観たい映画がありすぎて、読みたい本もありすぎて
さらいたい曲も行きたい場所もありすぎて大変。
そのなかでも、この映画は
音楽をやっている人ならば誰でも
音楽をやっている人のみならず、必聴なのではないでしょうか。
とにかく、流れてくる音が、この世のものとは思えないうつくしさ。
師匠の妹さんピアニストの大木裕子さんや、
友人が、Seymourさんに師事されていたりして
お人柄、振付によるピアノレッスンなど、惹かれるものが多く
著書やyoutubeを愛用していて親しみがあったのですが
ほぼ、彼の語りとピアノを追いかけているドキュメンタリー
とても良かったです。
私がもっとも心に残ったことばは、
「宗教が嫌いなのは、自分の外に、答えを見つけようとするからだ。
すべての答えは自分のなかにある。
私は孤独を愛する。いつも心に湧き上がってくる言葉を、
その都度整理していく必要があるからね。
(
私はこればっかりやっていて、浮世の作業がおろそかに、、、爆)
古代から天文学、数学、幾何学と同じように言われているように、
音楽を柱として考えたら、答えが見える。」
ということ。
そして、戦争体験もなさっているバーンスタイン氏。
私がなぜだか今ハマっていて、夜なべして(笑)著書を読み漁っている
東山魁夷や川端康成、サンテグジュペリも含め、
感受性豊かな世の芸術家たちが、どれだけ、戦争の影響を受けたか。
そんな体験をした後では、どれだけモーツァルトが天国的に響くかと思ったり。
この世の陰と陽、狂喜と歓喜、極限の精神状態、生と死。
日本は平和でなんともありがたい時代だけれど
この方たちの次に、伝え、繋がっていくには??
コントラストのなくなった現代。考えさせられます。
そして、舞台でのひとりぼっちでの戦いがいかに精神的に過酷なものか、
すべての演奏家が直面する、いくつかの問題に触れていて
そうそう!!!
と、ほっとしたり、納得したり。
ノーマン先生よりお年も上?!
なんだかもはや、神々しいお顔なんですよねぇ。
拝聴できて本当によかった。
生で演奏も聴いてみたいです(><)
映画の前に、師匠のお墓参り。
13時に到着すると、お寺の前に警官ずらり、救急車と消防車、黒ぴかの車ずらり、フジテレビTBSずらりで何かと思ったら、10時から三笠宮さまの斂葬の儀だったとのことで!
一瞬で切れてしまったけど、空に龍のような雲が現れ。
すぐ脇にある、私がこの世で一番おいしい
と思っているうどん屋さんで
冷やしきつね。 変わらない美味しさ!で、650円。唸っちゃう。
先日は、先生の没後10周年の会にも参加させて頂きました。
お宝ざくざくの記念誌とCDを頂いてしまって、感動でした。
終わることなく導いて下さる存在、ありがたいことです。
最後に、お天気のすぐれない日が相変わらず多いですが
空フェチとしましては、合間をぬって光差すきれいな空をば![]()
この日もたくさんの龍!?
今年の秋はどこへ行ってしまったの?!状態でしたが
雲は裏切りませんね!
















