最初は「14歳からの哲学」だったと思う。
「これぐらいの年齢になったら、考えましょう」
「大人に頼らず、自分自身で思いましょう。答えを導き出しましょう」
昔から、その手の本。
自己啓発を目的とするような(この手の本を読む人は、わたしは苦手)
本はあったけど、あのねぇ。
14、5歳とか、17、8歳で「人生」だの「哲学」を上から目線で
書いた本を読んだって、実践できます?意味わかります?
高校生に「50歳になった時の、自分を想像しろ」って言っても無理でしょう?
たまには思うだろうけど、あまりに遠すぎ、現実味がない。
それ以上に日々の色々があり過ぎて、重んじられないんですよね。
わたしだってそうでしたよ。
「適所適材」
4文字熟語にあるように「適切年齢」。
そういう時期が来たら、教える。考えさせる。或いは学ばせる。
自然と方向性を持ってゆく、っていうのが今、ないんじゃないの?
適当な年齢が来たら、で大方はいいと思うのよね。
んが「幼稚園からでは、遅すぎる」
故・井深大さんんの本の題名を、高度経済成長期以降の親は、固く信じて
疑わない?イッツ・ア・ソニー。
流石、ソニーの創業者。