今日の日記は、後半とっても長いので、要注意
（いつものことですが。）
今日は、親子コンサートのリハーサル＆発表会にむけての生徒さんレッスンをしました。
おかげさまで、コンサートは午前午後の部とも完売しております
嬉しいなぁ。。
お問い合わせいただいた方、
行けるかも、どちらかわからないかも、、な方の分は、お取り置きさせていただいてます。
若干のキャンセルは出るかもしれませんが、
今のところ当日券の予定はございません。
ありがとうございます
先週末は、嵐の前の静けさな、おうちご飯タイムでした。
海の幸がなんともリーズナブルなのが逗子のよいところ。
牡蠣のバターしょうゆ焼きと
エビがあまりに立派で、お頭をお味噌汁に
完熟で半額の100円になってたパパイヤも、おいしかった～
気分はハワイ
昨日は、オーディションの伴奏に行き、
帰りに、鶴見のサルビアホールに
かねてから気になって仕方がなかった、
古武術の甲野善紀さんがいらして、
音楽家のための身体技法の講座をされるというのを見つけ、
ワタクシ、飛んでいきました
以前、ちらっと何かで見て、
そのありえない動きに釘付けになってしまった甲野さん。
ついに！
甲野氏は、昔の武術を独学で研究し、
剣術、手裏剣をはじめ、
独自の身体技法を身に着けて
スポーツ選手や、ダンス、介護、ありとあらゆる分野から注目されている武術家です。
音楽にも深く使えそうだな～、と思っていたら、
やはり演奏家からのリクエストで、音楽講座までされていたのです。
うねり、ため、ふんばりなど、
ありとあらゆる無駄な動きを排除し、
もっともっと、人間の体自体が持っている不思議な力を楽に利用して、
最大限の力を発揮する、という身体技法。
その動きは、もう本当に目にも止まらぬ早業で、
何もしていないように見えるのに、
オリンピック選手でも歯が立ちません。
ぜひこちらの爆笑学問をご覧ください
（接続までしばらく時間がかかるみたいです）
わたしも、何かで知って、
重いものをスッと持ち上げる方法、
人のいない長い道のりを倍速で歩く方法、
などは、ひそかに良く活用させてもらっているんです
だって、本当にラクですごいんだもの～！
使わないテはありません。笑
昨日も、個人指導を受けたい方！のお声に
ずうずうしく手をあげて、
ピアノを弾く時の体のうねりを解除していただきました。
先生が肘の位置をちょこっと矯正しただけで、
ピアノと体幹との距離感が、吸い付くようになったのがわかりました
すぐにはできないけれど、
やはり目からウロコ、納得の身体技法でした。
とりあえず、彼のとなりに座るだけで、
不思議と重心がさがって、良い音出そうな気分になります（笑）
ギター、オーボエ、ヴァイオリン、チェロ、
さまざまな楽器の方がアドバイスをいただきましたが、
先生が自ら指揮棒をふりあげたり、
ギターを構えるだけで
自然すぎて、うつくしすぎて、見とれてしまいました。
もちろん、楽器はなさらないはずですが、美しい。
からだの動きが、こんなに楽器のシンクロするんだな～という感じ。
驚きと共にとても納得したのは、
ピアノでフォルティッシモ（大きな音）を一音鳴らしていただいた時の姿勢が、
私の目指す、亡き恩師の姿勢とまったく同じだったことです。
その時の背中の筋肉の動きを
ばさっと上着を脱いで見せてくださった
のですが、
もう、生き物のように自由自在に動く背中。。
肩甲骨の可動範囲の広いこと広いこと。
筋肉ひとつひとつが全て別々に動いているようでした。
他にも、あがらないようにする方法、
歌手の人には、高い声がすかっとでる方法なども。
それらは、本当にほんのちょっとした指の動かし方だったり
足の位置だったりするのですが、
「ちょっとしたことで、こんなにも世界が違って見えことがあるのだということ」
「いかに、既成の概念にとらわれず、発想を自由にしていくか」
とおっしゃる先生の意味が、よくわかりました。
ギター奏者の方のお悩み相談シーンで、
先生自らギターを構え、
「こちらと、、、こちらを向くのとでは、別世界ですね。。」
と呟かれたり、
受講した奏者の方が、
「客観的に自分を見られるようになった気がします」
と言ってらしたのが、印象的でした。
「便利になった現代は、体に関しては石器時代」
最近は、何でも機械に頼れるようになって、
カラダの能力が眠ってしまった、というのです。
人の体って、おもしろい
魔法みたいな瞬間移動、私もできるようになりたいです
明日はみなとみらいホールで本番です。
聴こえ方、ちょっとかわるかな～
その前に練習じゃあ～