駅への道、
ふと空を見上げたら、
秋らしい雲が広がっていました
いつもより、秋の訪れがありがたく感じるのは
私だけでしょうか。
火曜日に、
青柳いづみこさん×クリストフ・ジョヴィアネッティさんの
DUOを聴きに行きました。
ずっと気になっていた青柳さんの
完全にフランス語な、魔法のように素敵なピアノ
ジョヴィアネッティさんのヴァイオリンも、
聴いたことのないような良い音で。
馥郁として、洒脱で
何かしてやろう、というような感じが
ちっともなくて。
プーランク、フォーレなども
夢中になって聴いてしまいましたが、
アンコールで、震災のことを想って演奏された、
ラヴェルのKaddish (祈祷の意)
ヴァイオリンの音色に全身がゆるむのを感じて
最初から最後まで涙がとまらなくなりました
こんなこと初めて。
聴いたことのない曲でしたが
前世で大切なひとを亡くした時に聴いた曲なのかも、、
というような、
遠い記憶とつながった感じがしました。
涙を拭く間もなく
つづいて青柳さんが
ドビュッシーの「沈める寺」を


これは私が最も好きな曲で、
はるか昔に水に沈んだ寺院が
長い年月をかけてまた姿を現すという伝説から
生まれた曲ですが、
その伝説と、日本の復興への祈りを
掛け合わせたような思いが感じられ。。。
じ~ん。
ダメ押しに、
私の亡き師匠が最期のコンサートで演奏し
譜めくりさせていただいた
ベートーヴェンのスプリングソナタを演奏されました。
というわけで、
その夢のような音色と、
個人的にものすごく感情移入してしまう選曲で
すっかり浄化されて帰ってきた夜でございました


強膜炎というのになって、
せっせと点眼していたのに治らなかった目の痛みも
終演後、眼薬は流れおちましたが
すっかり治ってしまいました。フシギ

ただいま我が家は
先日コンサートでいただいたユリの香りでいっぱいです
お昼にだして下さったお弁当。
おかずがおいしかった~
って、やっぱり最後は
食べ物の話なんですけれども (笑) 

あ~、こういい季節になってくると、
おむすびを山ほど作って冷凍したい。(なぜ?!)
そしてピクニックに行きたいです。
できれば運動会にも参加したいところ。
地元のに行っちゃおうかしら
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