Alembic distillate bass | なななのなのブログ

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検索したら他のサイトでもヒットしますが、ご参考にどうぞ。

81年製 ディスティレイト。発売当時はアレンビック日本普及版のエントリーモデルとして流通していたようですね。
石橋楽器の中古で新品同様の個体に出会い、高めの価格設定でしたが購入。小さな打痕2点以外はフレットもほぼ満点のミントコンディションでした。

アレンビックはとにかく、憧れのブランドな訳です。ベースを志すものとして、いつかはハイエンドを所有したいと思っていました。プレベ、ジャズベに行かずに、私がハイエンドとしてまず連想したのは、アレンビックなのです。なぜ?それは敬愛するジョン・エントウィッスルも愛用していたブランドであり、グレイフルデッドのトレードマークであり… 今時、スペックや機能的に見て、優れたブランドは数あれど、ジャンルの垣根を越えて愛される、歴史のあるブランドの一つです。これほどアイコニックな存在はないと思うんですよね。ロゴもかっこいいし…
フュージョン系技巧派が手にするイメージが定着してますけど、エントウィッスル、クリフバートンも晩年に手にしいた、という点でもロック系のプレイヤーがもっと使用しても良いのではないかと思うんですけどね。

スタジオなど、月イチ行くか行かんか程度ですので音云々の詳細には語れませんが、ジャズべ系でもプレべ系でもなく、アレンビックの音がでます。
今参加しているバンド(標準的なGt、Dm、Baの楽器隊)で、以前はメンバーの要望で、メンバー所有のフェンダージャパンのフレットレスのジャズベを弾いていたのですが、ディスティレイトにかえたところ、音の抜けは驚異的でした。アクティブとパッシブのパワーの差もあるとはいえ、個体のポテンシャルの高さは半端なく、フレーズは丸ぎこえ!ミスは以前よりも許されません。
演奏するジャンルや編成にもよるでしょうが、特有の輪郭のくっきりした澄んだサウンドは、埋もれませんね。
サーキットに関して、3つのスイッチと1ヴォリューム1トーンです。
上からハイパスオン/オフ、ローカットオン/オフ、トーンフィルターは、そのままの機能です。
トーンフィルターは、アレンビック特有のワウと同じほどの可変幅で、この1PUのモデルであっても十分な音色がフォローできますね。意外と。
中高音強調でスラップ、ローをオンにすればいわゆるプレベ/SGベース系のトーンしぼってポックリやるのに適しているわけです。他のアレンビックを弾き込んでないので比較できないですけど、もうこれに文句つけようないです。

硬くて真っ直ぐなネックは超ローアクションで、作られてから30年以上経ってもこの状態はご立派。軽いタッチも確実に音色が出るので楽に弾けます。よく言われるヘッド落ちは、右腕でバランスをとり対処してます。ノータッチの状態でバランスとれるようなタイプの楽器ではないのですが、何というか、ベースをかまえた時に、弾く姿勢をとった時、違和感なく演奏できます。当然ですけどね…

見てよし、弾いてよしの文句のない一本です。アレンビックではエピックやエクセルが中古では同価格帯ですけど、私はこのでかいヘッドが好きなので断然こっちです。このでかい頭が好きな方もいるのでは?
ヘッド落ち対策で、最近のモデルはヘッドがシュッとしてますよね?あれって何かそそらんのですよ。スタクラ系上位モデルは今でもデカヘッドですけど、価格的に手が出ないですね。

アレンビックの情報をあさってネットを見ていると、SSBやらマークキングモデルを何本も所有してる方がいらっしゃいますが、一体どんな仕事をしてるんでしょうね?一本100万はしますけど…   趣味の楽器にそれだけつぎ込めるってことは、お医者さんとか、サラリーマンでもエリートなんでしょうか?スタジオミュージシャンの仕事道具?なんでそんなに何本も持てるんですか?ガチのアレンビックオーナーのかたメッセージ下さい!

話しそれましたが、豆知識を最後に一つ。
ネック調整のため、1/4インチレンチを購入。溝が狭いので煙草のパイプみたいな形のやつは入らないです。いわゆるU字O字型の工具っぽいやつを選びましょう。