生きるために必要なものは、
お金でも時間でもなく、最終的には「自信」であると
誰かが言っていたのですが
ここにきて、それは非常~に核心をついているなぁと思います。
仕事もしていない、自分は何者なのかを探しているような状態で存在しているとき、
周りや、色々な刺激に内面が振り回されて
地に足がついていないような精神状態になりました。
自分は自分、ということがいかに大事か。
リサイタルなどの直前、
もっと言えばレッスンに行く直前なども、
決まって、「やめておけばよかった!あーもう、すべてを捨てて逃げ出したい」
と思います。
でも結局、やるっきゃない。
ベストを尽くすほかに方法はないのだと腹をくくって
また音楽と地道に向き合う。
もう、すべて、「つべこべ言わずに、やるしかない!」
ここに行き着く。
自分のペースで
自分を信じて、やるしかないのです。
でもこれを繰り返していけば、歳をとった時
きっと違う風景が見えるはず。
音楽をやっていて、いいなぁと思うのは、
歳をとるにつれて、できないことが増えていき
どうしようもない悲壮感に襲われることもあると思うのですが、
音楽は、できなくなるんじゃない。
そこには、積み重ねてきた内面の豊かさが必ず、形となって出てくる、
これは、若いうちにはどんなに努力しても表現できるものではありません。
シェトラー先生に限らず、80歳を超えて嬉々としておられる方々のエネルギーは
細かい所どうこうではない、豊かな音楽や、それに代わる何かと共に、いまだ進化し続けている、
そしてそれを共有できるということの喜びから来ているのではないかな、と感じました。
久々に、受験生のような生活をして
今日のレッスンでバッハの出だしをどう弾こうか、一晩考えあぐねた結果、
そんなことを思う今日この頃です。笑