な「陰」「陽」の属性を示します。
色々な方面から陰陽を見ていくと「陰」の中に「陽」があり、「陽」の中に「陰」があるという考え方が出来ます
東洋医学の中に深く浸透している「陰陽」の考え方は
「陰」は物質的な意味を持ち、身体自体やその滋養成分を意味する言葉として使用されています
「陽」は機能的な意味を持ち、臓器の働きや動く能力などを意味する言葉として使用されています
身体の各機能を正しく動かすために、滋養成分や臓器がありますが
これだけあっても「気」がなければ、臓器は動いてくれません。。。。
「陰」と「陽」は密接に関係しあって、お互いに欠かせないものであり、
身体の「陰」を滋養し一定の規則で動かすためには「陽」が必要で、
「陽」を正しく活動させるためには「陰」が必要です(・∀・)
ざっくり説明すると・・・
陰陽は正反対の特徴を持っていて、お互いに依存&協力しあいながらバランスをとっています
過汗・出血・不摂生などの理由で「陰」が虚弱になると「陽」の力で回復は可能ですが
長期になると「陽」も虚弱になっていき、「陰」の回復が難しくなってバランスが崩れていきます。
これを「陰虚」といい、肌が荒れたり、目が乾くなどの症状が現れたりします。。。
又
過汗・不摂生などの理由で「陽」が虚弱になると「陽虚」となり、体が冷えてきます。
「陰」または「陽」の一方だけが極端に虚弱になると「陰」「陽」を結ぶ力がなくなり
「残陽」が身体から離れて人は死に至ります。。。
陰と陽がお互いにしっかりと結ばれていなければならないことが理解できたと思います。
病気が「陰性」であるか「陽性」であるかを知ることが出来れば、
それと反対の性質を持つ食べ物や薬を服用してそのバランスを取り戻していくのが基本的な考え方となります
陰陽は日頃から絶えずそのバランスを変化させています。
その変化している陰陽を正しい生活習慣でそのバランスを回復できるように努力していくことが大切ですvv
