持っているのを幸せに思う。
植田まさしの代・代表作「コボちゃん」。
現・芳文社が刊行している「コボちゃん」だが、元はといえば蒼鷹社刊。
奥付の発行者に「植松晴子」と記されているから、きっと植田さんの奥さん、
はたまたお母さん、或いはお姉さんなのだろう。芳文社に移行するまで、
「植松百合子」が発行者となったりもしている。
定価は何と380円!
消費税など夢にも思わぬ時代の頃だ。
昭和62年3月10日 第25刷発行とも記される。
いつ買ったのは覚えていないが、逆算するとバブル爆発寸前の頃、
どうやら購入したようだ。
今のと比べ、登場人物全員、体に対して顔部分が大きい。
何となく目鼻も単純に描かれている。
幼稚園では、既に憧れのハナコちゃんにポーッとなり、サトシくん
もぉ友達として登場。親友のシゲルくんを思わせる子は出ているが、
名前はまだない。のぼるくんというお友達もいたようだ。
昭和57年当時の5歳児=昭和52年生まれ。
おおっ!歌舞伎役者の海老蔵や、歌手の浜崎あゆみと同じ年齢では
あるまいか!
あれから40年。
世の中色々変わりましたなぁ。
単行本表紙。カバーの色は山吹だが、コボちゃんが着ているシャツは赤い色。
黄色が好きなコボちゃんだけど、赤い色も同じぐらいに好きなのだろう。