この日曜日、ウィーンにて、
なんとありがたいことに、父の日のコンサートで
ソロで演奏する機会をいただきました!




歴史あるベーゼンドルファーのピアノは
音域によっても音色が全然違う。



オーストリア=ハンガリー帝国時代の楽器です。(369台目?!)
なんと共和制になる前の帝国時代の双頭の鷲の紋章が。
初めて見ました(><)






リハーサル。







ベートーヴェンが住んでいたこの地域。
グリンツィングの交差点、道路を挟んで、
向かいには、ベートーヴェンが耳が聴こえないと気付いた鐘を携える教会が。




演奏している目先に窓があって、




弾きながら、ずっと、この鐘の塔を見ていました。




鐘の音につつまれて会場に向かい、
ベートーヴェンが吸っていたであろう風を感じる。

現代とは違うアクションのピアノで
これに近い音色で作ったであろう音楽に思いを馳せる。


ソロのコンサートは苦手だし、(笑)
途中、冷房なしのあまりの熱さに
滝のような汗が止まらなくなり、一瞬意識が朦朧としたりしましたがおばけ。
あまり緊張もせず、準備も本番も全力でできて、とても楽しかったです。


日本でいくら練習しても得られないイマジネーションをたくさん頂いて
格別な経験となりました怒



去年、ちょっと譜めくりついでに弾かせていただいたのを聴いただけで
私にまでこんな機会を作るためにご尽力くださった
Norman門下の先輩ピアニスト、朝子さんには
感謝してもしきれません。


朝子さんが紹介もしてくださったり。








高級シニアレジデンスだったので、
3時半だし、お昼寝なさるだろうな(笑)と思っていたのですが、
そんなこともなく。。
普通のコンサート?!というくらい皆さんよく聴いて下さって
一曲終わるごとにブラボーや感想を叫んでおられて(笑)
反応がストレートで勇気づけられました。


「このピアノがこんなに良い音がするなんて。
こんなに幸せな時間はなかったわ。
あなたは心を開いて魂をみせてくれた。
すぐにまた来て弾いてね。
これだけ準備するのがどれだけ大変だったか、
私たちはよくわかるわよ。」

などと、興奮して口々に言って下さり、
あたたかかった~~(TT)




しかも、ちゃんとしっかりお手当まで頂いてしまって。
こんな、演奏でお仕事までさせていただけるなんて。


国立音大の試験期間でお忙しいのに
アレンジから、当日まで付き合って下さった朝子さん、
本当にありがとうございました!!



朝は雨が降っていたけれど、終る頃には光が。




美しい中庭でメランジェを飲みながら
朝子さんと濃ゆい濃ゆい話をしばらくして、



ホッとして、裏のホイリゲへ。笑

朝子さんが下さったお花にと、お店の方が花瓶をくださいました。
親切!











なんとも幸せで、忘れられない体験だったけれど、
ちょっと放心で肩甲骨の内側が痛いです。笑